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ある時、ある学校で転校生が やってきた
先生
全員席につけー
先生
今回は転校生がいます
先生
入っておいで
無月 連
.................
先生
自己紹介などしてくれ
そう言われると転校生の子が 10秒も経たないうちに黒板に 次のことを書いた
みなさんごきげんよう 私は無月 連(ﾑﾂｷ ﾚﾝ)です よろしくお願いします
女子学生
連だってw
女子学生
男みたいな名前w
コソコソと話していた
無月 連
.................
無月 連
(あの2人ガキみたいな人...)
先生
葉凪 弑(ﾊﾅｷﾞｺﾛ)！
葉凪 弑
んあ？
先生
無月さん、あの子の隣の席にどうぞ
無月 連
m(*_ _)m
葉凪 弑
よろしくな
無月 連
m(*_ _)m
先生
では、1時間目の授業を始めます
何時間かすぎていつの間にか 帰る時間になっていた
無月 連
(もう帰る時間なのか...)
先生
では、みなさんさようなら
葉凪 弑
無月、一緒に帰らねぇか？
無月 連
(初日から急ね...)
無月 連
(｡_｡`)ｺｸ
葉凪 弑
じゃぁ、行く…
女子学生
葉凪くん〜
私たちと一緒に帰りましょ
私たちと一緒に帰りましょ
女子学生
帰ろ〜
葉凪の近くに女子達が 集まってきている
無月 連
(モテるやつか…)
無月 連
(めんどいし、先に帰ってもいいか...)
葉凪 弑
ちょ、今日は無月と帰るんだよ
葉凪 弑
ほら行くぞ。無月
葉凪がそう言うと私の腕を掴んで 廊下へ連れて行った
葉凪 弑
ふぅ。あいつらまじでめんどいわ
無月 連
(私も今めっちゃめんどいんだけど)
葉凪 弑
そういや、お前喋らないのか？
無月 連
(｡_｡`)ｺｸ
葉凪 弑
なんでだ？
そう聞かれると私はいつも持っている メモ帳を出し次のように書いて渡した
人に声を聞かせたくないから
葉凪 弑
えー
葉凪 弑
少しぐらい聞かせろよ〜
無月 連
(まじでめんどい...)
無月 連
(色々バレたくないから声出さないが)
無月 連
.................
葉凪 弑
なぁ、お前の家どこ？
別にどこでもいいでしょ
無月 連
(あまり家は教えたくないし...)
葉凪 弑
まぁ、一緒に帰るからわかるか
無月 連
！？
無月 連
(家まで着いてくるつもりか...)
すまん。教室に物忘れたから 取りに行く 先に帰っててくれ
葉凪 弑
あー、俺も着いていくよ
無月 連
(マジかよ。めんど...)
無月 連
(こいつ、なんかのスパイか？)
葉凪 弑
あ、すまん。俺すぐに帰らねぇと
わかったわ
葉凪 弑
じゃぁなー
無月 連
(やはりなにかのスパイか？)
無月 連
.................
無月 連
(てかもうこんな時間かよ)
無月 連
(早く行かなきゃ)
無月 連
(･ω･* 三 *･ω･)
無月 連
(人はいないな。窓から飛び降りるか)
ﾊﾟﾘﾝｯ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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