TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

世界、開幕。

メシア

...

ルミエット

...飯の時間だ。

メシア

...あのさ。

ルミエット

...なんだ?

メシア

貴方は10年近く私の世話係をしてるけど、貴方は私をどう思ってるの?

ルミエット

ルミエット

...今は亡き神の産物...美しく言えばな。

メシア

…そう。

ルミエット

地位や権力、そんなものの下に囚われて俺はお前を世話してる。

ルミエット

そして...御前が20歳になる誕生日の日に、王はお前を殺せ、と俺に命令を下す。

メシア

そんなことを言っちゃっていいの?私本人に?

ルミエット

...未来を知っていた方が、覚悟は出来るだろ。

使役人

ルミエット様。奴隷の1人、オトハが脱走したという通告を受けました。どうすればよいですか?

ルミエット

メシア

…奴隷?

ルミエット

…見つけてこい。俺に元へ連れてこい。

使役人

はっ。

メシア

...

メシア

結局あなたも権力を行使しているじゃない。

ルミエット

...ああ。

メシア

権力や地位のない世界を作るんだったら、まずは貴方が権力を行使することを辞めなければならないんじゃないか?

ルミエット

...

その瞬間、眼にもとまらぬ速さでメシアの額に深紅の槍が突き付けられた。

ルミエット

…口を慎め。

メシア

...

ルミエット

...早死にしたくなければ、余計なことを口にするな。

そう言って、ルミエットは深紅の槍を収納した。

ルミエット

...俺はオトハの元へ行ってくる。脱走などは考えるなよ。

そう告げて、ルミエットは姿を消した。

オトハ・リーバ

ここまで来れば...

オトハ・リーバ

クソ...あの王宮...自由に音楽も楽しめさせてくれない...

オトハ・リーバ

其れに、あのクソ親が、音楽はやめろだって?ふざけるのも大概にしろよ。

ルミエット

...どうやら、凄く不満が溜まってるようだな。

オトハ・リーバ

!?何でお前?!どうやって?!

ルミエット

ロデオス王国第2特殊部隊『マジスティック』隊、隊長であるこのルミエットを甘く見るな。

オトハ・リーバ

糞ッ!連れ帰るつもりか?!

ルミエット

...もちろんだ。

オトハ・リーバ

こんなところで終わってたまるか!

ルミエット

...それは指揮棒(タクト)。

オトハ・リーバ

『雷鳴の音色』!

音符となった雷がルミエットに攻撃を仕掛ける

ルミエット

...(華麗な回避)

オトハ・リーバ

糞!外したか!

???

邪魔だ!退け!

???

『灰燼砲(ヒートキャノン)』ッ!!

ドゴォォォン!!

オトハ・リーバ

...おいおい…一瞬で森が焼け野原に...

アンリット・ウォントルド

だが...耐えたか...

オトハ・リーバ

...!?朱い死神!?

ルミエット

...ハァ...今のはかなりの一撃だ、久方ぶりに焦りを覚えた。

アンリット・ウォントルド

失せろ弱者。俺には届かない。

ルミエット

...あんた、俺が誰か知ってて言ってるのか?

アンリット・ウォントルド

さぁな、貴様の事は何も知らない。

ルミエット

…少なくとも、あんたを一瞬で殺害出来るほどの魔法使いだ。

アンリット・ウォントルド

…ハァ…

アンリット・ウォントルド

自惚れてるな、腹立たしいねぇ…

アンリット・ウォントルド

此れも受けきれるか?やって見ろ!

アンリット・ウォントルド

『大火進撃(ファイアバーン)』!

ドッガァァァァン!!

超高火力の炎の魔法により、地面は抉れ、その後には焦げた土の跡が残った。

アンリット・ウォントルド

…死んだか?

だが、煙の中から出てきたのは…

ルミエット

…わかってしまえばこっちのものだ。攻撃が単純すぎる。

アンリット・ウォントルド

!なんだと…!?

