きりやん
そっか……
ぶるーく
…うん、
ぶるーく
きりやん、こわい…っ
きりやん
大丈夫、大丈夫だから
俺はそっとぶるーくをなでる
ぶるーく
ん……っ、!
ぶるーく
ありがとぉ…
きりやん
ぶるーくには、いなくなってほしくない。絶対…っ、
ぶるーく
うん、…ぅん…っ、
ぶるーく
ぼくも、みんなから、はなれたくなぃ…っ!
ぶるーくはぽろぽろ涙を流しながら俺に弱々しい力で俺に抱き着く
ぶるーく
っう、ぅぅぅ、…こわい、よ、…
きりやん
大丈夫…絶対に離れないから、
ぶるーくはひっく、ひっく…としゃべりにくそうにしている
俺はぶるーくの背中をなでてあげることしかできない
ぶるーく
ん"……ぁ"り"がと、
きりやん
声ガラガラじゃん、水飲みに行く?
ぶるーく
うん"…
ぶるーく
ん……、
ぶるーくはゆっくり水を飲み干す
ぶるーく
っ、ふぅ……ありがとう、きりやん…何回ありがとうって言ったんだろう…w
きりやん
気にしないでいいのに…w
ぶるーく
えへへ....w
w
きりやん
なんで、寝る時間が……
ぶるーく
わかんない…けど、
きりやん
…けど?
ぶるーく
なんか、…数日分寝たら、本気で、意識なくしそうで…っ、
ぶるーく
わかるんだ、僕…なんとなく、だけど……
きりやん
……でも、起きておくのは不可能だもんね、
ぶるーく
うん、今も…なんだか、眠たくて…でも、寝たくない…っう、ぅ
きりやん
……俺も一緒に、寝れないのかな
ぶるーく
っ、!でも、もしそれしたとしたら…ワイテルズから僕ときりやんが…、
ぶるーく
みんなに、なんていえば…っ
きりやん
…俺が一緒に寝たらどんなことになるのか知ってるの?
ぶるーく
ぁ……っ、
きりやん
教えてくれない?
ぶるーく
……
ぶるーくの話によると……
「僕と、誰かが寝たら…その一緒に寝た人も巻き沿いを食らって…その、一緒に帰らぬ人にな、…っちゃうんだ、…」 「なんで知ってるの?」 「これも…直感、だって…わかちゃうんだもん……。わかりたくなくても、わかっちゃうんだも、ん…っ」
きりやん
そうか……
ぶるーく
僕、やだよ…きりやんまで巻き込むなんて、
きりやん
ひとりでも欠けたらワイテルズじゃないよ…
ぶるーく
............
きりやん
俺、…ぶるーくを助けるから、
きりやん
もし無理だったらさ……ワイテルズ、六人で寝ようよ。
きりやん
ぶるーくのこと教えてさ
ぶるーく
……ん、
ぶるーくは渋々と承知してくれた
さて、どうしたものか…
ぶるーくは、うとうとしている
ぶるーく
ん、んぅ……ん、
きりやん
くそ…どうしたら…っ、
俺は、とりあえず調べることにした
「寝る時間が増えてきた 死 病気」
きりやん
っ…!?
ぶるーく
ど、したの…?
きりやん
見つかった…見つかったけど、直し方がすごく、難しくてっ……
ぶるーく
きりやんなら、なおしてくれ、るんでしょ…?
ぶるーくは寝るのを我慢し、うつらうつら答える。
きりやん
頑張りたい……で、きるかな…っ
ぶるーく
どんなの…?
きりやん
病気になってる人…つまり、ぶるーく
きりやん
ぶるーくが約二日間寝て…声を複数人げかけ続けて…意識を取り戻さないと…だめ、らしい
ぶるーく
ふつ、か…
きりやん
だから…二日寝たあと24時間以内に起こさないと…もう、
ぶるーく
そっ、かぁ…じゃあ、みんなに手伝ってもらわないと、だねぇ…
きりやん
今からみんなに声をかける。だから…もう、寝てていいぞ、眠たいでしょ…?
ぶるーく
ぁりが、と…ぜったい…おこして、よ…?
きりやん
もちろん
主です。三話目なんですけど、なかなか続きが思いつかなくて…没になる可能性がとても高いです
また別の物語を書くときは頑張って書きます…!