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飽きるほど見てきた夜の街

もう何も感じない

罪悪感も背徳感も

はぁ、と息をつけば

空気が答えるように白く姿を変える

???

こんな時間に何してるの?

???

おにーさん?

綺麗で透き通った声が辺りに響く

振り向くために風を切れば

冷めきった空気が頬に当たり

冬の寒さが頬を痛める

Li

、、誰?

そう聞くと同世代くらいに見える男がふふっと笑いまた口を開く

Rs

俺はロゼって言うよ

Rs

君は?

問いかけてくるその顔はどこか妖艶で

色っぽく笑みを浮かべていた

Li

らいと

Li

明雷らいと、、

問に答えるとまたロゼと名乗った男はふわりと笑う

Rs

らいとくん、、かぁ

Rs

こんな時間に何してるの?

また、問いが飛んでくる

するとらいとは、はっと嘲笑う

そして

Li

お前こそ、こんな時間になんしよーと?

Li

美味しそーな血探しとったと?

Li

吸血鬼さん?

目だけが笑っていない笑みを浮かべる

ロゼは驚いたように目を見開く

Rs

!、、

Rs

よく、、わかったね

驚きを隠せないまま素っ頓狂な声を上げ返す

Li

なんとなくそんな気がしたんよ

目を伏せどこか苦しそうな笑みを見せる

Rs

ふーん、

Rs

逃げないんだね

Rs

取り乱さないし

Rs

普通は怖くて逃げ惑うと思うんだけど

ふ、と悲しみを含んだ目で笑う

Li

逃げる気分じゃなかったんよ

Rs

じゃあ、、とりあえずうち来る?

らいとは意味が分からないとでも言うような目を向けた

Rs

あぁ笑えぇっと

Rs

補導とかされたら俺殺されちゃうし笑

Rs

それに君のことちょっと気になるし

にこ、と笑った顔はとても嘘をついているような顔にも見えなかった

好奇心にかられ、気づけば

Li

行く

と、そう言っていた

Rs

いらっしゃーい

Li

ん、お邪魔します

明るく笑顔を浮かべ楽しそうに歓迎される

こいつはいつ血を吸ってくんだ?と

疑問を持ちつつも少しこの状況を楽しんでいる自分がいた

Rs

そこ、座ってて

Rs

お茶かコーヒーか、牛乳?どれがいい?

まるで友人を向かい入れるかのような対応に少し戸惑いながらも

Li

カフェオレ、、

と、少し恥ずかしそうに答える

Rs

お子ちゃま舌だ〜w

Li

うるさw

Rs

蜂蜜入れる〜?

Li

え?蜂蜜?

Rs

これ美味しんだよ〜!

Li

へぇーじゃそれで

Rs

あいあいさー

ロゼが吸血鬼だと言うことを忘れてしまいそうなくらい他愛もない会話を交わす

まるで友達のような、、そんな感覚を覚えてしまう

でも、ロゼが吸血鬼だということは紛れもない事実で、

信用してもいいのか、信用しないべきなのか

そんなことを考えていたらロゼが戻ってきた

Rs

おまちどぉ

Li

ありがと

暖かいカフェオレ、

ふー、と息を吹き少し冷ます

ごく、と一口飲むと

暖かさと程よい甘さが口の中に広がる

Rs

、、らいと

名前を呼ばれ、目線をロゼに向ける

Rs

危機感無さすぎじゃない?

呆れたような笑みを浮かべる

Rs

初めましての怪しい人、、

Rs

ていうか吸血鬼の家にひょこひょこ着いてきて、

Rs

何が入ってるかも分からないような怪しい飲み物飲む?!

Li

飲む

そう返すと驚きと呆れを含んだため息がこぼれる

Rs

調子狂うぅ、、笑

Li

てか血吸わんの?

Li

お腹減ってないん?

なんて言うと

信じられないまじかみたいな目を向けられる

Rs

空いてるけども!!

Li

俺だけカフェオレ貰ったりしてなんか申し訳ないけんさ

Li

あげるよ?全然

Rs

まじで何この子怖い!

吸血鬼に怖がられるなんて心外な、と思いながら

Li

で、吸うの?吸わんの?

そう聞くと申し訳なさそうにロゼが口を開く

Rs

吸わせてください、、

らいとはそれを聞くと着ているパーカーの首の部分を少しひっぱり、

首の付け根を出す

Li

ん、どーぞ?

それを見てロゼは大きなため息を吐く

Li

?、

Rs

いい加減にしろよ?

ギラつく獣のような目を向けられる

Li

Rs

らいとさー、

Rs

吸血鬼舐めすぎ

Li

ぁ、、ぇ、

圧に少し戸惑っていると

Rs

じゃあ、吸うよ?

Li

ぅ、ん

腰と肩を持たれ、ぐいっと強引に近づけられる

Li

わ、ぁ

Rs

ふ、かわい♡

耳元で囁かれ、身体をびくっと震わせる

そして

薔薇色に染まった首にかぷっと噛み付く

Rs

Li

ぅ゛ぁ

ちゅーーと吸われている感覚にくらくらする

Li

ん゛っう、、ぅ

新鮮な感覚に頭が追いつかず呻き声が出る

Rs

(なにこの血、、)

Rs

(うますぎ、、♡)

ずっと血を吸われ続け、

流石に限界になったのか

Li

~~ッロゼ、!

Li

も、、すとっ、ぷ、、

Rs

!、

あまりの美味しさに夢中になっていたロゼが我に返る

Rs

ぁ、ごめん

Rs

吸いすぎた、

らいとは荒い息をたて、ロゼに寄りかかる

ロゼはどうしたらいいか分からず、

ただ申し訳なさそうにらいとを抱えたまま頭を撫でる

Li

ふ、

Li

おれの血おいしかった?

へにゃりと笑う顔にロゼは奥の方から何かが込み上げてくる感情を堪えながら、

Rs

すごい、、美味しかった

と、答える

するとどこか嬉しそうにして

Li

よか、ったぁ、、

そう言い優しい笑みを浮かべ

そのまま寝落ちした

Rs

ぇ、らいと?

Rs

、、寝ちゃった、

Rs

いやこれどーすんだよ

Rs

家わかんねぇし

どうしようもなくその晩は家に泊める事にした

Rs

んしょ、

らいとをベットに寝かせる

すやすやと健康的な寝息を立てている

それを見て安心したかのように微笑む

そしてその笑みはすぐに曇った

Rs

こんな美味しい血、

Rs

吸血鬼の格好の的だ、

深夜に外出していればすぐにどこかの吸血鬼に捕まってしまう

世の中には悪い吸血鬼の方が少なくない

Rs

守りたい、、なんて笑

Rs

情が沸いちゃったなぁ笑

難しいことは明日考えよう、そう思った

とりあえず今日は

Rs

おやすみらいと、

額にキスを落とし、隣に潜ってらいとを抱えながらロゼも眠りについた

この作品はいかがでしたか?

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コメント

7

ユーザー

続きめっちゃ楽しみにしてます!!

ユーザー

コメント失礼します!吸血鬼パロの中でも1番好きかもってくらい好きです!続き楽しみにしてます✨️

ユーザー

フォロー、初コメ失礼します!主さん天才すぎませんか!?今まで色んな吸血鬼パロ見てきたんですけど1番好きです!てか3部構成!?本物の小説家じゃないですか!続きが待ち遠しいです笑

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