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目仲 千愛(めなか ちあ)
特になにかを呟くわけでもなく、通学路を静かに歩く。
それに、独り言にするほど言うべきこともないのだから、当然だ。
クラスメイト
クラスメイト
くだらない。
私が白髪だからなんだと言うのだ。
心の中で呟く。
生まれつき、私は髪の色素がなかった。
完全にだ。
そして、両方の目の色も違う。
いわゆる「オッドアイ」というもの。
そのせいで私は人と違う者として、『狂人』だの『あいつに近づくと呪われる』だの、根も葉もないことを言われ続けているのだ。
目仲 千愛(めなか ちあ)
なにかを語ることもなく、私は準備を終え、静かに席についた。
どうせ、今日もくだらない無意味な日常を過ごすことになるのだ。
その時の私は、そう思っていた。
教師
教師
教師
教師
白羽 どぬく
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
白羽 どぬく
転校生は来て早々現れた悪口の波を受け取ってしまったのか、静かに表情を歪めた。
翌日
私が静かにHRが始まるのを待っていたときだった。
いじめっ子(主犯)
クラスメイトの一人が言った。
目仲 千愛(めなか ちあ)
その人は水の入ったバケツを受け取ると、入ってくるときの死角に立った。
白羽 どぬく
バッシャーンッ!
その大きな音は、教室に大きく響き渡る。
いじめっ子(主犯)
あの人が、白羽さんに水を浴びせかけたのだ。
目仲 千愛(めなか ちあ)
白羽 どぬく
いじめっ子(主犯)
その人はそう言い、白羽さんを殴りつける。
白羽 どぬく
目仲 千愛(めなか ちあ)
目仲 千愛(めなか ちあ)
私は今、屋上へと続く階段を登っていた。
目仲 千愛(めなか ちあ)
いじめっ子(主犯)
なにかを殴ったり蹴ったりしている不快な音が。
白羽 どぬく
案の定、白羽さんが私のクラスメイトにいじめられていた。
目仲 千愛(めなか ちあ)
静かに、クラスメイトにバレないよう、スマホの撮影ボタンを押す。
その時。
白羽 どぬく
目仲 千愛(めなか ちあ)
白羽さんと目があってしまった。
助けて。
その目は、そう言っていた。
目仲 千愛(めなか ちあ)
そう思いながら、私は目を背けた。
白羽 どぬく
クラスメイト
いじめっ子(主犯)
どれほど時間が経っただろう。
白羽さんは倒れ、クラスメイト、いや、いじめっ子達は去っていった。
目仲 千愛(めなか ちあ)
目仲 千愛(めなか ちあ)
私は白羽さんを保健室に運んでいた。
保険教諭
保険教諭
目仲 千愛(めなか ちあ)
保険教諭
目仲 千愛(めなか ちあ)
保険教諭
目仲 千愛(めなか ちあ)
保険教諭
目仲 千愛(めなか ちあ)
白羽 どぬく
知らない部屋のベットで俺、白羽どぬくは目を覚ました。
白羽 どぬく
ズキッ
白羽 どぬく
殴られ、蹴られたときの傷が痛む。
見たところ、ここは保健室のようだ。
保険教諭
保険教諭
・・・そういえば、誰が俺をここまで運んだんだ?
保険教諭
オッドアイで白髪・・・
屋上で俺のことを見ていた人だろうか。
俺のことを見捨てたと思ったんだけどな。
保険教諭
保険教諭
白羽 どぬく
白羽 どぬく
保険教諭
白羽 どぬく
白羽 どぬく
保険教諭
保険教諭
白羽 どぬく
ピロン♪
着信音が鳴った。
白羽 どぬく
どぬく
じゃぱぱ
どぬく
どぬく
俺は、じゃっぴにさっきまでに起きたことを伝えた。
じゃぱぱ
どぬく
じゃぱぱ
どぬく
翌日
教師
保険教諭の先生がいじめを報告し、先生は早速犯人探しを始めた。
いじめっ子(主犯)
クラスメイト
目仲 千愛(めなか ちあ)
教師
いじめっ子(主犯)
いじめっ子(主犯)
教師
目仲 千愛(めなか ちあ)
教師
教師
教師
目仲 千愛(めなか ちあ)
クラスメイト
クラスはいじめがバレた事によってざわついていた。
「やば、ひどくない」という声や、「やっぱり目仲とは関わっちゃいけないんだ・・・・・」という声が聞こえた。
目仲 千愛(めなか ちあ)
放課後、私は屋上に呼び出されていた。
白羽 どぬく
目仲 千愛(めなか ちあ)
目仲 千愛(めなか ちあ)
白羽 どぬく
???
??
???
???
目仲 千愛(めなか ちあ)
ガチャ
???
目仲 千愛(めなか ちあ)
はいどうも主でーす
今回、本作品の『化物』と[狂人]を読んでいただき、ありがとうございます
さて、千愛が出会うことになる???は何者なのか!
お楽しみに〜
あ、163タップお疲れさまでした!
おつあま!