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第1話 - ep 0 プロローグ

2025年08月01日

#skibidi toilet

#ブルーアーカイブ

プランジャー先生

？？？

私の…ミスでした。

？？？

私の選択、それによって招かれたこの状況……。

？？？

結局……。

？？？

この結果にたどり着いて、初めてあなたのほうが正しかったことを悟るだなんて……。

？？？

…今更、図々しいですが。

？？？

お願いします。

？？？

プランジャー...先生…。

？？？

きっと、彼によって…。

？？？

この話はきっと忘れてしまうでしょうが…それでもかまいません。

？？？

もし仮に、思い出せなくても、おそらく、あなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから。

？？？

ですから...大事なのは経験ではなく、選択。

？？？

あなたにしかできない選択...そして、その数々。

？？？

責任を負う者について、話したことがありましたね。

？？？

あの時の私にはわかりませんでしたが……。

？？？

今なら理解できます。

？？？

大人としての、責務と義務。

？？？

そしてその延長線上にあった、あなたの選択。

？？？

それを意味する心延えも…。

？？？

……。

？？？

ですから、先生…。

？？？

私が信じられる大人である、あなたなら…。

？？？

この、捻じれて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を……。

？？？

そこへとつながる選択肢は…きっと見つかるはずです……。

？？？

だから先生、どうか……。

鈍い声

……い。

鈍い声

……先生、起きてください。

鈍い声

先生！！！

プランジャーマン

……

？？？

……。

プランジャーマン

……？

？？？

少々待っていてくださいと言いましたのに、お疲れだったみたいですね。

？？？

なかなか起きないほど熟睡されるとは……。

？？？

夢でも、見られていたようですね。

？？？

ちゃんと目を覚まして、集中してください。

？？？

もう一度、あらためて今の状況をお伝えします。

リン

私は七神（なながみ）リン、学園都市「キヴォトス」の連邦生徒会所属の幹部です。

リン

そして、あなたはおそらく、私たちが呼び出した先生……のようですが。

リン

…あぁ、推測形でお話したのは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです。

リン

……。

プランジャーマン

……？？？

リン

混乱されてますよね、わかります。

リン

こんな状況になってしまったこと、遺憾に思います。

リン

でも、今はとりあえず、私についてきてください。

リン

どうしても、先生にやっていただかないといけないことがあります。

リン

……。

リン

学園都市の命運をかけた大事なこと……ということにしておきましょう。

リンが歩いてゆく…

プランジャーマン

（ついてゆく）

ウイィィィィィンー

リン

「キヴォトス」へようこそ、先生

リン

キヴォトスは数千の学園が集まってできている巨大な学園都市です。

リン

これから、先生が働くところでもあります。

リン

きっと、先生がいらっしゃったところとはいろいろなところが違っていて、最初は慣れるのに苦労するかもしれませんが……。

リン

でも先生なら、それほど心配しなくてもいいでしょう。

リン

あの連邦生徒会長と、「彼」がお選びになった方ですからね

リン

……それは、後でゆっくり説明することにして。

ウィィィィィィン…チン！

エレベーターが到着したようだ

レセプションルームにて…

ざわざわ……

ユウカ

ちょっと待って！代行！見つけた…！待ってたわよ！連邦生徒会長を呼んできて！

ユウカ

……うん？隣の…人…？機械…？の方は？

ハスミ

首席行政官。お待ちしておりました。

チナツ

連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長が、今の状況について納得のいく回答を要求されています

