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こちらの作品はnmmnとなっております 。 “ kgty ” に見覚えの無い方はブラウザバックしてください 。 このジャンルは非常にデリケートな物です。 御本人様の目にできるだけ届かないようにするためにも 、他のアプリへの転載等は一切ないようお願いします 。 こちらは全て “ 二次創作 ” であり 、実際の 人物・団体 には一切関係ありません。
この作品に含まれる要素 ♚ CP要素 / BL要素 ( kgty ) 全てのボイス・配信・動画を追えている訳ではございません 。
拙い文章ですが、楽しんでいただけましたら幸いです ( 🙌🏻 ) ※読了後の『地雷です』等の文句は一切受け付けておりません 。誤字脱字等あればご指摘願います
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今日は月に数回行われる某塾の収録日 。 いつも通り集合時間の30分前にスタジオに到着した僕は 、お疲れ様ですと挨拶をして楽屋に入る。
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楽屋に入ると 、同じユニットのメンバーである加賀美ハヤトがソファーに座ったまま眠っていた。
いつもの如くアニコブの2人は集合時間ギリギリに来るので この空間には僕と彼の2人きりだ。
最近の僕には密かなブームがある。 それは
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そう 。眠っている彼へ好意を伝える事だ。
一回り年上の彼に、気が付いたら僕は心を奪われていた。
ユニットを組んでからは共に過ごす時間が増え 、この気持ちが露呈してしまいそうな瞬間があったが 、悲しきかな僕たちは同性でましてや未成年と大人 。この気持ちはバレてはいけない 。墓場まで持っていこうと決めていた。
しかし 、いつかの収録日 。 いつも楽屋に入るとパソコンとにらめっこしているか、台本に目を通しているかしている彼が 、ソファーの上で無防備に眠っていたのだ 。
試しに隣に座ってみても 、ふわふわのミルクティー色の髪に触れてみても彼は目を覚まさず、んん 、と唸って眉をひそめただけだった。
ここで僕は、あることを閃いてしまった 。
『 今なら何を言っても聞こえないのでは .. ? 』
まさに天啓だった 。 バレたら一巻の終わりなのに 、僕はこの気持ちをどこかに吐き出さないといつかボロが出てしまうからと、自分自身に言い訳をして行動にうつしてしまったのだ 。
この一連の流れが起こったのが2ヶ月前 。 それ以来僕はずっと 、このイベントを続けている 。
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名前を呼んでも眠っているので当たり前だが返事は無い 。 それはもう気持ちよさそうにすやすやと眠る美丈夫に 、半ば怒りを覚えはじめているが 、これを彼が目覚めている時にできるかと聞かれたら勿論答えはNOだ 。
… でも 、いつかこの逞しい腕で抱きしめて欲しいなと 、最近考えてしまうのだ 。
好意を言葉にする前まではそんなこと微塵も考えなかったのに 。人間とはこうも欲深い生き物なのだと実感する 。
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こんなに熟睡しているんだ 、きっといつものように 収録時間ギリギリまで目は覚まさないだろう 。 そう考えて僕は誘惑に負け、彼の膝の上に向き合うようにして座ってみた。
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いつも真っ直ぐこちらを見つめ 、時には幸せそうに細められる綺麗なアンバーの瞳は伏せられているが 、その代わりに長く整ったまつ毛が目立つ。クソ、つくづく顔のいいヤツだな
すぅすぅと規則正しい呼吸に合わせ 、逞しい胸板が上下している。 僕はその胸にぴたりと自身の手をのせた 。
とくとくと心臓の鼓動が伝わってくる 。これが思いを寄せている人の鼓動なのか _ 心做しか早い気がするそれに 、僕はぶわりと顔に熱が集中した 。
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ふわふわのミルクティー色の髪に指を絡ませて遊びながら 、ぽそりと思いを零す 。
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ああそうそう 、そんな風に貴方からも言ってもらえないかなぁ… って 、
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目の前の美丈夫を見やると 、先程まで伏せられていたアンバーの瞳はしっかりと開かれ、甘やかに細められていた 。
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指摘され 、慌てて膝上から降りようと試みるも 、逃がさないと言わんばかりにがっしりと腰に腕が回され身動きが取れない 。
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にやにやとこちらを見つめる彼に 、僕は羞恥でどうにかなりそうだった 。
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真っ直ぐとこちらを見つめるその瞳に嘘はうつっていなかった。
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その瞳に吸い込まれるようにじっと見詰め 、僕はゆっくりと頷いた 。
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真剣だったその瞳は 僕の返事を聞いた途端 、どろりと蜂蜜を溶かしたような甘さを含んだものに変わった 。
心底愛おしそうな表情でこちらを見てくるので 、堪らなくなって僕はふい、と顔を背けた 。
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漸くコソコソしなくても伝えられるようになったその言葉を 、絞り出すようにして呟く 。
目を合わせて言うのはまだ無理だが 、代わりにぎゅっと彼の服を握り込んだ 。 きっとこれでも優しい彼は愛おしいと言わんばかりに目を細めてくれるだろうと信じて 。
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普段の彼からは想像できないような優しく甘い声でそう呟いたかと思えば 、逞しい腕でぎゅっと抱きしめられた 。 待ち望んでいた心地よさに全身の血が沸騰したかのようにあつくなる。
ふと 、廊下から足音と話し声が聞こえ時計を見ると 、針は集合時間の2分前を指していた 。
彼も音に気が付いたのか 、名残惜しそうに僕の頭をさらりと撫でてから 、僕を軽々と持ち上げソファーに座らせられた 。
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丁度座ったタイミングで 、2人が楽屋に入ってきた 。 ちらり、と隣に座る彼を見れば もう既に仕事モードに切り替えており 、僕も早く切り替えなければと ソファーから降り伸びをする 。
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前言撤回 。 流石ホスト、とでも言うべきか 。見事ふわっちに見抜かれ 、言い訳をしている彼の表情は緩んでいた 。 早く切り替えろ ! 僕も人の事言えないけどさァ !!
言い訳といえど 、僕を物扱いしてきた彼の足をこっそりと蹴り 、僕は自販機に行くと一言告げて楽屋を出た 。
剣持の密かなブームは 、始まった時から本人に気付かれており 、やって欲しさに収録日は寝たフリをしていたということを 、剣持刀也はまだ知る由もない 。
お久しぶりです 。 ふとアイデアが浮かんだので久しぶりに筆をとってみました 。
忘れないうちに一気に書いたので 、矛盾や日本語のミス等あるかもしれません .. 🙏🏻
またアイデアが浮かんだら投稿するので 、気長に待っていただけると幸いです 。 リクエストはいつでも受け付けております 🙌🏻
いつも♡&コメント 、励みになっております 🙏🏻💭 ここまで読んでくださりありがとうございました 🙌🏻! また次回の投稿でお会いしましょう