別の日
子供
たっつん
俺が公園に来て子供と遊ぶようになったのは割と最近の話だ。
子供が逆上がりしてるのを手伝って上げただけ。
ただそれだけだったはずなのに、徐々に周りに子供が増えて言った。
親御さんからは髪色や眼帯の問題もあり、気味悪がられたが…
だが、純粋な子供は俺と遊びたいと言い張った。嬉しくもあったが、同時に厳しくもあった。
『何か起きたら俺の責任になるんやろうな…』
子供
たっつん
たっつん
子供
子供はキッパリと言った。
子供
子供
子供
子供たちは本当に純粋だと再確認した。
出会って間もない人に、真っ直ぐ手を差し伸べに行く。
この前の時に、話くらい聞いてあげればよかったと後悔した。
こんな小さな子達が出来ることを、どうして俺は出来ないんだと。
俺はしゃがんで男の子の頭をわしゃわしゃと撫で回した。
たっつん
たっつん
子供
子供
たっつん
子供
子供
たっつん
子供
子供
子供たちはノリノリで話をしてくれた。
早く足を動かすこと、急にペースを上げないこと、腕をちゃんと振ることなど。普通に知ってるような事も嬉しそうに話をしてくれた。
この日は体を動かして遊ばず、ただ話を聞くだけで日は落ちてしまった。
その日の夜
たっつん
俺はただ、人に相談しただけだった。
自分一人じゃ動けないんだと思う。
少しだけ、動く為に背中を誰かに押してもらいたいんだ。
そんな時の通話相手は大体じゃぱぱだ。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
ド正論だ。
『俺が決めなくちゃならないのに何してんだ…』
たっつん
じゃぱぱ
通話は切った。
ベットに倒れて考えた。
あの子にまた会える方法を、話を少しでも聞いて、一緒に楽しく遊ぶ方法を
主
主
たっつん
主
たっつん
主
主
主
じゃぱぱ
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
じゃぱぱ
主
主
主
主
たっつん
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