すれ違い

┏┛墓┗┓

注意

少しえちえちよん

2人とも仲良いな…

最近よく遊んでるよなぁ

僕はさとみくんの彼女なのに…

僕のさとみくんなのに…

なんで…

いいな…

あんな風に甘えられない

可愛くなれない

僕なんかより 莉犬くんがいいのかもしれない

…いいな

頭撫でて貰えて

存在にまで気づいて 貰えなかったんだ

僕は早歩きで家に出た

この空気を吸いたくない

嫉妬したくない

泣きたくない

別れたくない

そう思いながら

さとみくんは めんどくさい人が苦手だ

だから僕が嫉妬するのは許されない

きっと嫉妬したら

めんどくさい奴って思われる

だから我慢しなくちゃ

僕は…

さとみくんの彼女…だもん

僕が手に取ったのは露出の高い服

普通の彼氏なら喜ぶか

止めるかの2択だ

でもさとみくんには 莉犬くんがいるもんね…

止めてくれるかな？

最悪の場合を考える

泣いちゃダメだ

さとみくんは…そんな事しない

大丈夫だ

信じてるもん

ガチャ

仲いいんだね

いいな

お似合いで

こんなことになるとは思わなかった

でもしょうがない

僕が悪いんだ…

最初から

ガチャッ

さとみくんと別れるのだろうか

今更謝っても無駄なのだろうか

僕はさとみくんに 愛して欲しかっただけなのに

愛を確かめたかっただけなのに

お仕置って言われるのは

さとみくんが良かったな

僕は名前も知らない お前のじゃないんだよ

僕は…

そっか…さとみくんと 喧嘩してるんだった

じゃぁ僕は捨て犬と同じだな

飼い主がいない可哀想な人

でも僕はこんな奴にお仕置なんて されたくないのになぁ

さとみくん…助けて…

そう言われて僕の腕を掴む

僕は力が弱いため振り払えない

そのまま頭の方に腕を上げ…

僕の股に足を入れてきた

そう言って僕のズボンを ぬがしてくる

僕は必死に頭を抑えて離そうとする

知らな人と キスなんてしたくなかった

抵抗できるほどの気力が無くなった

知らない人に犯されて

このままイクんだな…

知らない人の物を中に入れて…

でも全部僕が悪い

こんな格好したのも

さとみくんと喧嘩したのも

きっとこれは罰だ…

ドスッ

おじさんが倒れたのだ

そう言ってさとみくんは 僕に手を差し伸べてくれた

でも僕にはひとつの疑問があった

久しぶりに撫でられた

やっばさとみくんの手は 大きくて暖かい

安心する

僕らの間に沈黙が流れる

僕は涙目になりながら見つめる

さとみくんはそれを見たら くしゃって笑った

そして僕の体を 優しく抱きしめてくれた

そう言ってさとみくんは離れた

僕はさとみくんに抱きついた

多分僕からは”初めて”だ

僕らは話した

何故喧嘩したかを

そう言ってさとみくんは 僕の背中をスーってした

END