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翌日
入学から二日目だが、私にはすでに地獄がそこで待っていた
なんでかって？なぜなら…
美緒🇯🇵
そう、ケヴィン先生による初めての「英語の授業」が始まるからだ
私は英語が大の苦手だ
これから始まる地獄を想像し、私の教科書を持つ手が震えていた
すると、韓国の少年、シヒョンが心配そうに覗き込む
シヒョン🇰🇷
シヒョン🇰🇷
美緒🇯🇵
美緒🇯🇵
美緒🇯🇵
悠人🇯🇵
悠人がケラケラ笑いながらそう言う
悠人🇯🇵
美緒🇯🇵
すると、ミンハオが腕を組みながら冷静に言う
ミンハオ🇨🇳
美緒🇯🇵
ミンハオ🇨🇳
美緒🇯🇵
そして、とうとう授業が始まってしまう
ケヴィン先生🇦🇺
ケヴィン先生🇦🇺
美緒🇯🇵
ケヴィン先生がテンションMAXで授業を進める
ケヴィン先生🇦🇺
美緒🇯🇵
初っ端から当てられた私は、震えながら教科書を持って立つ
私が震えていると、隣にいるミンハオがこっそりとノートを見せた
…これが唯一の助け舟だ
美緒🇯🇵
ミンハオ🇨🇳
美緒🇯🇵
ミンハオ🇨🇳
美緒🇯🇵
私は意を決して読み始めた
美緒🇯🇵
ザラ🇮🇩
クリス🇺🇸
ガブリエル🇧🇷
イラーリオ🇮🇹
美緒🇯🇵
ザラが手を叩き、シヒョンも親指を立て、ガブリエルはなぜか「オーレ！！」と言っている
ケヴィン先生も満面の笑み
ケヴィン先生🇦🇺
美緒🇯🇵
私は座り込みたい気持ちを抑えて、席へ戻った
だが、安心したのも束の間
ケヴィン先生🇦🇺
美緒🇯🇵
ケヴィン先生は黒板に貼られてあるカードを指差す
カードには有名な英単語が書いてあるが、私からしたらまるで呪文のようだ
どうやら 美緒・悠人・ミンハオチーム VS シヒョン・ザラ・ランチーム で戦うようだ
ケヴィン先生が英語で言う
ケヴィン先生🇦🇺
ミンハオがすぐにカードを手に取る
ミンハオ🇨🇳
ミンハオ🇨🇳
美緒🇯🇵
しかし…
ケヴィン先生🇦🇺
美緒🇯🇵
悠人🇯🇵
ミンハオ🇨🇳
聞き馴染みのない単語で私と悠人は戸惑うばかりだ
私達が焦っている隙に…
ザラ🇮🇩
ザラが元気よくカードをゲットした
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
ザラとランが喜びながら、ぴょんぴょん跳ねる
私は座り込み、頭を抱えた
美緒🇯🇵
そして単語クイズも終了し、次に待ち構えていたのは…
ケヴィン先生🇦🇺
ケヴィン先生🇦🇺
美緒🇯🇵
悠人🇯🇵
美緒🇯🇵
私が喚いている間に、もうすでにしりとりは始まっていた
シヒョン🇰🇷
悠人🇯🇵
ミンハオ🇨🇳
ザラ🇮🇩
ラン🇻🇳
遂に私の番が来てしまった
美緒🇯🇵
単語が思いつかず、私は完全にフリーズしてしまった
しかも、本当はOから始まる単語を言わないといけないのに、私は勘違いしてUから始まる単語を必死に考えていた
クラス中も沈黙する
ケヴィン先生🇦🇺
美緒🇯🇵
ミンハオ🇨🇳
悠人🇯🇵
エリック🇬🇧
私の顔は、茹蛸のように真っ赤になった
そして、結局私達のチームはしりとりで負けてしまった
ケヴィン先生🇦🇺
美緒🇯🇵
悠人🇯🇵
悠人と私は喚いていたが、ミンハオは淡々と話し始め、悠人は勢いで乗り切り、最後に私の番が来てしまった
美緒🇯🇵
シンディー🇦🇺
マーティン🇨🇦
ガブリエル🇧🇷
私は机に突っ伏した
美緒🇯🇵
シヒョンが笑いながら私の背中を叩いた
シヒョン🇰🇷
ミンハオ🇨🇳
ミンハオ🇨🇳
悠人🇯🇵
美緒🇯🇵
こうして、A組の地獄の英語の授業は幕を閉じた
美緒🇯🇵
ミンハオ🇨🇳
美緒🇯🇵
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