桜 冬華
さぁ、まいりましょう
桜 冬華
と、その前に浩太
佐狐 浩太
なに?
桜 冬華
浩太の喋り方というか、話し方?についてをね
佐狐 浩太
あ、
佐狐 浩太
えっと、普段は敬語を使っています
佐狐 浩太
けれど、冬華や桜などに対しては使っていません
桜 冬華
ok、ありがとう浩太
佐狐 浩太
ん
桜 冬華
では、まいりましょう
佐狐 浩太
WIND.BREAKER 創作
《愛されたいだけ 弐》
《愛されたいだけ 弐》
桜 冬華
、、人、多いな
十亀 条
冬華、大丈夫?
桜 冬華
な、んとか
桜 遥
人が多いとこ、苦手だろ冬華
桜 冬華
うん、まぁ
桜 冬華
でも、平気だから
桜 遥
平気そうには見えないぞ
桜 冬華
平気だから、はよ行け
桜 遥
あぁ
桜 冬華
、、、(あ〜やばい、頭クラクラする)
梶 蓮
、、梅宮さん
梅宮 一
ん?どうした?梶
梶 蓮
先に行ってください
梅宮 一
ん?、、あ〜わかった
梅宮 一
頼んだぞ、梶
梶 蓮
はい
桜 冬華
、、(あ、皆との差が開いてる)
桜 冬華
クラッ、、
ポスッ
桜 冬華
、、蓮?
梶 蓮
無理すんな、冬華
桜 冬華
ごめん、ありがとう
兎耳山 丁子
あれ?はなちゃんは?
佐狐 浩太
冬華なら、後ろです
兎耳山 丁子
あ、ほんとだ
十亀 条
彼も居るみたいだし、大丈夫かな
梅宮 一
俺たちは先に行くぞ、桜
桜 遥
あぁ、わかってる
桜 冬華
、、ハァ、ハァ、
梶 蓮
場所、移動するぞ
桜 冬華
( . .)"コク
座れる場所があるとこ
梶 蓮
ほら、少し座ってろ
桜 冬華
ん、
梶 蓮
なんか、飲むか?
桜 冬華
いい、いらない
梶 蓮
そういう訳にはいかない
梶 蓮
待ってろ
桜 冬華
、、、ムス(いて欲しい、のに)
??
ん?、あっれ、冬華じゃん
桜 冬華
あぁ?、、誰だよ
??
俺の事、覚えてない?
桜 冬華
、、知らねぇ
??
え〜ひっどいなぁ〜
??
あんだけ、よくしてやったのに♡
桜 冬華
ゾワッ、な、なんで
??
あ、思い出してくれた?
桜 冬華
嫌だ!離せ!!
??
いいじゃん、
桜 冬華
、ハァ、ハァ(くっそ、力が入らねぇ)
??
なぁ、まさか発情してんの?
桜 冬華
して、ない
??
そういう割には、顔赤いぞw
桜 冬華
ッ、(まずい、このままじゃ)
梶 蓮
おい、何してる
桜 冬華
(あ、蓮)
??
ヒッ、い、いやこれは、その
梶 蓮
何してるって聞いてんだ
??
ス、すみませんでしたタタッ
桜 冬華
、、ハァー(助かった)
梶 蓮
大丈夫か?冬華
桜 冬華
ん、ありがとう蓮
梶 蓮
(彼奴、俺の事知ってるようだったな)
梶 蓮
水、飲めるか?
桜 冬華
水、、なら少し
スッ…(水を渡す)
桜 冬華
ありがと、
桜 冬華
ドクンッ(え、うそ、まさか)
梶 蓮
ッ、(なんだ、この甘い匂い、冬華から?)
桜 冬華
(ま、まだ先のはずじゃ)ブワッ
桜 冬華
ハァ///、ハァ
梶 蓮
(周りは、反応してない)
梶 蓮
(だとしたら、発情じゃないのか?)
