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"生きる"ということ。

17 - E p i s o d e .16 離さない

♥

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2024年03月19日

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⚠attention⚠ (今日多め)

病みパロ苦手な方はUターン(。・ω・)ノ゙ 展開ジェットコースター🎢 本日心の中の声多めです。 多分ここから書き方が大分下手になってくると思います。 ⬆を許せる人のみどうぞ(* ˊ꒳ˋ*) その他注意点は前話をご覧下さい。

赤side

はぁ~あ 、ポロッ

ないくんに電話をかけたのは2時だったのに、気づいたら3時50分になっていた。

死のうとは思ったけど、どこで死ぬべきか分からなかった。

どこに行っても受け入れて貰えない気がしたから。

それでしばらくふらついてたら、ここに辿り着いた。

__(幼馴染の名前)……ポロポロ

俺が通っていた高校。

いじめっ子にここに呼び出され、毎日殴られていた。

蹴られていた。

そして幼馴染の子が話をきいてくれた。

色々な意味で思い出が詰まっている。

もっと、みんなといたいよッ…ポロポロ

いたいと思うのに、離れようとしてしまう。

失うのが怖いからだ。

みんなは今、何をしているのだろう。

りうらのこと、探してくれてるかな。

でも、見つけないで欲しい。

そんな我儘ばっかり考えている自分に、馬鹿馬鹿しささえ覚えてくる。

4時まであと10分…

幼馴染が死んだ、と推定される時間。

せっかくなら、同じ時間に死にたい。

ふと思った。

俺が死んだらみんなはどう思うのだろうか。

リスナーさんは、なんて言うのだろうか。

今から死ぬというのに、みんなのことばかりを考えてしまう。

忘れるべきことを、忘れられない。

自分の右ポケットに入ってるみんなとの集合写真が、

大切な思い出一つひとつを忘れさせてくれない。

あ~ぁ、

ほんと…w

嫌になっちゃう…wポロポロ

昔から自分が嫌いだった。

なんの取り柄もない自分。

頑張れない自分。

情けない自分。

みんなと違って頼りない自分。

あげていけばキリがない。

でも唯一、歌ってる時だけが、嫌な自分を忘れられた。

だから歌い続けた。

でも今の自分には歌う気力すらない。

…もう潮時なんだと思う。

歌のない自分なんて、みんなは要らない。

お荷物だ。

解離性障害になっているなんて、迷惑でしかないだろう。

だから消える。

未練なんてない。

……はずなのに。

どうしてこんなにっ、

苦しいのっ……ポロポロ

苦しい

辛い

怖い

覚悟を決めてきたはずなのに。

あ、と、4分……ポロポロ

何十年未来だって

君で満たされたいんだ

何百回でも言うよ

君に恋してる

何十年先の未来で

君と2人笑いあって

ねぇその度に思うよ

君に恋してる。

~~~♬.*゚

無意識に、歌っていた。

3分54秒。

………ポロポロポロポロッ

もう、死ぬ時間だった。

… w ポロポロッ……

泣きながら、おぼつかない足で柵に登った。

最期ぐらい笑顔で死んだ方がいいのだろうか。

でも今の俺に、笑顔は浮かばない。

…ごめんね

ば い ば い っ …… ポロポロ

体が浮いた。

"あぁ、落ちてるんだ"

"ほんとに死ぬんだ"

理解と共に、少しの後悔が襲ってきた。

でももう遅いから。

目を瞑った。

痛い__。

体が強く打ち付けられた。

でも、あの高さから飛び降りた痛みにしては、軽すぎる。

りう、らっ……ポロポロポロポロッ

なぃ……く…ポロポロッ

最愛の人が、俺の右手を掴んでいた。

さっきの痛みは、壁に打ち付けられたものだと悟った。

でももう、落ちるだろう。

りぅ、らっ…

お願いっ…ポロポロポロポロ

左手、出してっ……ポロポロ

……ポロポロ

やだよ…ポロポロポロポロ

離し、てっ…ポロポロ

離、さ、ないッ…!!ポロポロッ

ポロポロポロポロッ…

もう、腕がッッ…ポロポロ

離していいよっ…ポロポロ

その方が、楽になる……ポロポロ

絶対離さないっ!!!!!ポロポロポロポロッ

やめてよッ…ポロポロ

ないくんの手は、震えていた。

走ってきたのか、息も荒い。

掴んでいるので精一杯のようだった。

りう、ら…!!ポロポロ

ごめん、ね……ポロポロッ

手が、離れた。

りうッ…!!!!!ポロポロポロポロッ

ドンッッ

鈍い音がした。

今度こそ死んだと思ったのに……w

あに、き…ポロポロ

しょう、ちゃん…ポロポロッ

っ…りうらッ、手出せっ…ポロポロ

りう、ちゃんッ…ポロポロ

2人とも、体の約半分が柵を乗り出していた。

落ち、ちゃうよ…?ポロポロッ

離しなよっ…ポロポロ

いやや!!ポロポロッ

絶対離さへん!!!!ポロポロポロポロッ

俺の手掴んでや…!!ポロポロ

ポロポロポロポロッ…

りうらッ…ポロポロ

ないくんの手も加わった。

もうっ、力がッ……ポロポロ

いつものみんななら、俺一人の体重ぐらい

3人もいれば持ち上げられるだろう。

でもみんなの息は切れ、手が震えていた。

りうちゃんっ…ポロポロポロポロ

掴んでッ…!ポロポロポロポロ

俺がみんなの手を掴めば、

残りの力を振り絞って、3人でも持ち上げられる。

そんなの分かってる。

でももうそんな気力がない。

死なないと。

ッ…!!ポロポロポロポロ

りうらっ…!!ポロポロ

落ちて、まうッ…!!!!ポロポロ

りうらッ!!ポロポロ

りうちゃん…!!!!ポロポロポロポロッ

ま、ろ…

ほとけっ、ち…ポロポロポロポロッ

かすかすの声で、2人の名前を呼んだ。

まろ、ほとけッ…!ポロポロ

全員で、持ち上げんぞっ……

うんッ…ポロポロ

ッ…!

3!

2!

いちッッッ……!!!!ポロポロ

複数人

りうらっ/りうちゃんっ……!!!ポロポロポロポロッ

"生きる"ということ。

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