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連載ブクマ失礼します!
リクエスト…! ななジェルで、なんか喧嘩しちゃうやつ見たいです!!!!!!!! ののさんのお話最高です!!!!!!!!
夢を見た。
君と、歩いている夢。
2人で笑いながら、どこかへ向かっていた。
幸せな夢だ。
幸せで、とても儚く、綺麗な夢。
その夢が、儚いまま消えてしまえばいいのに、と願った。
ころ💙
目が覚めた時、やってしまったな、と思った。
夢で見た彼との記憶。
それは、できるなら思い出したくなかった思い出だった。
さと💗
近くの椅子に座っていた彼は、そう言ってこちらを見た。
ころ💙
さと💗
そう言う彼の目には、クマができていた。
きっと、心配してくれたのだろう。
だからこそ、僕はちゃんと話をしなければいけないと思った。
ころ💙
さと💗
ころ💙
独り言のように呟いた僕の言葉に、さとみくんは酷く驚いていた。
ころ💙
さと💗
動揺を隠すように、愛想笑いをしている。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
言ってから、思った。
本当に、そうなら良かったのに。
全部、彼が優しいから、という理由で片付けられたら。
さと💗
ころ💙
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
追い詰められたように呟いた言葉を、僕は信じられなかった。
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
必死な彼に、そっか、と笑ってから、本題に入ることにした。
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
一つ息を吸ってから、彼の目を真っ直ぐ見た。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
だって、この関係を続けるってことは、さとみくんを傷つけることと一緒なんだ。
だから、終わりにしたい。
優しい彼を、もう傷つけたくない、というのが、僕の本心だった。
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
言い切った彼は、その勢いで僕を睨みつけた。
嫌いだという言葉が深く胸に刺さる。
ころ💙
さと💗
ころ💙
いつの間にか零れていた涙に、あとから気づく。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
そう言った時、一瞬、彼の目が変わった気がした。
静かにこちらを見たまま、近づいてくる。
ころ💙
さと💗
小さなリップ音が、病室に響く。
唇には柔らかいものが当たっていた。
だんだんと息が苦しくなってきて、彼の肩を軽く叩く。
ころ💙
さと💗
苦しいという意思表示をしたはずなのに、より深いキスをしてくる。
ころ💙
力が入らなくなってきた。
やばい、かも。
さと💗
さと💗
ころ💙
頭がまわらない。
キスをする仲って、どういう仲?
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
辛そうな顔で笑った彼は、荷物をまとめ始めた。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
少し嬉しい気分になりながら彼にそう言う。
親友って、素晴らしい存在だな、と思いながら。
だって、記憶を失くしても変わらず接してくれるんだ。
ちゅー…は、ちょっとビックリしたけど、それくらい普通だったんだろうな。
そう思っていると、
さと💗
ちょっとバカにするような、納得の声が聞こえてきた。
さと💗
軽くため息をついて、頭を撫でてきた。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
少し不機嫌になりながら、彼を見る。
ごめんって、と笑いながら謝る彼。
そんな彼を見ながら、さとみくんが居てくれて良かったな、と思った。
のの ❀
のの ❀
のの ❀
のの ❀
のの ❀
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