リン

あぁ……面倒な人たちに捕まってしまいましたね。

リン

こんにちは、各学園からわざわざここまで訪問してくださった生徒会、風紀委員会、そのほかの時間を持て余してる皆さん。

プランジャーマン

（煽りと思ったのはだまっておこう…）

リン

こんな暇ｓ……ゴホン……大事な方々がここを訪ねてきた理由は、よくわかっています

プランジャーマン

（やっぱ煽ってるよね…？？？）

リン

今、学園都市に起きてる混乱の責任を問うために……でしょう？

ユウカ

そこまでわかってるなら何とかしなさいよ！連邦生徒会なんでしょ！！！

ユウカ

数千の学園自治区が混乱に陥ってるのよ！この前なんか、うちの学校の風力発電がシャットダウンしたんだから！！！

プランジャーマン

（…なんで？）

チナツ

連邦矯正局で停学中の生徒たちについて、一部が脱走したという情報も出ています。

スズミ

スケバンのような不良たちが、登校中のうちの生徒たちを襲う頻度も、急激に高くなりました。

スズミ

治安の維持が難しくなってます。

ハスミ

戦車やヘリコプターなど、出所のわからない武器の不法流通も2000％以上増加しました。

プランジャーマン

（…2000％……か…え？2000％！？！？！？）

ハスミ

これでは正常な学園生活に支障が生じてしまいます。

リン

……。

ユウカ

こんな状況で連邦生徒会長は何をしているの？どうして何週間も姿を見せないの？今すぐ会わせて！

リン

……。

リン

連邦生徒会長は今、お席にいません。

リン

正直に言いますと、行方不明になりました。

ユウカ

……え！？

チナツ

……！！

ハスミ

やはりあの噂は……。

リン

結論から言うと「サンクトゥムタワー」の最終管理者がいなくなったため、今の連邦生徒会は行政制御権を失った状態です。

リン

認証を迂回できる方法を探していましたが……先ほどまで、そのような方法は見つかっていませんでした。

ハスミ

それでは、今は方法があるということですか、首席行政官？

リン

この先生こそが、フィクサーになってくれるはずです。

ユウカ

！？

チナツ

！

ハスミ

この方が？

ユウカ

ちょっと待って。そういえばこの先生……？は一体どなた？どうしてここにいるの？

チナツ

キヴォトスではないところから来た方のようですが……先生だったのですね。

リン

はい、こちらのプランジャーマン、もといプランジャー先生はこれからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長と「彼」が特別に指名した人物です。

