主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
いつの間にか夜が開けた
それほど何も考えずに、ただただ走った
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
僕は宗四郎
保科家の次男なんやけど
訳あって家を飛び出してここにいる
親
親
親
親
お前は保科家の出来損ないや
“出来損ない”や
保科 (幼少期)
親
親
親
親
親
保科 (幼少期)
親
親
親
親
親
保科 (幼少期)
親
ガララ...バタンッ
保科 (幼少期)
絶対に出てってやるッ...
それから僕は夜中こっそり家を出た
僕は外に出たことがなかった
だから、ただあの家から出ることに必死で
ひたすらひたすら走り続けた
保科 (幼少期)
???
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
???
???
弦
保科 (幼少期)
ちょ、鳴海さんの幼少期ないから
これで許してくれ
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
いややった、保科という苗字を出すのは
いい思い出なんてない、僕に取って地獄のような場所
そんなところの苗字を出す必要はない
というか、出すのが嫌やった
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
弦
弦
鳴海さんも近くの養護施設?かな
に、住んでます
弦
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
弦
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
弦
弦
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
弦
弦
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
嫌だ、なるだけはそないなこと言わんとってや...
僕が嫌がることは言わんとってや...?
僕はいつの間にかなるに期待してたんや
なるだって同じ人間
そな僕が望むような結果は得られないだろう
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
弦
弦
弦
弦
弦
保科 (幼少期)
なるはしてはいけない期待を裏切らなかった
それがただ、ただ嬉しくて
なるなら今まで出会った人の中で
1番安心感があって、僕がここにいてもいいと言うかのような受け入れ方
それが僕はほんとに嬉しくてたまらなかった
弦
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
少し泣いたからなのか頬を赤らめて笑う姿は
鳴海は凄く凄く刺さったのだ
弦
保科 (幼少期)
弦
弦
保科 (幼少期)
こちらも同様、頬を赤らめて満悦の笑を浮かべる
なるはとってもほしに刺さったのである
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
弦
弦
保科 (幼少期)
弦
弦
保科 (幼少期)
あぁ、なんてなるは優しいのだろう
なんて、かっこいいんだろう
保科 (幼少期)
弦
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
あぁ、いつか家に連れ戻される時が来るんやろか
僕は腫れ物同然だったのに
そういう時ばっか連れ戻そうとするんやろか
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
弦
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
弦
保科 (幼少期)
弦
弦
保科 (幼少期)
なるは僕なんかのために怒りに震えていた
それが凄く衝撃的だった
他人のためにそこまで怒れるというのは
凄くかっこいいな、
凄く、嬉しいなって
弦
弦
弦
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
保科 (幼少期)
弦
ギュッ
保科 (幼少期)
弦
暖かくて落ち着く匂いに包まれた瞬間
どっと、今までの疲れが吹き飛んだようだった
もう家の事情なんかどうでも良くて
いつの間にか言いたいことを全て言ってしまっていた
保科 (幼少期)
弦
保科 (幼少期)
あぁ、家から逃げるなんてこと
そうそう出来なさそうなことを
こんなにも簡単に言ってしまうなるが
とても頼もしかった
なるがこれから先僕の偉大な存在で
とても大事な人になることは
まだ少し先の話
主ぃ
主ぃ
主ぃ
主ぃ
𝕟𝕖𝕩𝕥➯♡500
主ぃ
コメント
7件
続き楽しみ~ まじさな凄すぎ~ 天才かよ
続き待ってます!!