相澤消太
そこのベット、使ってくれるか
夜空
え、先生は?
相澤消太
俺はソファか寝袋で寝る
夜空
え、いや、だめです。
相澤消太
二人で寝るわけにもいかないだろ
夜空
一緒に寝ればいいじゃないですか
相澤消太
...は、?
夜空
いや、一緒に寝ましょう、、
相澤消太
...
相澤消太
高校生の女子と、先生はまずいだろ
夜空
べ、別に、大丈夫ですよー!
夜空
私、可愛くもないから...
相澤消太
お前が大丈夫でも、俺が分からないだろ
夜空
ほんとに、申し訳ないんですけど、
夜空
ひとりで...寝れないんです、、
相澤消太
は、、?はぁ...
相澤消太
この事絶対に誰にも言うなよ
夜空
わ、分かってますって...、、
相澤消太
あと絶対にこっちに向くな。
夜空
ひゃい!分かりましたっ、
夜空
おやすみなさいです、、先生。
相澤消太
あぁ、明日に備えてしっかり寝ろ
夜空
先生、起きてますか、、?
相澤消太
...今、寝かけてたところだ。
相澤消太
どうかしたか、?
夜空
あの、えっと、、
夜空
や、やっぱりなんでもないです
相澤消太
...言え。お預けは嫌いだ
夜空
えっ...とですね、、名前を、その
夜空
聞いてなかったので、聞きたいなって思って...
相澤消太
なんだ、そんなことか。
相澤消太
そういえば、まだ言ってなかったな
相澤消太
俺は、相澤消太だ
相澤消太
病院にいた時に、もう一人いたと思うが、
相澤消太
そいつはマイクだ。
夜空
あ、ありがとうございます。
相澤消太
寝れないのか、
夜空
すみません、、
夜空
疲れてはいるんですけど、、
あの冷たい目が、また思い出されてしまう。
忘れようと思えば思うほどに。
相澤消太
なら、何も考えるな。
夜空
えっ、、声に、出てました、?
相澤消太
ゆっくり呼吸をして、目をつぶれ。
心地いい声だと思えば、一瞬で夢の中に堕ちていった