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僕が目を開けた時 もう外は眩しいくらい明るかった
周りの人達はみんな 目元が赤く腫れ上がっていた。
多分僕も、みんなと同じ…
いや、 それ以上に、赤く腫れ上がって いるのだろう
るぅと
僕が目を擦ると 痛みが走った。
るぅと
その声で起こしてしまったのだろうか?
なーくんとさとみくんも目を覚ました。
なーくん
なーくんは変わらず 笑顔で話しかけてくれた
でも、ぎこちない 苦しそうな笑顔だった。
さとみ
さとみ
さとみ
るぅと
るぅと
変わらない日々が続くと思ってた。
もう誰を恨めばいいか分からない僕は
黙って泣くことしか出来なかった。
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
僕は、そう言いながら泣きじゃくった。
みんなも僕を見て、大丈夫だよ とか言ってくれた。
でも、でも、
みんなも大丈夫じゃないよね?
正気でいられるはずがない。
小さい頃から
ずっと一緒で、
親友で、
幼なじみの、
幼なじみの…
るぅと
るぅと
もう、もう、
何も出来ないよ
コンクールだってどうでもいい
ころちゃんが、
ころちゃんさえ生きていてくれれば、
このいつものメンバーさえ 生きててくれれば
僕から、何を奪ってもいい
何を奪っても生きていける気がした。
神様なんて、
るぅと
るぅと