幼馴染の君．

数年前

そして…

現在

くそぉー！！

今 私は、

荷物持ちジャンケンで

負けたため、

幼なじみの奏太の分の鞄と

自分の鞄を持ち、

学校へ向かってます．

え？え？え？

……こいつーー！

どこが！？

…あんなはっきり

言われるとな…

私は、小学校の頃から

ずっと､奏太のことが好き．

でも奏太は違うみたいで…

いっつも雑用を

私にやらせてくる．

多分、奏太にとって

私は召使いみたいな

感じだと思う．

これって…

もしかして告白！？

……この人って、

野球部の先輩だよね…

どどどうしよう…

私は､奏……太……

そうだ、忘れるんだった．

LINE

結月め……

明日覚えてろーー！

なんで…奏太に

言わないといけないの…

奴隷……か…

私は立ち上がり、

奏太の部屋を出ようとした．

後ろから、

奏太が私の手を掴み

自分の体に引き寄せてきた．

そこから腕をまわし、

私を抱きしめてきた．

やば……心臓バクバク言ってる…

バレちゃう……

何それ??期待しちゃうよ……

あ、……違う、

奴隷として……って

意味でしょ……

私が話してから、

急に黙り出した．

なんで何も言わないの……

私が､そう言った瞬間、

奏太は更に強く

抱きしめてきた．

ん？What？

もしかして…

……嘘だ…

数時間前

忘れるとか…言ってたけど…

私には無理だもん……

もうめっちゃ嬉しい…

あ〜あ、もうなんでもいいや、

そういい彼は

少し強引なキスをしてきた．

❦ℯꫛᎴ❧

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