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鈴。
鈴。
鈴。
鈴。
鈴。
鈴。
鈴。
突然だが、僕の名は芥川龍之介。
株式会社ポートマフィアに勤めている極めて平凡な社員である。
唯一つの点を除いては───、だが。
芥川
太宰
此の方は僕の推し────もとい、太宰さん。
芥川
会う度に胸の鼓動が早まり、顔が緩みそうになるが、持ち前のポーカーフェイスでなんとか持ちこたえている。
推しだが、別に如何にかなりたい訳ではない。
僕は、いち社員として、何事もなく過ごしたいのだ。
そう、思っていた矢先に、事件は起こってしまった……
或る日のこと────
芥川
太宰
芥川
太宰
芥川
芥川
芥川
ばさっ
太宰
太宰
芥川
芥川
太宰さんが手に持っているのは僕が前に「預かっていて欲しい」と云われて預かっていた同人誌。
太宰さんは其の優れた容姿を持ち、そして其れだけではなく、優秀な頭脳、更には誰にでも紳士的な其の態度で人を惹き付ける。
つまり、「太宰さんに愛を囁かれたい!」と思う輩も一定数存在する訳で。
そういう者達(大半が女性社員である)が仕事の合間を縫って作ったものが、今太宰さんの持っている同人誌なのである。
芥川
芥川
芥川
太宰
芥川
芥川
太宰
太宰
芥川
芥川
芥川
太宰
太宰
太宰
芥川
芥川
太宰
芥川
芥川
太宰
芥川
タッタッタッタッ……
太宰
太宰
果たして、太宰の好奇心に火をつけてしまった芥川は逃げ切れるのか……
其の後の二人の行く末は、 神のみぞ知る………
鈴。
鈴。
鈴。
鈴。
鈴。
鈴。
鈴。