ユウカ

行方不明になった連邦生徒会長が指名……？そして「彼」…？ますますこんがらがってきたじゃないの……。

プランジャーマン

やぁ、どうも、私はプランジャーマン、良ければプランジャー先生って呼んでね。

ユウカ

こ、こんにちわ、先生。私はミレニアムサイエンススクールの……

ユウカ

い、いや、挨拶は今はどうでもよくて……！

リン

そのうるさい方は気にしなくていいです。続けますと…

ユウカ

誰がうるさいって！？わ、私は早瀬（はやせ）ユウカ！覚えておいてください！先生！

プランジャーマン

うん、よろしくね。

リン

……先生は元々、連邦生徒会長が立ち上げた、ある部活の担当顧問としてこちらに来ることになりました。

リン

連邦捜査部「シャーレ」。

リン

単なる部活ではなく、一種の超法規的機関。

リン

連邦組織のため、キヴォトスに存在するすべての学園の生徒たち、制限なく加入させることすらも可能で

リン

各学園の自治区で、制約無しに戦闘活動を行うことも可能です。

リン

なぜこれだけの権限を持つ機関を、連邦生徒会長が作ったのかはわかりませんが……。

リン

シャーレの部室はここから約30km離れた外郭地区にあります。

リン

今はほとんど何もない建物ですが、連邦生徒会長の命令で、その地下に「とある物」を持ち込んでいます。

リン

先生を、そこにお連れしなければなりません。

リン

モモカ、シャーレに直行するヘリが必要なんだけど……。

モモカ

シャーレの部室？…あぁ外郭地区の？そこ、今大騒ぎだけど？

リン

大騒ぎ……？

モモカ

矯正局を脱走した停学中の生徒が騒ぎを起こしたの。

モモカ

そこは今戦場になってるよ。

リン

……うん？

モモカ

連邦生徒会の恨みを抱いて、地域の不良を先頭に、周りを焼け野原にしているみたいなの。

モモカ

巡船戦車までどっかから手に入れてきたみたいだよ？

モモカ

それで、どうやら連邦生徒会所有のシャーレの建物を占領しようとしてるらしいの。

モモカ

まるでそこに何か大事なものでもあるみたいな動きだけど？

リン

……。

モモカ

まあでも、もうとっくにめちゃくちゃな場所なんだから、別に大したことな…あっ、先輩、お昼のデリバリーが来たからまた連絡するね！

ブツッ…

リン

……。

リン

（プルプル）……。

プランジャーマン

大丈夫……？

プランジャーマン

一回深呼吸する……？

リン

だ、大丈夫です……。……少々問題が発生しましたが、たいしたことではありません。

リン

（じーっ…）

ハスミ

……？

ユウカ

な、何？どうして私たちを見つめてるの？

リン

ちょうどここに学園を代表する、立派で暇そうな方々がいるので、私は心強いです。

ユウカ

……えっ？

リン

キヴォトスの正常化のために、暇を持て余した皆さんの力が今、切実に必要です。

リン

行きましょう。

リンが歩いてゆく…

ユウカ

ちょ、ちょっとまって！？ど、どこに行くのよ！？

いっぽう……キヴォトス外、ニュージーランド、カメラマン基地にて…

探偵カメラマン

プランジャーマンの生存は確認できたか？

サイエンティストカメラマン

いえ、未だ生存が確認できません。

探偵カメラマン

そうか……プランジャーマン、死んだのか……？

探偵カメラマン

頼むから生きていてくれ……。

ドアへ行き、電波送受信室へ歩いてゆく……。

探偵カメラマン

（電波塔を制御するコントロールパネルを開きplunger_cameraman_00430811の接続を試みる）

接続できません、オフラインか別の問題が発生し接続できませんでした。

探偵カメラマン

何故だ……なぜつながらない……！（台パン）

探偵カメラマン

今すぐ調査隊を全国へ送り込め！トイレどもも殲滅しながらだ！

サイエンティストカメラマン

了解……。

探偵カメラマン

プランジャーマン、戦場に戻ってきてくれ……。

D.U.外郭地区・シャーレの部室付近…

ヒュオオオオオーーー！！

ドガァアアアアアン！

ユウカ

な、なにこれ！？！？

タタタタタタタッ！

ユウカ

なんで私たちが不良と戦わないといけないの！！

チナツ

サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すには、あの部室の奪還が必要ですから……。

ユウカ

それは聞いたけど……！私これでも、うちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど！なんで私が……！

