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花凪多
花凪多
花凪多
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桧
優月
花凪多
花凪多
花凪多
花凪多
優月
桧
優月は棒状のアイスを半分に折って、 僕に一つ差し出す。
アイスをちゅぱちゅぱ吸う、その顔を見ていた。
優月
相変わらず綺麗だな、と横顔を見ていると、 そう声を掛けられた。
優月
優月の持つアイスは、優月の食べかけだ。
桧
それに気付いた瞬間に、断るのを躊躇してしまった。
顔が火照るのが分かる。
桧
優月
優月
手渡されたアイスは3分の1ぐらい無くなっていて、口をつける部分は少し潰れている。
あ、どうしよう。緊張してきた…笑
優月
唇が容器のふちに触れて、 そのまま口の中に入れる。
桧
あ、やっちゃった… だけど甘い。美味しい。
密かに口の中で、舌を動かしてしまう。
桧
優月
桧
優月は僕が持っているアイスに口をつける。
優月
優月
あ、また口…つけたよね、?
はむ、と僕はそれを口に入れて、 顔を真っ赤に染めていた。
優月
優月は僕の膝の上に座って くつろいでいる。
桧
優月
桧
優月
桧
優月
優月
一緒に帰れるなんて、僕まで嬉しくて。
桧
優月
優月
桧
好きな人に必要とされることが、どれだけ幸せか。
帰り、楽しみだな…
朝は晴れてたのに、外は土砂降りになっている。
優月
普段常備している折りたたみ傘も、 家に忘れてしまった。
桧
桧
優月
優月
桧
優月
案の定、なかなか雨は止まなくて。
優月
桧
優月
桧
桧
優月
桧
僕は優月の足を指差して言う。 今は見えていないけど、 絆創膏が貼ってあるのは知っている。
優月
桧
優月
桧
驚く程理由がすぐ出てくるものだから、 僕は吹き出してしまった。
なんて愛おしいんだろう。
優月
桧
僕たちはは雨の中に駆け出した。
(いい画像なかったので 傘の部分を屋根だと思ってください!)
桧
優月
走って2人とも疲れたから、 コンビニの屋根の下で休憩をとる事に。
ふと隣の優月を見ると、 カッターシャツが透けて下が見えていた。
それに加えて、 濡れた髪は色気を醸し出していて。
桧
落ち着け、無にならないと…
変にちょっと前屈みなの、 バレてるんだろうけどこれしかない。
優月
桧
優月
優月
桧
優月のせいで、身体が熱い。
優月
マジか。風邪とか引いたらどうしよう…
桧
桧
優月
優月
桧
桧
優月
ダッシュで家に帰ってから、 お風呂に直行。
制服を脱いでから急に寒くなったから、 優月の気持ちが分かった気がした。
申し訳ないな…
なんかできたことあったかなー…
翌朝、優月から連絡があった。
『ごめん、風邪引いたから学校行けない』
桧
やっぱり、風邪引いたんだ…
僕があの時なんかしてたら、違ったかな。
『なんかごめん お大事にね』
その日はことある事に 優月のことを考えてしまった。