桜 冬華
れ、ん、たす、けて
梶 蓮
ッ、
梶 蓮
パサッ(着ていた上着を冬華に被せる
梶 蓮
とりあえず、移動するぞ
桜 冬華
ん、
兎耳山 丁子
はなちゃん達、遅いねぇ
佐狐 浩太
何か、あったんでしょうか
梅宮 一
そうだな、心配だな
桜 遥
彼奴、、
桜 遥
冬華は昔から、隠す癖があった
十亀 条
その癖、昔からだったんだ
ブーブー
桜 遥
……梶から?
梅宮 一
桜、スピーカーにできるか?
桜 遥
あぁ
梅宮 一
梶か、どうした?
梶 蓮
(梅宮さん?そうか、スピーカーか)
梶 蓮
冬華が発情になったんで、帰ります
十亀 条
発情?ちょっと待って、冬華の発情はまだ先のはずだよ?
十亀 条
この前に、発情になったばかりのはずだから
梶 蓮
、、なんであんたが、そんな事を知ってる
十亀 条
それは、冬華と一緒に暮らしてるから
梶 蓮
、、はぁ?
十亀 条
あ〜暮らしてるって言っても俺だけじゃないからね?
十亀 条
丁子と佐狐も一緒にだから
兎耳山 丁子
そうそう
佐狐 浩太
確かに、前に発情になっていたから周期的には、まだ先のはずです
梶 蓮
そうか、、
梅宮 一
だが、現に発情になってんだろ?
梶 蓮
はい、、でも周りはなんの反応もなく
佐狐 浩太
それは、多分
佐狐 浩太
冬華には既に『番』が居るからだと思います
梶 蓮
ッ、既に、番が?
兎耳山 丁子
あ、そういえば確かにはなちゃんから匂いがすることないかも
十亀 条
しないことは無いけど、そんなにかな
佐狐 浩太
冬華の首、項を見ればわかるかと
梶 蓮
、、ある、噛み跡が
梅宮 一
ひとまず、冬華の事は任せていいか?梶
梶 蓮
、、はい
桜 遥
なぁ、そこに居るんだよな?冬華は
梶 蓮
あぁ、居る
梶 蓮
変わるか?
桜 遥
あぁ、
梶 蓮
わかった
梶 蓮
冬華、桜が話したいみたいだぞ
桜 冬華
、、桜って俺も桜なんだけど?
桜 遥
冬華、大丈夫か?
桜 冬華
ん、遥?
桜 遥
あぁ
桜 冬華
大丈夫だから、心配すんな
桜 遥
そうやっていつも、オレに隠してたろ
桜 冬華
、、そうだっけ?
桜 遥
その隠す癖、いい加減やめろ
桜 冬華
、、、はぁ?
桜 冬華
お前に俺の何が分かるんだよ
桜 遥
知らねぇよ、ほとんど
桜 遥
でも、弟として兄ちゃんの心配ぐらいさせろ、バカ兄貴
桜 冬華
、、わかったよ
桜 遥
なら、いい
桜 遥
じゃあな、兄ちゃん
桜 冬華
あぁ、(兄ちゃん呼びは反則だろ)
佐狐 浩太
オレ、心配なんで帰ります
十亀 条
まぁまぁ、心配なのは分かるけど
桜 遥
梶が居るなら、問題ないだろ
桜 遥
それに、多分そっちには帰ってないぞ
佐狐 浩太
それもそうか
梅宮 一
それよりも、俺達はこっちの案件だ
兎耳山 丁子
こっちの案件?
梅宮 一
あぁ、梶から連絡が来ていてな
梅宮 一
どうやら、さっき冬華に絡んでたやつが梶の事を知ってたみたいでな
桜 遥
調べるって事か
梅宮 一
そういう事
𝕋𝕠 𝕓𝕖 𝕔𝕠𝕟𝕥𝕚𝕟𝕦𝕖𝕕︎︎𓂃