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コメント
1件
今回も素晴らしい作品をありがとうございます! 個別で読みたいに一票です。
神代葵加
なんだか今日は授業に出たくなくて、初めて自分の意思で授業をサボった。授業中というのに屋上にいることが変な感じがして心がくすぐったい。
風が私の頬と髪をさらりと撫でる。授業サボったんだ、と何故か他人事のように思っている心を落ち着かせ屋上からの景色を楽しむ
神代葵加
フェンス越しから見ていると信号機の色が一斉に変わる。赤、黄、青や緑。ほかのメンバーカラーは全てあるのに、私の紫だけが光ることを恐れ逃げ続ける。
フェンスがなければ、私があそこで光ることができたのに。なんて、私は薄々勘づいているこの気持ちをどうにか押さえつけ適当な嘘をつく
神代葵加
蓋をしていたはずなのに口からは溢れ出ていた言葉。空からそうだと肯定するかのように鴉が鳴く。ふと思う、─皆は口を揃えて「鴉は天才だ」と言う。だけど果たして"天才"なのだろうか。
鴉は頭がいい、賢い。というのであればそれは理解出来る。くるみの殻が割れない時に交通量が多いことを利用して車に踏んでもらった、という動画を何度か目にしたことがある。
でもそれは人から学んだこと。他の生物から、もしかしたら自分の親から学んだことなのかもしれない。
私の思う天才は、誰も思いつかないようなことを考えこれを行動に移す。人だって、くるみが手で割れないと気づいたら何かとものを使って壊そうとする。それと同じではないか。
そんなことは大抵の人は思いつく、だって親がそうしていたのだから、自分たちもやってしまう。それと同じように鴉も人から学び行動に移しているのではないだろうか。
神代葵加
ただサボった悪者の独り言。誰も私に見向きもしない、私だけの時間。
神代葵加
そう思いフェンスから離れ屋上の中心を陣取る。いつもは賑わっている屋上だが今は人が誰もいない、孤独の屋上にアイドル1人。傍から見れば可笑しい。けれど私はおかしくていい。
可笑しいくらいが私はちょうどいいから。
神代葵加
作者です。この作品を見て下さりありがとうございます。1つ質問をしたいのですが各キャラの過去編って個別で見たいですか?それとも全員の過去編を一斉に見たいですか?
個別で見たいのであれば次は葵加の過去編を書こうかなって思ってます。そして、全員の過去編を一斉に見たいならもう少し話が進んでから書こうかなって思ってます。