始まりの味
廊下が少し騒がしかった
如月 煉
…うるさ、なんかあんの?
奏汰
お前知らねぇの?!最近可愛くて噂の氣駕 稔だよ!
如月 煉
知るかよ、
そう言いつつ如月は何度も廊下に視線を向けていた
如月の携帯が鳴る
如月 煉
…っ、
奏汰
…?どうした?え、どこ行くんだよ
如月は席を立って行ってしまった
連絡のくれた子と会うため誰もいない静かな階段の上に向かった
笑顔を作り待っていた男子に軽く声を掛ける
如月 煉
お待たせ。待った?
モブ
ううん、大丈夫。それより誰にも見られてない?
如月 煉
うん、もちろん
男はホッとしたように息を吐き周りに誰もいないことを確認して如月にキスをする
如月 煉
(こいつ、毎日連絡しつこいんだよな。色々下手だし
あぁ、早く教室戻りてー)
あぁ、早く教室戻りてー)
カランッ!
缶が蹴られたような音に驚き振り向くと先程騒がれていた小柄で可愛い男子が立っていた
氣駕 稔
ご、ごご、ごめんなさい!!僕はただ通りかかっただけで!
如月は細めで彼を見る
如月 煉
…?お前噂のヤツ、?なんでこんなとこいんの
氣駕 稔
あ、いや、その…道に迷っちゃって
氣駕 稔
だからその、たまたま見ちゃっただけなんです!
如月 煉
ふーん、まぁなんでもいいけどさ
如月 煉
さっきの絶対誰にも言うなよ面倒なことになるから
氣駕 稔
え、?さっきのって…?
如月 煉
だから、キス見たろ。他の奴らに言うなよ
氣駕 稔
ぁ、うん!絶対言わない!
如月 煉
あ、そうだ
如月 煉
お前偶然にも俺の秘密知ったんだしお金渡すから俺のためにジュース買ってきて
氣駕 稔
え、、
如月 煉
なに、できねぇの?
氣駕 稔
ぁ、できる!今すぐ買ってくるから!
氣駕は慌ててお金を受け取り走っていく
如月 煉
……
氣駕 稔
はぁ、はぁ、、!炭酸のジュースしかなくて、これ
如月 煉
ご苦労さま…って…え、なにこれ…
氣駕 稔
へ、?
氣駕 稔
あ、あぁジュースって言われても何がいいのか分かんなくてカステラソーダ美味しそうだから買ってみた
氣駕 稔
多分美味しいと思うんだけど、、
如月 煉
お前独特だな、、
氣駕 稔
そう?
氣駕 稔
それよりさっきはその…二人の時間邪魔しちゃってごめんね、?
如月 煉
え、なにが?
氣駕 稔
だから、その…男同士で付き合ってる人とか初めて見たから驚いちゃって……
如月 煉
…は?俺誰とも付き合ってないけど。
氣駕 稔
え?だってさっき階段で
如月 煉
それは遊b……
如月 煉
っていうかまぁ、とにかく付き合ってないから。変な勘違いしないで
氣駕 稔
そっか、わかった
なんだか気まづい空気になってしまい2人は黙り込む 如月は手に持っていたカステラソーダを飲んだ。 不思議な甘さがあり初めて経験した味だった
主
ここまで読んでいただきありがとうございました!
主
これからどう変化していくのか見どころですね
主
続きも出していきたいと思っていますのでお楽しみに!
主
それではまた!






