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舞姫
舞姫
頭上に空、足元にも空が広がった 不思議な空間に、私は立っていた。
子供…マイキー君たちの夢の次は、 よく分からない抽象的な夢か。 夢は、私に良くないものをもたらす。
舞姫
???
私の他に、もう1つ。 人影が現れた。なぜか、その人のことは よく見えない。
遠い、とか、暗い、とかではなく。 モヤがかかってしまったように、 ただ彼だけが見えない。
舞姫
???
???
舞姫
???
舞姫
???
???
舞姫
???
???
???
???
???
???
???
舞姫
舞姫
舞姫
舞姫
舞姫
舞姫
???
舞姫
舞姫
舞姫
舞姫
舞姫
???
???
???
舞姫
不意にノイズが走って
世界が揺れた
私は、現実世界にかえるのか。
贅沢を言うなら、その前に
彼に、最初に私の声を届かせたい
舞姫
???
舞姫
舞姫
???
舞姫
舞姫
舞姫
???
最後に彼が何を口にしようとしたのか、 何も言わなかったのかすら分からない
でも、これでいいような気がしていた
言ってしまえば、ただの自己満足だ
でも、それでも確かに
私は、救われた
どこからか複数のバイクの音と、 ペヤング!なんて大声で言う声、 女の子の綺麗な笑い声や、 カラン…と鳴るピアスの音が聞こえて
そこで私の夢は、途切れてしまった。
きっと、あれは、福音だ。
舞姫
長いような短いような、 とても幸せな夢から覚めると、 目の前には白い蛍光灯と派手な髪色。 正直とても目に痛い。
蘭
竜胆
舞姫
蘭
春千夜
舞姫
2日も眠り続けていたという 私のベッドに突っ伏して、 何故か春千代も眠っていた。
舞姫
竜胆
蘭
春千夜
竜胆
春千夜
舞姫
春千夜
舞姫
舞姫
呆れたような素振りをしつつ、 嬉しかった。私を…初代じゃなくて、 私の事を心配して、 薬も飲まずに待っててくれたんだ。
春千夜
舞姫
蘭
九井
竜胆
舞姫
舞姫
舞姫
春千夜
蘭
竜胆
竜胆
九井
舞姫
舞姫
九井
蘭
竜胆
竜胆
舞姫
蘭
舞姫
なんだかんだ、私の人生は 彼に救われてばかりなのだ。
この場所を創ってくれて 護ってくれて、遺してくれて
舞姫
春千夜
舞姫
舞姫
舞姫
九井
舞姫
九井
舞姫
蘭
竜胆
舞姫
春千夜
舞姫
蘭
竜胆
九井
春千夜
くだらない会話で巻き起こる笑い。
なんだか懐かしい気持ちになって、 でも、涙が出てきたのはきっと 笑いすぎた酸欠のせいだ。
彼との夢のことは、まだ話さない
でもいつか、 私が立派な首領になった時にでも。
酒の肴にして、皆に聞かせよう
彼が優しかったことを。
彼が皆を愛していたことを。
…彼が、きっと今、あちらの世界で。
幸せでいることを。