パパパパパパパパパ！（ユウカに弾丸が飛ぶ）

ユウカ

いっ、痛！！痛いってば！！

ユウカ

あいつら違法JHP弾を使ってるじゃない！？

ハスミ

伏せてください、ユウカ。

ハスミ

それに、ホローポイント弾は違法指定されてはいません。

ユウカ

うちの学校ではこれから違法になるの！傷跡が残るでしょ！

ハスミ

今は先生が一緒なので、その点に気を付けましょう。

ハスミ

今は先生を守ることが最優先。

ハスミ

建物の奪還はその次です。

チナツ

ハスミさんの言う通りです。先生はキヴォトスではないところから来ているので……。

チナツ

私たちとは違って、弾丸一つでも生命の危機にさらされる可能性があります！その点にご注意を！

ユウカ

わかってるわ。先生、先生は戦場に出ないでください！私たちが戦ってる間はこの安全な場所にいてくださいね！

プランジャーマン

私が指揮する、任せて

プランジャーマン

それに、私も戦える……と思う。

ユウカ

えっ、えぇ！？先生、正気ですか！？あなたは弾丸一つで命の危機にさらされる可能性があるのに…

ハスミ

そうです、先生、指揮だけにとどめておいてください。

チナツ

私も同意見です。

プランジャーマン

あはは……みんながそういうなら仕方ないか…

ユウカ

それじゃあ…行きましょうか！

ダダダダダダッ！

ユウカ

痛っ！JHP弾……。厄介ね……。

プランジャーマン

ハスミ！そこの建物の影から撃ったほうがいい！

ハスミ

は、はい！（建物の影に移動し、銃撃し始める）

チナツ

ちょっと多くないですか……？

スズミ

まずいですね……。

その時、チナツに弾丸が飛ぶ！

プランジャーマン

危ない！

私は咄嗟にチナツの前に飛び出した……。

カキン！カキン！カキン！

チナツ

…！！！

…気づいたら、私は…

手に刀を持っていた。

プランジャーマン

…私は、何をしたんだ…？

刀は気づいたら消えていた……。

チナツ

今……先生が刀を持って弾丸をすべて……。

プランジャーマン

私は……こんなに強かったのか……？

プランジャーマン

…すごい……！

そのまま私は前に出る……！

ユウカ

せ、先生！？

カキン！カキンカキン！

私はそのまま刀を持って敵のところまで弾をはじきながら近寄って……刀の持ちてで気絶させた。

ユウカ

せ、先生……すごい！

ハスミ

まさか、先生がこれほど強いとは……

プランジャーマン

私も……自分自身の身体能力の高さに驚いてるよ…

スズミ

まさか、先生にあれほどの身体能力の高さがあったとは……驚きです。

ユウカ

それに、指揮もすごくよかった……。

ハスミ

先生の指揮があると、普段より戦いやすいような気がしました。

ユウカ

なるほど……これが、先生の力、連邦生徒会長もすごい人を選んだわね……。

ハスミ

それでは、次の戦闘でもよろしくお願いします、先生。

私たちは戦闘が終わってシャーレ部室は目前だった…

ユウカ

もうシャーレの部室は目の前よ！

リン

今、この騒ぎを巻き起こした生徒の正体が判明しました。

リン

狐坂（こさか）ワカモ。百鬼夜行連合学院で停学になった後、矯正局を脱走した生徒です。

リン

似たような前科がいくつもある危険人物なので、気を付けてください。

ワカモ

……あらら。連邦生徒会は来ていないみたいですね。フフッ、まぁ構いません。

ワカモ

あの建物には何があるかは存じませんが、連邦生徒会が大事にしている物と聞いてしまうと……壊さないと気が済みませんね……。

ワカモ

あぁ、久しぶりのお楽しみになりそうです、ウフフフ♡

ユウカ

着いた！！

ハスミ

はい。

リン

「シャーレ」部室の奪還完了。私ももうすぐ到着予定です。

リン

建物の地下で会いましょう。

シャーレの建物……地下にて

ワカモ

うーん……一体何なのか、まったく分かりませんね。これでは壊そうにも……。

ワカモ

…あら？

プランジャーマン

（怪しい生徒と出くわしちゃったな……挨拶をしておこう……。）

プランジャーマン

あぁ～……こんにちわ……？

ワカモ

あら、あららら……。

ワカモ

……。

ワカモ

あ、ああ……。

ワカモ

し、し……。

ワカモ

失礼いたしましたーー！！（逃走）

プランジャーマン

……？

数分後…

リン

お待たせしました。

プランジャーマン

……（考えこんでる）

リン

……？

リン

何かありましたか？

プランジャーマン

いや、何でもないよ

リン

……そうですか。

リン

ここに、連邦生徒会長が残したものが保管されています。

スッ…

リン

……幸い、傷一つなく無事ですね。

リンが目の前まで歩いてくる。

リン

……受け取ってください。

プランジャーマン

これは…タブレット端末かい…？

リン

はい。これが連邦生徒会長が先生に残した物。

リン

「シッテムの箱」です。

プランジャーマン

（…どこかで、聞いたような…）

リン

普通のタブレットに見えますが、実は正体のわからないものです。

リン

製造会社も、OSも、システム構造も、動く仕組みのすべてが不明。

リン

連邦生徒会長は、この「シッテムの箱」は先生の物で、先生がこれでタワーの制御権を回復させられるはずだと言ってました。

リン

私たちでは、起動させることすらできませんでしたが……。

？？？

先生なら、これを起動させられるのでしょうか、それとも……

プランジャーマン

………。

リン

……。

リン

……では、私はここまでです。

リン

ここから先は、すべて先生にかかっています。

リン

邪魔にならないよう。離れています。

そういうと、リンは部屋を出て行った。

「シッテムの箱」を見つめる。

プランジャーマン

…………。

「シッテムの箱」を起動させる。

…

Connecting To Crate of shittim...

