/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
目覚めた場所は 謎の白い空間
お化けの子
ココは何処？…
お化けの子
…自分は？
お化けの子
わっ！
飛んで来た窓枠
危ないよー
お化けの子
ひえー…
宙に浮く椅子
こんにちは
宙に浮く椅子
私は椅子だよ
宙に浮く椅子
君は？
お化けの子
…分からない
飛んで来た窓枠
じゃあ！「お化けの子」で！
宙に浮く椅子
お化けの子
コンクリートの壁
当たらないように気おつけて
お化けの子
はい！
コンクリートの壁
僕コンクリートの壁
飛んで来た窓枠
あたし窓枠
お化けの子
よろしく！
道路の1部
わしは道路の1部だよ
お化けの子
皆は何処へ？
飛んで来た窓枠
それは
宙に浮く椅子
分からないのよ
道路の1部
行き先は
コンクリートの壁
神様が
壊れかけの時計
決めて下さるの
お化けの子
じゃあ自分も？
道路の1部
アンタじゃ下に
宙に浮く椅子
地があるよ
飛んで来た窓枠
だから
コンクリートの壁
大丈夫だと思うの！
壊れかけの時計
良かったわね！
お化けの子
そうなんですね…
駅のホーム
ガタンゴトンガタンゴトン
駅のホーム
揺れる電車と一心同体
古い1両の電車
ガタンゴトンガタンゴトン
古い1両の電車
僕を待機する駅と一心同体
飛んで来た窓枠
こんにちは
コンクリートの壁
アンタは行き先決まったかい？
駅のホーム
ガタンゴトンガタンゴトン
駅のホーム
えぇとてもいい行き先
古い1両の電車
ガタンゴトンガタンゴトン
古い1両の電車
そちらへ走ってゆきます
道路の1部
良かったねぇ
宙に浮く椅子
こちらはまだだからねー
壊れかけの時計
どんな行き先なんだい？
駅のホーム
ガタンゴトンガタンゴトン
駅のホーム
良けれりゃ天国
古い1両の電車
ガタンゴトンガタンゴトン
古い1両の電車
悪けりゃ地獄
お化けの子
…？
飛んで来た窓枠
そうなんだね！
コンクリートの壁
君達は良い方だと願うよ
壊れかけの時計
頑張ってな
道路の1部
ああ ああ
宙に浮く椅子
私も早く行きたい
駅のホーム
ガタンゴトンガタンゴトン
駅のホーム
では早めに
古い1両の電車
ガタンゴトンガタンゴトン
古い1両の電車
出発進行
お化けの子
行ってらっしゃい
飛んで来た窓枠
じゃあねー
宙に浮く椅子
またな！
道路の1部
わしも決まったから
壊れかけの時計
さようならよ
コンクリートの壁
バイバーイ！お化けの子！
お化けの子
バイバイ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ランキング
新着