テラーノベル
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ピピッと機械音と、荒い息が聞こえる。
刀也
顔を真っ赤にして寝込む刀也の頬を撫でる。
葛葉
刀也
申し訳なさそうに眉を下げると、葛葉はふっと微笑んで刀也の額にキスをする。
葛葉
葛葉
そう言って葛葉は部屋を出た。
鍋でお粥を作っている途中、小さくため息をついた。
葛葉
絶対うつったな。最悪。もちさんの看病しないといけないのに…。
葛葉
もう一度ため息をつく。
お粥をお皿に移し替えて、お盆に乗せて食事を運ぶ。
部屋の扉をノックしてから入る。
葛葉
刀也は小さく頷く。
刀也
弱々しく返事をすると、刀也は口を開けて待つ。
その行動に葛葉は思わず一瞬固まる。
葛葉
スプーン口に運ぶと、もぐもぐと咀嚼する。
葛葉
思わず笑うと、刀也は不思議そうに首をかしがる。
刀也
葛葉
刀也
刀也は頰を赤らめて少し俯く。
葛葉
刀也
赤くなった耳に手を伸ばしてそっと触れると、ビクンと体が反応する。
刀也
葛葉
刀也
居た堪れなくなった刀也は布団に潜る。
葛葉
刀也
葛葉
もううつってんだけどな。なんて思いながらぎゅっと刀也を抱きしめて目を閉じた。
目を覚ますとあたりは真っ暗になっていた。
葛葉
体を起こすとさっきよりもダルく、上手く体が動かない。
はぁはぁと息を荒げていると、刀也が目を覚ます。
葛葉
刀也
刀也はすっかり元気になったのか、顔色がだいぶ違う。
刀也
刀也が葛葉のおでこに触れると、刀也は眉間に皺を寄せた。
刀也
申し訳なさそうに眉を下げると、葛葉は大丈夫だと言った。
葛葉
刀也は首を横に振る。
刀也
真剣な顔で見つめると、葛葉はニヤリと笑った。
葛葉
刀也
遮ると、葛葉はつまらなさそうに唇を尖らせた。
葛葉は刀也の首に腕を回して耳元で囁く。
葛葉
耳に何度もキスを繰り返すと、刀也は耳まで真っ赤にして体をビクビクさせた。
刀也
刀也は葛葉を無理やり引き剥がしてベッドに戻す。
風邪で弱った葛葉は刀也の力に敵わなかった。
刀也
恥ずかしそうに顔を赤らめて立ち上がると部屋を出た。
後日、病み上がりで葛葉にメチャクチャにされた刀也は風邪をぶり返す羽目になったのだった。
主
主
主
ちなみにえっちなシーンはなかったのですが、微妙なラインなので一応R指定しておきます💦
コメント
10件
初コメ失礼します! 主様のこの神な作品を一気見して葛持の良さに気づきました!!! 最高です!! これからも頑張ってください!
初コメ失礼します! 一気見したんですが最高です!! リクエストってしても大丈夫ですか?
初コメ失礼します!! フォローさせていただきました! このくずもちの話めちゃくちゃ好きです🫶たぶん3回くらい○んだ😇 続き楽しみにしてます!!