システム接続パスワードをご入力ください。

プランジャーマン

パスワードは……

ふと、脳裏に浮かんだ文字を入力する。

……我々は望む、七つの嘆きを。 ……我々は覚えている、ジェリコの古則を。

……。

接続パスワード承認。現在の接続者はプランジャーマン、確認できました。

生体認証および認証書生成のため、オペレーションシステムA.R.O.N.Aに変換します。

？？？にて…

見たこともない教室で、一人の女の子が机の上でうつぶせで居眠りをしている。

？？？

くううぅぅ……Zzzz

？？？

むにゃあ……カステラにはぁ……イチゴミルクより……バナナミルクのほうが……。

？？？

くううう…Zzzzz

？？？

えへっ……まだたくさんありあすよぉ……えへへへへ……。

揺らして起こしてみる。

？？？

うへ……。

頬をつついて起こしてみる。

？？？

……うへ……ひへ！？

ガタッ！

？？？

むにゃぁ……んもう…ありゃぁ……？

？？？

ありゃ、ありゃりゃ……？

？？？

え？あれ？あれれ！？

？？？

せ、先生！？

？？？

この空間に入ってきたってことは、ま、ま、まさかプランジャー先生……？！

プランジャーマン

そうだよ。

プランジャーマン

ところで…君は誰なんだい？

？？？

う、うわあああ！？そ、そうですよね！？もうこんな時間！？

？？？

うわ、わああ！？落ち着いて、落ち着いて……。

？？？

えっと、その……あっ、そうだ！まずは自己紹介から……！

アロナ

私はアロナ！

？？？

この「シッテムの箱」の常駐しているシステム管理者であり、メインOS、そしてこれから先生をアシストする秘書です！

アロナ

やっと会うことができました！私はここで先生をずっと、ずーっと待っていました！

プランジャーマン

…寝てたわけではなくて…？

アロナ

あ、あううう……も、もちろんたまに居眠りしたりしたこともあるけど……。

プランジャーマン

あはは…とりあえず、よろしくね。

アロナ

はい！よろしくお願いします！

アロナ

まだ体のバージョンが低い状態でして、特に声帯周りの調整が必要なのですが……。

アロナ

これから先、頑張って色々な面で先生のことをサポートしていきますね！

アロナ

あ、そうだ！ではまず、形式的ではありますが、生体認証をおこないます♪

アロナ

うぅ……少し恥ずかしいですが、手続きだから仕方ないんです。

アロナ

こちらの方へ来ていただけますか？

アロナ

さあ、この私の指に、先生の指を当ててください。

アロナ

ちょっと待ってください……もしかして先生って、指紋なかったりします…？

プランジャーマン

あっ、バレた…？

アロナ

これじゃ生体認証できません……！どうしましょう……。

プランジャーマン

まぁ、物は試しじゃない？

そういって私がアロナの指に触れた瞬間…

バチン！といいアロナの私の指の間に緑の稲妻のようなエネルギーが発生している…

アロナ

せ、先生！？これは……！

アロナ

なるほど……先生から、「あの人」の力のようなものを感じました……

アロナ

これのおかげで生体認証ができているようです！

アロナ

……はい！生体認証確認できました♪

そうしてアロナにキヴォトスと現状と状態を説明した…

アロナ

なるほどぉ……大体事情は分かりました！

アロナ

今連邦生徒会長が行方不明になっていて……サンクトゥムタワーを制御する方法がなくなっちゃったと……。

プランジャーマン

連邦生徒会長について知ってる？

アロナ

私はキヴォトスの情報の多くを知っていますが…それについてはあまりわかりません……。

アロナ

彼女が何者なのかも、どうしていなくなったのかも……。

アロナ

お役に手てず、すみません……。

アロナ

ですが、サンクトゥムタワーの問題は私が何とかできそうです！

プランジャーマン

じゃあお願いしていいかな？アロナ。

アロナ

はい！わかりました！

アロナ

それでは、サンクトゥムタワーのアクセス権を修復します！

アロナ

少々お待ちください！

ウィィィィィィィン……

地下室の電気がついた。

アロナ

サンクトゥムタワーのadmin権限を取得完了……。

アロナ

先生。サンクトゥムタワーの制御権を無事に回収できました。

アロナ

今サンクトゥムタワーは、私アロナの統制下にあります。

アロナ

いまのキヴォトスは、先生の支配下にあるも同然です！

アロナ

先生が承認さえしてくだされば、サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管できます。

アロナ

でも……大丈夫ですか？連邦生徒会制御権を渡しても……。

プランジャーマン

大丈夫、承認するね

アロナ

わかりました。これより、サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管します！

リン

はい…わかりました。

カチャ…

リン