オトハ・リーバ

なんつー耐久力だよ...

ルミエット

お前らと俺じゃEXPがダンチだ。

ルミエット

俺がレベル99だとすれば、そこの奴隷は5、赤い奴も40程度だ。

オトハ・リーバ

なんだと…!

アンリット・ウォントルド

チッ…だが確かにお前に勝ち目はない。

ルミエット

本当の炎の火力は...こう出すんだ。

その瞬間、深紅の大槍が出現したかと思えば、漆黒の炎を大槍が纏った。

アンリット・ウォントルド

...なんだそれ...黒い焔...!?

オトハ・リーバ

おいおい…

その火力は、余にもアンリットのものとは格が違かった。

アイスエイジ

辞めておけ、ルミエット。

その男が着た瞬間、周囲の気温が急激に低下した。

アンリット・ウォントルド

...寒い...なんだ此奴は...

アイスエイジ

王国軍に入れるほどの実力のある物を殺すのは惜しい。お前から見たらレベル40程度でも、十分国を守れる。

ルミエット

...そうか。だが、レベル5の方はどうする?

アイスエイジ

...特殊訓練を受けてもらう。

ルミエット

...それを承諾するかだな。

ルミエット

...どうだ?やって見るか?

オトハ・リーバ

...は?

オトハ・リーバ

何がやってみr...

ルミエット

奴隷のようには扱わないし、好きな物だって食べさせてやる。

ルミエット

それに、音楽を楽しむことも許そう。

オトハ・リーバ

オトハ・リーバ

...そうか…なら、悪くない…

アンリット・ウォントルド

俺の方の条件は何だ?条件次第では飲んでやる。

ルミエット

お前の好きなように俺とアイスエイジを指名しろ、何時でも相手になってやる。

アンリット・ウォントルド

…フッ。御前の言う「経験値」集めにはちょうどよさそうだな。

ルミエット

少しばかしミッションの推奨レベルが高いかもな?

アンリット・ウォントルド

吠えずらかかせてやるよ。

ルミエット

なら、その傷をまずは癒すか。

アイスエイジ

王国の治癒班は凄腕が多い。安心しろ。

アイスエイジ

…ちょっと痛いぞ。

アイスエイジ

『絶対零度』+『水分解:体』+『長距離化』+『再構成』

アンリット・ウォントルド

!?王宮...

アベリア

いつも言ってますがアイスさん。急に瞬間移動をしてこないでください。患者が驚きますから。

アイスエイジ

ああ。悪い。

アベリア

ただ、今日は特にけが人が多いですね。なんなら半分は私の知らない人物...

オトハ・リーバ

...ちょっと待て、そこの白い奴。

アイスエイジ

俺か?何だ?

オトハ・リーバ

俺等をどうやって一瞬でこの場所まで運んだ?「瞬間移動」と言っていたが、あの詠唱か?

アイスエイジ

...いや、水魔法を派生させてる。

アイスエイジ

水魔法の派生型の氷魔法を...扱えるわけじゃないが、それっぽくできる。あくまで水魔法だ。

アイスエイジ

大地、光、水の3つの魔法を習得している。

アンリット・ウォントルド

3つ...

アンリット・ウォントルド

1つ1つの威力がそこそこだが、相手の意表を突く点に関しては優れているという事か?

アイスエイジ

ああ。1つ1つの魔法は熟練がまだ足りない。

アンリット・ウォントルド

熟練の足りていない魔法...それも水魔法で俺達4人を全員一瞬で移動...いったいどうやったんだ。

アイスエイジ

俺等4人の肉体を1度凍結させて脆くする。そして、水分子で分子レベルにまで肉体を分解する。次に、移動先まで一瞬でその水水分子を飛ばし、そこで再構成させる。そして、凍結していた場合、温度変化で凍結の解除。これを一瞬でやってのけると、俺等の肉体はそれを感知しない。つまり、死なない。失敗すれば死ぬがな。

オトハ・リーバ

文章量が多いな...

