主
すみません、追加設定です!
主
凛ちゃんはタケミっちがタイムリーパーなの知りません!
主
この後、マイキーから知らされますので予めご了承ください🙇♀️
主
それでは本編どうぞ!
マイキー
…久しぶりだな、凛。
凛
…マイキー?
マイキーの姿を見て、 凛は少し驚いた表情を見せていた…
凛
(すごい細いし、隈も酷い…。)
凛
(全然、昔のマイキーと違う…。)
マイキー
…凛。
凛
…。
マイキー
凛?
凛
あ、いや…。
凛
ごめん…。
マイキーから呼ばれても すぐに返事が出来なかった…
凛
…。
しばらく考え込むように 凛は下を向く…
マイキー
…。
マイキーは凛の言葉を待つように じっと見ている…
しばらくして凛は口を開く…
凛
…マイキー、あなたは"梵天"の人間なの?
マイキー
…ああ。
凛
…首領って、本当?
マイキー
…ああ。
凛
…なんで、犯罪組織に?
マイキー
…。
マイキー
凛…、今、幸せか?
凛
へ…?
マイキー
…俺はタケミっちと約束したんだ。
マイキー
"12年後のみんなを守る"って。
凛
12年後?どういうこと?
マイキー
…タケミっちは、タイムリーパーなんだ。
凛
…タイム、リーパー?
マイキー
…タケミっちはひなちゃんを、みんなを守るため、未来から過去に戻って俺たちを何度も救ってくれたんだ。
凛
は!?そんなこと…!
凛は言いかけた言葉を飲み込んだ…
凛
(…でも確かに、タケミっちには驚かされることばっかりだった。)
凛
(未来を分かっていたから…あんなに必死に…。)
凛
…っ、でもだからこそ、この未来になるのは可笑しいでしょ!?
凛
なんで…?
マイキー
…みんなを守るために、犠牲は付き物だ。
凛
…そんなの、…っ、そんなのマイキーが全部背負う必要なんて全くないでしょ!?
凛
どうしてマイキーがこんなことしないといけないのさ!
マイキー
…。
凛
なんで黙るの…!?
凛
やっと…やっとマイキーに会えたのに…、こんな形で会うなんて…。
凛は目をうるうるさせた…
マイキー
…凛、俺は何と言われようと梵天に居続ける。
マイキー
そして…俺は凛を梵天のメンバーに入れる。
凛
は?何言って…?
マイキー
…三途。
三途
はい。
三途は凛に近づいていく…
凛
三途って…元五番隊の!?
凛は逃げようとするが、 足枷のせいで全く動けず…
そして、三途は凛の前まで来た…
凛
…最初は灰谷兄弟、そして鶴蝶に三途。
凛
なんであなた達は梵天に入ったの?
三途
ふん、てめぇには関係ねーんだよ。
そう言うと三途は凛を押した…
凛
くっ…!
ベッドに横になった凛の両腕を 三途は頭の上で抑えた…
凛
な!?離して!
凛は外そうとするがビクともしない…
そしてマイキーが近づいてくると 注射器を取り出した…
凛
…何、それ?
マイキー
…。
凛
ま、待って!やめて!!!
マイキーは凛の右腕に注射を打った…
凛
っ!
凛
…。
しばらくして凛は意識を失った…
マイキー
これでいいんだ。
マイキー
許してくれ、凛。