サンクトゥムタワーの制御権の確保が確認できました。

リン

これからは連邦生徒会長がいたころと同じように、行政管理を進められますね。

リン

お疲れさまでした、先生。キヴォトスの混乱を防いでくれたことに、連邦生徒会を代表して深く感謝いたします。

リン

ここを攻撃した不良たちと停学中の生徒たちは、これから追跡して討伐いたしますので、ご心配なく。

リン

それでは「シッテムの箱」は渡しましたし、私の役目は終わったようですね。

リン

……あ、もう一つありました。

リン

ついてきてください。連邦捜査部「シャーレ」をご紹介いたします。

リン

ここが、シャーレのメインロビーです。

リン

長い間空っぽでしたけど、ようやく主人をむかえることができましたね。

ガチャ…バタン…

リン

そして、ここがシャーレの部室です。

リン

ここで先生のお仕事を始めるといいでしょう。

プランジャーマン

私はこれから、何をしたらいいのかな？

リン

……シャーレは、権限だけはありますが目標のない組織なので、特に何かをやらなきゃいけない……という強制力はありません。

リン

キヴォトスのどんな学園の自治区にも出入りでき、所属に関係なく、先生が希望する生徒たちを部員として加入させることも可能です……。

リン

面白いですよね。

リン

捜査部とは呼んでいますが、その部分に関しては、連邦生徒会長も特に触れていませんでした。

リン

つまり、何でも先生がやりたいことをやっていい……ということですね。

リン

……。

リン

……本人に聞いてみたくても、連邦生徒会長は相変わらず行方不明のまま……「あの方」もどこかへ行ってしまいますし……。

リン

私たちはお二人を探すのに全力を尽くしているため、キヴォトスのあちこちで起こる問題に対応できるほどの余力がありません。

リン

今も連邦生徒会に寄せられてくる苦情……
支援物資の要請、環境改善、落第生への特別授業、部への支援要請などなど……。

リン

……もしかしたら、時間があり余っている「シャーレ」なら、この面倒な苦情の数々を解決できるかもしれないですね。

リン

そのあたりに関する資料は先生の机の上にたくさん置いておきました。気が向いたらお読みください。

リン

すべては、先生の自由ですので

リン

それではごゆっくり。必要な時には、またご連絡します。

ユウカ

えぇ、サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会が取り戻したことを確認したわ。

ハスミ

ワカモは自治区に逃げてしまったのですけど……すぐに捕まるでしょう。私たちはここまで。

ハスミ

あとは担当者に任せます。

ユウカ

お疲れさまでした、先生。

ユウカ

先生の活躍はキヴォトス全域に広がるでしょうすぐにSNSで話題になってしまうかもしれませんね？

プランジャーマン

みんなお疲れ様。

ハスミ

これでお別れですが。近いうちにぜひ、トリニティ総合学園に立ち寄ってください、先生。

チナツ

私も、風紀委員長に今日のこと報告しに戻ります。ゲヘナ学園にいらっしゃったときは、ぜひ訪ねてください。

ユウカ

ミレニアムサイエンススクールに来てくだされば、またお会いできるかも？先生、ではまた！

ワカモ

ああ……これは困りましたね……。

ワカモ

フフ……フフフ。

ワカモ

…ウフフフフフフ♡

アロナ

あはは…なんだかあわただしい感じでしたが……

アロナ

ある程度、落ち着いたみたいですね。お疲れさまでした

プランジャーマン

アロナもお疲れさま。

アロナ

はい！でも、大変なのは、これからですよ？

アロナ

これから先生と一緒に、キヴォトスの生徒たちが直面している問題を解決していくのです！

アロナ

単純に見えても決して、簡単ではない…とっても重要なことです。

アロナ

それではキヴォトスを、シャーレをよろしくお願いします、先生。

プランジャーマン

こちらこそ、よろしくね。アロナ。

vol pm plunger story ep 0 the end...?

探偵カメラマン

プランジャーマンの位置は特定できたか？

サイエンティストカメラマン

映像には接続できるようにはなったのですが…位置が特定できません。

探偵カメラマン

そうか…取り合えず今はg-manの対処のほうが重要だろう、そしてブルーシャツの「映像の男」を特定する必要がある

サイエンティストカメラマン

そうですか。それでは、また成果があれば報告いたします。

探偵カメラマン

あぁ、頼んだ。

ウィィィィィィン…

探偵カメラマン

プランジャーマン、生きているだけでうれしいな…我々の未来は明るいだろう…

blue archive vol pm plunger story ep 0 the end

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プランジャー先生

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