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次の日の朝
陽菜はまだ昨日のジェル先輩の言葉を 思い出していた。
ジェル
…あれってどういう意味だったんだろう…
ぼーっと考えながら靴を履いてると 不意に前から声がかかった。
さとみ
陽菜
顔を上げると、そこにはさとみが立っていた。
陽菜
さとみ
陽菜
さとみ
さとみはじっと陽菜の顔を見つめたあと、 ふっと微笑んだ。
さとみ
陽菜
さとみは陽菜の腕を軽く引きながら 学校へ向かって歩き出した。
学校にて
教室に着くとすぐにころんが 陽菜に近づいてきた。
ころん
陽菜
ころん
陽菜
ころんは少し不機嫌そうな顔になった。
ころん
陽菜
ころん
ころんが不満げに頬を膨らませていると るぅとが近づいてきた。
るぅと
ころん
るぅと
ころん
また始まった…と陽菜は苦笑いしながら 2人のやり取りを眺めた。
える
近くにいたえるがくすくすと笑う
ころん
るぅと
ころんとるぅとは揃って否定するが えるはますます楽しそうだった。
放課後
部活も終わり陽菜が帰ろうとすると 昇降口の前でさきが立っていた。
陽菜
さき
陽菜
2人は校庭のベンチに座る。
さきは少し迷ったあと静かに口を開いた。
さき
陽菜
突然の質問に陽菜は驚いてさきの顔を見る。
陽菜
さき
陽菜
さきは少し微笑んだ
さき
陽菜
陽菜の胸がぎゅっと締め付けられた。
さき
さきは陽菜の手を優しく握った。
さき
陽菜
陽菜は何も言えず、たださきを見つめるしか なかった。
その頃
陽菜とさきが話してるとは知らず、 ジェルは屋上でななもりと話していた。
ななもり
ジェル
ジェルは空を見上げながら ゆっくりと答えた。
ジェル
ななもり
ジェル
ジェルは少し切なそうに笑った。
ジェル
ななもりはジェルの顔を見て少し微笑んだ。
ななもり
ジェル
ジェルはそう言いながら夕焼けに染まる空を 見上げた。
陽菜ちゃん、俺は君のこと、ちゃんと好きになってしまったみたいやわ