君の記憶に綺麗な青薔薇を

闇Auのアジトにある食卓用テーブルでエラーとナイトメアが お互い向かい合って座っている エラーは片手にチョコを持ち、テーブルには 出来たてのホットチョコの飲み物が置かれている ナイトメアはエラーに出されたコーヒーを見つめたまま止まっている

ナイトメアは数秒の間コーヒーを飲むとまだ中身が残ったコップをテーブルに置く

エラーはﾎﾟｰﾀﾙを開き、ナイトメアより先に通るとﾎﾟｰﾀﾙの方に振り返り

ナイトメアは不満そうな顔をしたエラーに肩をくすみながらﾎﾟｰﾀﾙを通る

ナイトメアはエラーの話を聞きながら顔を動かし薄暗い路地裏の周りを見渡し 光が漏れている場所を見つけるとその隙間から、 赤いカバンや黒いカバンを背負った子供達が通っていく姿が目に入る

ナイトメアは小さく頷き歩き始める、 エラーもナイトメアに続き一緒に路地裏をぬけていく

路地裏を抜けると、小さな子供や 高校生ぐらいの学生が笑いあいながら一緒に下校していたり 他にも保護者や親戚と思わしき人もいっぱいいた。

首や目を動かし周りを見ていたナイトメアが ピタリと首を動かすのを止め、何かを見つめている

エラーはﾎﾟｰﾀﾙみたいなバグを出し、このAuの検索を始める

エラーはﾎﾟｰﾀﾙを出し、エラーから順に入っていく

インクは勢いよくエラーに近づき抱きついた

インクがあからさまな顔をしている時、 遠くからドリームが走ってきていた

ドリームはインクの姿を見て一度一安心をして ナイトメアエラーがいることに気づく

インクはエラーの腕を掴みエラーはまたバグりながらインクに連れられて行った

ナイトメアがドリームに案内されながらみんながお花見している場所まで行く するとそこには、いつものメンバーがこの場所にふさわしい色をした レジャーシートに座って居た(闇auと光au)

スワップが軽く叩いた場所(スワップの隣)にナイトメアは座る

数秒間が空いたあと抑えきれなくなったのか断続組から大きな笑い声が聞こえ始めた

ナイトメアが少し俯き記憶が早く戻せるよう考え事をしていると 遠くの同じくお花見をしているであろう学生さん達の話が気になり耳を傾ける

ただの怖い話としての内容なのに何故か ナイトメアはその話を聞いて何か思い出せそうな感じがした

期待の眼差し(圧)をかけられ少し戸惑っているナイトメアの後ろから 先程バグが直ったエラーがやって来て

数時間が経過して片付けとかし終えたあと

エラーはﾎﾟｰﾀﾙを開き、インクは地面に黒い絵具をつける

光auは絵具に、闇auはﾎﾟｰﾀﾙに入り帰って行く……

ナイトメアが堕とす為に動いたりしていない為 断続組の警戒心が少し薄れているはそれが理由だったり……？