コメント
2件
「ショッピくんは有能やなあ、」
「しょっぴ頼りになるわ〜!!」
「早く仕事しろ」
「死ね」
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”頼りになる後輩”なら
もっと頼って貰えるように
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捨てられる前に
有能で居ないと。
捨てられちゃうから。
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”ショッピ〜〜! 見てやここ!”
”なんすか? めっちゃ森の奥深くっすけど。”
”そんなことより! 見てやこの池!”
”ん、きれいっすね”
”………ほんまに思っとるんかそれ。”
”ほんまに思ってますよ”
そんな会話を、ここでしたような気がする。
ここは大先生が辛くなった時に来るらしく、 この池を見てると心が浄化されるとか。
この池はこの国の何処よりも麗しいと言っても過言ではない。 実際、俺もこのくらい綺麗な池は見た事が無い。
それと、この池は俺と大先生しか知らないらしい。 因みに大先生はこの池を森で散歩してたら見つけたらしい。
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俺はひねくれた性格だし、 ぶっちゃけ”有能”としか取り柄が無い。
この池に飛び込めば綺麗になれるかな、 普通の性格になれるかな。
そんな事は何億回も思っているような気がした。
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にこ、と作り笑いをする。
笑顔で居なくちゃ、嫌われちゃう。
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少し黙り込んでしまう。
有能だから、話の意図を分からへんと、
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へらりと笑ってみせる。
こういう笑顔なんて大先生には見抜かれもしないだろう、 だなんて思っていた。
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一回、俺の事信じてみぃひん?w
そう言った彼の声色はいつもより酷く優しく、 少し震えているような気がした。
俺がここに飛び込もうとしているのではないか、 そんな心配があるんだろう。
その声色を聞くだけで、 俺は安心出来た気がした。
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笑っている大先生は 何処か、何かを安心しているような感じがした。
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大先生の言葉で、俺は変われた気がした。
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と、いつも付けているぐるぐるの眼鏡を 頭の上に乗せているチーノが言う。
なんで眼鏡頭の上に乗せてんのや と思ったのは内緒。
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ぼそっ、と言った大先生の声に
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と、適当な返事をしておいたが、
あの日から、ずっと 笑えて良かったと思っている。