これはある魔界のお嬢様のお話…

私はこの魔界でしたわれている姫

名前はユイア・フレイス 私は今日で10になる

この2人は双子で私の身の回りのことをしてくれる

名前はアース・クレイスと ルイス・クレイス

クレイス家は代代フレイス家に仕えることになっているのだ

ﾊﾞﾝｯ

ｷﾞｭｯ

これが10になって交わせる最後の言葉

このフレイス家では10になると人間界に降り社会を学ぶ伝統がある

私は10になった…人間界に降り社会を学ばなければいけないのだ

役目を果たすまで"ここ"には戻れない

そして役目を果たし帰ってきたものは成人として認められる

ｽｩｰﾊﾟｯ

ｻﾞｯｻﾞｻﾞｯ

きずけばそこは朝の部屋だった

この世界ではあくまで別世界。もちろん自分の名前も違う

名前が違うのは不思議に思われないためだ

そこには名前・性格・この世界でやってはいけないことが細かく記されていた

自分の正体を明かせば成人をすることが出来ない

由希奈…私の新しい名前

この世界についてもっと知らなきゃ…！

ゆきなの性格は明るく前向きで優しい

笑顔を忘れないようにしないと…！

ｶﾞﾁｬｯ

この世界の学校は魔界で少しだけ学んだことがあるけれど…

ｶﾞﾗｯ

ここが私のクラス…

魔界にも学校はあったけどクラスが少ないしなれないなぁ

架之江か 変な名前

ﾄｯ

キーンコーンカーンコーン

呼ばれた…！

色々回った

そして学校が終わり私は何とか一日を乗り切った