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笠笑

はぁ…。

優斗

心配?

笠笑

うん。

笠笑

それに、なんかここにいると嫌なこと思い出しそうで…

優斗

元の世界の記憶かな?

笠笑

ぼんやりそんな感じがしますね…

優斗

外見て休むか?

笠笑

いや、大丈夫です…

優斗

にしても大丈夫かな、あの2人からしたら狭い廊下は不都合すぎる。

笠笑

弓と刀だからですか…?

優斗

うん、流石に連携は取れると思うんだけど…

優斗

全力では行けないだろうからな…

無力さを恨みたい。

ふとドアについてるガラスで廊下を見た

天井に大きな蜘蛛みたいな魔物が居た。

笠笑

ひっ…

優斗

どうした?

笠笑

廊下に…

優斗

廊下?

優斗

なに…が…

笠笑

2人とも気づいてない…?

優斗

あの魔物銃持ってない?

笠笑

知らせないと!

優斗

駄目だ。

笠笑

なんでですか!

優斗

今行って足手まといになんかなったらどうするんだよ

笠笑

でも、でも!

バンッ!

笠笑

え?

僕達が言い合いをしてる内に 銃声が響いた

バンッ!

笑十

っ!

久玲

うわっ!

ギリギリの所で弾丸は当たらず床に落ちる

笑十

あぶねぇ…

久玲

油断してた。ごめん

笑十

大丈夫。

笑十

それよりアイツ見たことある?

久玲

無いね、笑十ちゃんは?

笑十

無い。

笑十

あんな奴、覚えてないはずがない。

久玲

じゃあ新種かな。

笑十

最近よく出るよね…

笑十

この世界にもガタが来てるのかな。

久玲

そんな事ある?

笑十

わからない。

笑十

でも今はここから先に行かせちゃ行けないのは確か。

久玲

そうだね

久玲

ここの事はまたいつか話せば良い。

笑十

そうだね。

笑十

やろうか。

久玲

私が気を引くから撃ってほしい

笑十

いや…逆で行こう。

笑十

俺が囮やるから、そのままあいつを倒してくれ。

久玲

私向いてないよ?天井にいるし

笑十

大丈夫、姉さんならできるよ。

久玲

えぇ…?

笑十

頼むね、じゃあ!

久玲

ちょっと!

姉さんの制止を振り切って俺は飛び出す

敵は俺に銃を向けてくる

笑十

当たらないよ。

あんまりバリアは使いたくない。 そうなってくると全部避ける必要がある。

バンッ!

笑十

おっと、危ないねぇ。

笑十

でもそこまでエイムは良くない感じ?

?????

ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙!!!

笑十

あーあ…そこまで怒るなよ。

姉さんがあいつを一発で切れる高さまで 持っていかないといけない…

そんな事が出来る所、か。

床についたとて胴体があるせいで一発では無理そう。

笑十

なるべくこいつが着いてきやすくて…

笑十

どっか良いところ。良いとこr…

笑十

………あるじゃないか。

そう呟いて俺は廊下の突き当たりにある 窓ガラスを眺める。

大輝

心涼、サポートよろしく

心涼

任せて、何年サポートしてると思ってるの?

大輝

70年とか?

心涼

怒るよ?

大輝

ごめんごめん…

心涼

早い所あの子達が帰れるといいね。

大輝

そうだな、俺達もなんでここにいるのか分かんねぇし

大輝

俺等も帰れることを祈るか

?????

ゔゔゔゔゔゔゔゔゔ!!!

心涼

こいつ。どんな攻撃してくるんだろ。

大輝

さぁ。

心涼

一旦様子見てみよっか

大輝

友梨ー!後どれぐらい耐えれるー?

友梨

はぁ。私は耐え出るわけじゃないのよ?

友梨

こいつらに勝とうとしてるのよ

大輝

そうか、じゃあ終わり次第こっち来てくれよ!

友梨

そうさせてもらうわ

友梨

なにせこんな敵で私が満足できるはずが無いじゃない

彼女は強い。

一人であの量を相手にすると言えるのは 自分の強さに自信があるのか。

はたまた、亜沙や華恵。音夢を守りたいだけなのだろうか…

心涼

やっぱり友梨ちゃんは強いね

大輝

メンタルが強靭というか、

大輝

私はできるっていう思い込みによる能力が強いのか…

心涼

うーん、どっちでもあるんじゃない?

大輝

そうか…

?????

ぐぁぁぁあぇぇぇぇぇえ!

大輝

っと!あぶねぇ…

大輝

拳を振り押してくるタイプな?

心涼

踏み潰すってのはしてこなさそうだね。

大輝

握りつぶされたりしないよな…?

心涼

近づいたら握ってくれるかもよ?

大輝

お断りします

心涼

じゃあやろっか

大輝

とりあえず頭とか狙ってみるか

心涼

なら私は足狙ってるね

大輝

サンキュー

その会話を最後に自分の担当へ向かう

大輝

はっ!

ゴンッ!

大輝

っ、流石に硬いな。

大輝

もう一回!

ゴンッ!

ゴンッ!

心涼

ねぇ、硬くない?

大輝

これ、目とか口みたいな極端に柔らかい所以外通らないんじゃ

心涼

そんな事ある?

大輝

だって通らねぇなr

心涼

大輝!

大輝

うわっ!

バヂン!

心涼

ぁ゛ッ…

心涼が俺を突き飛ばしたと思ったら巨大な敵に叩き飛ばされていくのが見えた

大輝

心涼!

ゴンッ!

大輝

ぅ゙ッ…

少しよそ見した瞬間に地面に叩きつけられる感覚が俺を襲った

心涼

だ…いき

大輝

ッ……ごめ……ん

友梨

ちょっと!あんた達!

友梨

逃げなさい!殺されるわよ!

体が痛くて返事ができねぇ…

あ、次の攻撃が来る…

立たなきゃ死ぬ…潰される…

あれ?武器は…あ、あんなに遠くに。

友梨

大輝!

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