コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
司
ピピピ、ピピピ。 規則正しい音が部屋に鳴り響く
えむ
司
眉を顰める彼女の頭をそっと撫で、 目覚まし時計を停めた。
司
彼女の頭の下から腕をゆっくりと抜き、 ベッドから降りる。彼女がおきぬよう ゆっくり、ゆっくりと。 ベッドから出るとまず直ぐに 背伸びをする。 モーニングルーティーンだ。
えむ
司
起こした?このオレが? いつもは起きないのだが。
えむ
司
はは。と軽く笑い、 服を決めなくては。と少し慌てる ダボッとしたグレーのパーカーより 綺麗な白Tの方が今日はいいな。 汚れのない綺麗なTシャツ。 えむが洗濯する服は全て ふわりとした匂いがする。
司
青色のストレートのジーンズ、 黒のスキニーどちらにしようか。 今日はえむとデートだし、黒のスキニーで行こう。えむの好きなコーデは 全て把握済みだ。
司
白のTシャツと黒のスキニーを 右手に持ち、そっと部屋を出た。 ギィ、と少し音が鳴るがこれくらいで 起きるようなえむじゃないだろう。 ふぅ、と胸を撫で下ろし 浴室へ向かった。
司
時計の短い針は6時を指している。 結構早起きだろう。
司
司
ざあ、ざあざあ。 シャワーの音が強くなる。いい物件 で良かったと今になり感動中だ
ぺたぺた
司
多分えむが起きたんだろうな。 バスタオルを巻き外に出た
司
えむ
司
今は6時30分。いつものえむは 7時なんだが……早起きか。
えむ
ぐりぐりしてきた。あーもうせっかく体洗ったのに。えむの匂いが 着いてしまっては落ち着けない。
司
司
えむ
司
えむ
うっ、その子犬みたいな目…!
司
えむ
えむ
司
黒のボクサーパンツを着て、とりあえず洗面台へ向かう…のが普通だが。 ボクサーパンツはもう着てるし 今着替えている。白のTシャツに 黒のスキニー。
司
えむ
司
えむ
司
えむ
えむ
司
えむ
司
えむ
司
司
えむ
司
えむ
司
えむ
ぱっぱとえむが走り去っていく
司
えむ
目の前には 「これは天使では?」 と思うほど可愛らしい彼女がいた
司
えむ
司
えむ
司
不意打ちに唇を重ねるとビクリと肩がはねる。
えむ
司
えむ
司
えむ
手を差し伸べるとちいさなえむの手が重なる。
司
えむ
司
えむ
司
えむ
司
えむ
えむ
司
えむ
司
えむの手に指を絡める
えむ
司
えむ
司
えむがドドドっと走る
えむ
えむ
司
えむ
司
司