ルミエット

そういう奴だ。

アベリア

ともかく、治癒が目的ですね?さっさと治しましょう。

アベリア

「HEAL」。

全身の傷が癒える

オトハ・リーバ

治癒魔法...音楽でも再現出来たらよかったのにな。

アンリット・ウォントルド

連戦の中で治癒魔法があれば苦労しなさそうだな。

アイスエイジ

いつも感謝する。

ルミエット

...

アベリア

まあ、ルミエットさんとアイスエイジさんはダメージがほぼ0でしたけどね。

アンリット・ウォントルド

!?

オトハ・リーバ

はぁ?!

ルミエット

これがレベルの違いだ。分かったか。

アイスエイジ

御前は3つの魔法を扱えてかつそれぞれがちゃんと熟練されてるから羨ましいよ...

流星 乃愛

あれあれ?皆々さんが来てますね?

流星 乃愛

そこの死神みたいな人は知りませんし、その銀髪の方は...まあよく見かけますが...

アンリット・ウォントルド

誰が死神だ。

オトハ・リーバ

奴隷だったからな。

オトハ・リーバ

音楽も楽しめないクソみたいな空間だよ。

流星 乃愛

それは可哀そうですねぇ?

オトハ・リーバ

ッてっめえ!

アイスエイジ

医務室で騒ぎを起こすな。

アイスエイジ

『光口』

光の裂け目が出現し、オトハを捕らえる

アイスエイジ

御前も口を慎め。彼はもう王国軍の一員だ。

流星 乃愛

おっとこれは失礼しました。

流星 乃愛

いやーにしても、アイスエイジさんの光の魔法を間近で見られるなんて感服ですねー!

ルミエット

少しは黙ったらどうだ?

ルミエット

よく職員から「桃髪の女性が五月蠅い」と苦情が来てるぞ。

流星 乃愛

そんな!?酷い!!

アイスエイジ

因果おーほー。

流星 乃愛

なんですかその間延びした返事は!!

アンリット・ウォントルド

...なんか、楽しそうだな。退屈しなさそう。

オトハ・リーバ

それは思った。(解放された)

ルミエット

...さて、俺はあの姫君の元へ向かってくる。

オトハ・リーバ

...姫君?

アベリア

あの方ですか…

一方...

メシア

…誰?

ミェーロ・ツェリスカ

その言葉を聞いたのは8回目くらいかな。でも俺はいま気分がいいから答えてあげるよ。

ミェーロ・ツェリスカ

俺はミェーロ・ツェリスカ。ただの研究者さ。

メシア

研究者?そうは見えないけど。

ミェーロ・ツェリスカ

そう思われるのも無理はないか。

ミェーロ・ツェリスカ

君を研究しに来た、と言えば伝わるか?

メシア

私を?なぜ?

ルミエット

お喋りは其処までだ。侵入者くん

ミェーロ・ツェリスカ

おっとバレたようだ。

ミェーロ・ツェリスカ

捕まって極刑に処されるのは御免だ。

ミェーロ・ツェリスカ

『スパイロスカイハイ』

そう魔法を唱えると、ミェーロは空間を蹴って逃げて行った。

ルミエット

...逃げ足の速い奴めが。

メシア

彼を知っているの?

ルミエット

知らないな。

ルミエット

ただ、この王国の科学者となると面倒だ。

ルミエット

この王国は魔法を支持する。だから、科学者は基本居ない。

メシア

そうなんですね、

その頃...

ミェーロ・ツェリスカ

うーん…もうちょっと知りたいことはあったけどなあ?

ミェーロ・ツェリスカ

でも、死ぬのは御免だ。

???

...任務とかめんど...ルミエットがやれよ...

???

しかも今さっきだろ?判断能力が高すぎるのもどうかと思うけどな?

ミェーロ・ツェリスカ

...その任務は、俺の事か?

???

