今いる立場.

リスエスト✊

桃青中々書かないから そこまで期待しないでね ..(

苦しい

息ができない.

あぁ おれしぬのか.

しぬのか.. ?..

視界が暗く..ｯ..

秋の肌寒さを感じる今日.

ざわざわと騒がしい廊下.

今日は期末テストの順位発表だ.

俺が一番嫌いな日.

柳瀬 "桃"だろ..?

そう俺は桃.

今日も俺の嫌味やら妬みやらを 噂されながら教室へ足を運ぶ.

ｶﾞﾗｶﾞﾗ.

教室のドアを開けるとクラスメイト達が 俺を見つめながらくすくす笑っていた.

俺の机に視線を向けると 珍しく何も異変は無い.

少し ほっ としながら席に座り 机の中に何となく手を入れると数枚の 紙が入っていた.

"〇ね" "きえろ" そんな暴言が書かれた数枚の紙.

そして最後の紙には

放課後屋上で待ってるわ 絶対こいよ?

と、書かれた紙.

無視して帰ればいいのだろうけど俺は 家も好きじゃないから なにか帰らなくてもいい理由になるならと行くことにした.

我ながらに馬鹿だと思う. でもいいんだ.もう.

そんな俺にも密かに恋をしている 奴がいる.

数学教師の青先生.

俺はいつもテストは上位にいる だから勉強の心配は必要ないはずなのに

授業が終わると必ず話かけてくる.

嬉しいからなんでもいいんだけど.

自信が無いのか 分かりやすいのに 安心する顔がなんとも可愛い.

青先生もきっと 嫌がらせを受けている.

俺と仲良くしてるから..?

それまではわからないけど

青先生だって余裕が無いはずなのに 俺の心配をしてくれる.

どんだけ優しい人なんだ.

名前を呼びかけると同時に チャイムがなる.

そう言って 青先生は教室を後にした.

あっという間に6時間目が終わり 俺は約束通り屋上へ向かった.

ｶﾞﾁｬｯ..

屋上のドアを開けると 3人のクラスメイトが待っていた.

気が付くと辺りは薄暗くなり さっきの奴らは居なくなっていた.

誰も居ない屋上に欲望を吐きながら ほおり投げられた鞄と教科書を拾って 学校を後にした.

帰りたくない俺の気持ちを裏切るかのように信号は全て青であっという間に 家の前まで来てしまった.

家では心を殺し ロボットとして生きるんだ.

父親はイラつくとすぐ手が出る

俺が居ない時は母親に. 俺が居る時は俺に.

俺だって死にたかった. "あの時"に.

ペナルティーとかじゃなく 毎日俺がやってるだろ 、笑

その後も数回殴られ暴言を吐かれ 父親と母親は眠りにつくためそれぞれの部屋に戻った.

頼まれてた家事が終わり 風呂に入る.

そんなことを考えながら俺は 風呂を後にした.

ｶﾞﾁｬ

父さんが言っていた "あの時"というやつは

俺が小さい時 川でキャンプをしていた際に 川で溺れた死にかけの俺を

どっかの誰かが助けた.

そんな過去の話 いくら引きずってても

何も変わらない.

ｯんなことわかってる

金は沢山ある.

俺は色んな場所へ行き ひたすら歩いた.

あの時死ぬはずだった あの場所へ.

俺が水辺に近ずくと 運悪く先客が居たことに気付く.

大人なのに俺より少し小さい姿. 細い体型. 水色の美しい髪色.

間違いなく青先生.

水中へ進む彼の腕を握り

優しく強く抱き締めた.

ﾊﾞｯ

苦しいな..

やっと...楽に..

桃くんごめんね.

あれ..

僕死んだの..?

でも..

なんだか..

温かい.

ここはどこだろう..

死んだんだよね..僕

もう全部お見通しなんだ.

先生は俺の何を知ってる...

なんであそこに居た?..

驚きが隠せなかった.

いままで助けた人を憎んで生きてきた 俺は青先生を憎んでた事になる..

酷いことを思ってた. でも今は青先生を助けたい.

後々話を聞くと

青は教員から嫌がらせを 受けていたらしい.

クマが酷かったのも 自分がやらなくていい 課題の採点や仕事を任されたから

生徒からも見られないところで 暴力やカツアゲをされていたとか..

話を聞けば聞くほど殺気が 湧いてくるが今は青を守ることを 専念するため見逃してやった.

あんなに受け身だった俺が 初めて守りたいって思えた相手.

絶対二人で幸せになってみせる.

end.