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あのー、私いつも学校で
親友と私で、2人で行動してるんですけど
昨日と今日親友が休んじゃって
2日間ぼっちで過ごしてましたっ☆
まぁね？私親友と仲良くなる前はずっとぼっちだったんで
まぁまぁ…。って感じだったんですけど
やっぱ人目が怖いっ、(泣)
「嘘」
桃赤
BL注意
桃side
ある日の仕事中、俺は病院に呼び出された
すごく嫌な予感がしたものの
その予感が当たらないことを願い
病院に向かった
やっぱりその予感は当たっていた
彼女の赤が車に轢かれたそうだ
俺は人生のどん底に落ちた。
だって…、だって…、
桃
赤
赤
この言葉を聞いた瞬間、俺の目の前は真っ暗。
もう誰の声も聞こえない
聞きたくなかった。
今何か聞いたら、赤の声を聞いたら、
もう壊れてしまいそうだった
今まで赤と作ってきたたくさんの思いでは、
簡単に消え去った。
もう赤は俺のことを思い出してくれない。
そう思ったら、赤の傍にいるのが辛くなった。
桃
桃
赤
やめてよ
止めないでよっ…
もう
赤の傍にはいられないやっ…
赤side
持病の関係で、
もう俺は、そう長くは生きられないことを知った。
もちろん苦しかった。
悲しかった。悔しかった。
でもそんなことどうでもいいぐらい、
彼氏の桃くんのことが頭に浮かんだ
このことを聞いた時から、
桃くんには絶対言わないと決めた。
だって…
言ったらきっと桃くん泣いちゃうから。
俺も一緒に逝くよとかきっと言うから。
そんなのはごめんだ。
桃くんには幸せになってほしい
大好きだからっ。
俺はお医者さん達に協力してもらって
俺が交通事故で桃くんの記憶を無くしたって
嘘をついてもらった。
連絡してから、桃くんはすぐ来てくれた
桃くんの顔を見た途端、涙がこぼれそうだった。
でもなんとか会話をして、
なんとか桃くんが帰っていったら
涙が止まらなかった。
赤
赤side
3ヶ月後
最近は病気が悪化して、息をするのもやっとだった。
もともとお医者さんには、2ヶ月生きられるかって言われてたから
これだけ生きられただけでもラッキー。
俺は最後に、死ぬ前に、やりたいことがあった。
赤
ちょうど手紙を書き終えたあたりで、
俺は息を引き取った。
神様が味方してくれたんだっ…。
桃くん、手紙ちゃんと見てくれるかなぁ
幸せになってねっ！
大好き。
桃side
あれから俺は、もう赤のところに行かなくなった。
ほんとはすごく行きたかったけど、
もしかしたら赤に迷惑がかかってしまうかもしれない
それだけはごめんだ。
だから、行っただけ無駄だと自分に言い聞かせて過ごした。
3ヶ月たってもやっぱり俺は赤のことを忘れられなくて。
やっぱ赤がいないとダメだなぁなんて思っていたら、
突然、3ヶ月前と同じ病院からまた連絡がきた
もしかしたらっ、！もしかしたら
赤が記憶を取り戻したんじゃないかと少しながら期待した。
なんでだろうっ…。なんでこういう時に限って予想が外れるんだよっ
どうか嘘だと言ってくれ。
赤が死んだなんて、そんなことあるはずがない。
やめてくれ、もう。頼むよ
俺が1人悲しみに暮れていると、
1人の医者から手紙が渡された
これは赤からだと。
桃
全く意味が分からなかった。
赤は俺の記憶が無くなったんじゃないのか、？
全く見る勇気が出なかった。
だけど医者から、
「赤さんはすごく桃さんのことを思っていましたよ。」
と聞いて、
涙が溢れながらも、手紙を読むことにした。
大好きな桃くんへ
お元気ですか？？俺はー、元気じゃない！
もうね？俺死ぬんだって。
元々俺は持病を持ってて、その持病が急に悪化しちゃって、笑
余命宣告されちゃったんだっ、
やっぱ桃くんに心配かけたくないからさー、
嘘ついちゃった。ごめんね？
大好きな桃くんが帰っちゃうの見るのほんと辛かった。
もう会えないのかと思うと涙が止まらなかった。
こんなばかみたいな俺のこと、桃くんは大好きだって言ってくれたよね？
あの頃は幸せだったなー、笑
また前みたいに桃くんといーっぱいお話したいよ！
そうだ！桃くん俺と、結婚しよって約束したよね？
覚えてるー？約束守れなくてごめんね。
俺が持病なんか持ってなければ、俺と桃くんは結婚できたのかな
ごめん、ごめんね。
もう俺ダメみたい
あと少しでお空に行っちゃうんだ。
やだよ。やだ
最後に桃くんに愛してるって言いたかった
やり残したこといっぱいあるもん
でも、もう終わりなんだ
あ、俺はこんなにネガティブだけど、
桃くんはポジティブになんないとダメだかんねー？
ぜーったい幸せになるんだぞ！
俺のことなんかさっさと忘れて、早く良い人見つけて、幸せになってね！
大大大大大大大好き！！
愛してるよ。またね
赤より
手紙の最後の方には、涙の後があった。
文字もガタガタになっていて、泣きながら書いたことが分かる
桃
桃
桃
赤、辛かったよな。1人で抱え込ませちゃってごめんな
赤のことは一生忘れねーよ
大好きだから。
桃
泣きながらも、笑顔で発したこの言葉。
なんだか空から、赤の、俺も愛してるの声が聞こえたような気がした
いやいやいやいや、我ながら感動作ではないかっ？！
なんかちょー短いの書こうと思ってたらネタ飛んだんで、
思い付いたまま書いてたらくっそ長くなりました！笑
制作時間1時間ちょいですっ…！
ほんっとに頑張ったので、、
いいねちょーだい…？
そんじゃ！
コメント
19件
めちゃくちゃ泣けます、、。
目から、、、、、あれ？涙が、、、
