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ピアノがある部屋だと思ってください
青柳父
何度言ったらわかる「レミファソミ」だもう一回
冬奏
でも、指が……
青柳父
関係ない100点だが世界は1000点取らないと生きていけない
青柳父
もう一回だ
冬奏
分かりました
冬弥
絶対にお兄ちゃんが助けてやるからな
冬奏
ありがとうお兄ちゃん
数年後
冬奏
しらねぇよお前の音楽なんてクラシックなんて
冬奏
俺の道を行かせろよ
青柳父
何だその態度は💢
冬奏
お前のせいだよ
冬奏
性格も性別も違うのに兄ちゃんを見習えって言われた
冬奏
一人称ですら変えられた
冬奏
冬弥兄ちゃんに近づけるためだ
冬奏
兄ちゃんがクラシックを嫌がったら兄ちゃんから離した
冬奏
お前なんて父親じゃねぇ
青柳父
冬奏‼︎
冬弥
冬奏……
冬奏
何だよクソ兄
冬弥
っ……‼︎
タッタッタッ 冬奏が去ってく
冬弥
助けてられなくてごめんな冬奏（小声で）
俺はここにきたスプレービーストにだ
皆いい奴だし心地がいい
2度とあいつらの元には帰らない
冬奏
あんな奴ら大っ嫌いだ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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