ああ。そうだよ。

ミェーロ・ツェリスカ

驚いた...このシチュで驚かない奴いるんだ。

その瞬間、空間の1部が欠損、そして吸い込まれるようにミェーロの体が急に引っ張られた。

???

俺の魔法は「大地」属性...と、「破壊」。

???

組み合わせた『空間欠損』(エアーグリッジ)はまあ喰らえば一発でお陀仏だ。

ミェーロ・ツェリスカ

聞いたことがあるぞ!お前だけ隊員メンバーでアルファベットの奴!

ミェーロ・ツェリスカ

たしか…L、E…

???

Lennnだ。

Lennn

あんたを殺せと命令が来てる。

ミェーロ・ツェリスカ

それは困るなァ?

ミェーロ・ツェリスカ

まだ死にたくないんだよねっ!

チェーンナイフで攻撃を仕掛けるミェーロ。

Lennn

『上昇気流』

ドォォン!!

チェーンナイフが空高く打ち上げられる。

ミェーロ・ツェリスカ

凄まじい暴風...確かめたい...調べたい...

ミェーロ・ツェリスカ

ああ、気になるなァ...?

ミェーロ・ツェリスカ

もっともっと楽しもう!夜が明けるまで!

Lennn

スイッチが急に入ったな...『空間欠損』

その瞬間、ミェーロは飛びのいたが、ミェーロが居た位置を軸に半径30㎝ほどの深い穴が開いた

ミェーロ・ツェリスカ

成程…指定した位置に存在する全てを喪失させる魔法...もはや能力だな…

ミェーロ・ツェリスカ

『クラックショット』!!

5つの水のリングが現れる。

Lennn

...なんだ?何が来る?

その瞬間、Lennnを狙うホーミング弾が水のリングから発生した。

Lennn

なるほど…面倒だ!

ミェーロ・ツェリスカ

『ラウンドアバウト』!

水でコーティングされた風の円盤を打ち出した

Lennn

これは…飛び退く!

Lennnは軽々風の円盤を飛びのき、無事に着地した。

ミェーロ・ツェリスカ

…かかったね!

その瞬間、風の円盤は軌道を反転させ、Lennnの右腕を掠った

Lennn

グッ!?

Lennn

反転…!

Lennn

やるな…

ミェーロ・ツェリスカ

…さぁ、どう来る?!

Lennn

…「空間」+「決壊」

ドゴォォォォン!!

空間にひびが入り、崩壊した。ミェーロは上手く射程範囲外に逃げる事が出来ず、大ダメージを負った

ミェーロ・ツェリスカ

カハッ…!?

Lennn

遊びに付き合っている暇はないんだ…

Lennn

さあ、年貢の納め時だ!

刹那

ドォォォォン!!

Lennn

!?

ア・カーティア・メロス

ミェーロさん…少し調子に乗りすぎです。

ア・カーティア・メロス

死んだらどうするんですか?

Lennn

…誰だ?

ミェーロ・ツェリスカ

メロス…来たのか。

ミェーロ・ツェリスカ

ラボで待っていてよかったのに…

ア・カーティア・メロス

自分の現状を把握して言って下さい。

ア・カーティア・メロス

『ダッシュ』!

一瞬にして2人の姿は見えなくなった

Lennn

…あの魔法...治癒でスタミナの軽減を0にして常に走れる状態にしたか…そんな応用もあるのか。

数日後...

メシア

...

ルミエット

...

ルミエット

メシア。

メシア

...はい。

ルミエット

御前の死刑を、執行する。

メシア

...

ルミエット

『ブラッド』

ルミエットの腕に深紅の大槍が出現。

メシア

...

ルミエット

必ず、権利の無い、地位の無い公平な世界にしてやる。

ルミエット

其れ迄、待ってろ。

メシア

...分かった。

死刑 執行

世界最強と私と魔法

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

174

コメント

35

ユーザー
ユーザー
ユーザー

メシアが初っ端から死刑宣告受けてて俺歓喜、なんだ此の死刑という残酷さが始めから襲ってくる世界は、最高じゃん

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