千歳
…はぁー眠い。。居眠りしちゃお
千歳
ん…何処…ここ
千歳
電車…なんでここにいるのかな
そう考えても.頭はぼんやりとして何も思い浮かばない
千歳
…立ち疲れた.座ろ
座席に座ると、相当疲れてたのだろう。深い眠りに落ちた感覚がした
千歳
…あれ
楓彩
ようこそ。ごゆっくり.
千歳
…わわわ!え!!え?!
さっきとは違い、思考はしっかりと出来る
ただ、ここはどこなのか。。それは分からないままだ
楓彩
ワタクシはこのレストランのオーナー楓彩(カエデ)
楓彩
ただの霊で御座います。貴方は?
千歳
へっ!?れ、霊!!?
千歳
に、人間です
口が勝手に喋っていた
楓彩
おや。。人間ですか.珍しいですね.
楓彩
まさか「快急列車」に乗ったのですか?
千歳
かい、。え?
快速や特急はよく乗るが、そんな名前聞いた事ない
千歳
(新たなシステムかな?)
楓彩
ご注文をお決め下さい
彼が差し出してきたのはメニュー表
開いた瞬間。
由緒
おい楓彩.人間にメニュー表を出すなと言ったろう!
楓彩
ん~でもね!この子ならできると思うの!
由緒
…
楓彩
一つだけ食べさせて!!
千歳
(何を。。話してるんだ?)
青いアクセサリーを髪に沢山着け、「美しい」と言う言葉がとても似合う女性は此方を睨む
由緒
意識があったのですね。
ワタクシ宇宙レストランの創設者「由緒」と申します
ワタクシ宇宙レストランの創設者「由緒」と申します
千歳
ゆい、。きょ?
楓彩
お探しのメニュー.此方ですね
千歳
ん.わあっ!
千歳
はッ、。
楓彩
貴方は刺激が欲しいと…
千歳
んなッ
確かに最近毎日に飽きてきた。
楓彩
此方の「刺激ラムネ」
楓彩
当店2番人気のドリンクです
千歳
…はあ
宇宙を模した色のジュースに大きな泡が浮かんでいる。
千歳
このストローで飲めばいいのかな
千歳
ん……
千歳
プハっ
頭に電撃が走るような感覚
千歳
くぅ~何これ!
楓彩
刺激ラムネ.貴方を気に入りました
楓彩
宇宙レストラン.開業665年
楓彩
一緒に店の店員として働きませんか?
千歳
!!
その問いかけに「刺激があるぞ」と言う声が脳内に響く
千歳
はい!もちろん!
千歳
あっ
由緒
宜しくね。千歳.
千歳
(名前。。教えた?)
とりあえずラムネを飲み干す事にした。