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グルッペン

トン氏‼

トントン

うわっ!?グルさんいきなり入ってくんなや‼

グルッペン

だって…時間やばいで?

トントン

えっ?

時計の針は既に9時を指していた

トントン

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!!!!!やばいー‼‼

グルッペン

まったく…先に資料まとめとくゾ

パタン

グルさんが出ていったあとに急いで着替える

そして着替えている間にふと思い出す

トントン

…俺、これでも捨てられてたんだよな

…と。

なんで出来ないの!?

これくらい自分でやれ!!

お兄ちゃん本当に馬鹿だねー‪w

トントン

ごめんなさい…っ

俺は5歳頃から虐待を受けていた。

アンタのご飯なんかないわよ?‪w

ママーいちご食べたいー

はい、どうぞ!!

やった~!!(ニヤ

トントン

…っ

母はろくにご飯も食べさせてくれなかった。

家事も出来ないのか!!馬鹿野郎!!!

トントン

だって、僕何も分からないよ…

うるさいっ!!!(バチッ

トントン

うっ…‼‼

父は俺が何かが出来ないと俺にスタンガンを当てた。

トントン

うっ…うぅ…っ!!!

泣いたらもっと強くするぞ?

いいんじゃないの?強くしても‪w

トントン

はーっ…はーっ…

(バチッ

トントン

あぁぅっ!!!

ざまぁ‪w‪w

弟はそんな俺を何回も煽り続けた。

助けてくれる人なんて居なかった。

アンタなんか要らないのよ!!

トントン

…え?

さっさとどっか行っちまえ!!クソ野郎!!!

大人しく出てけ!!!

そして、親は俺が10歳になった頃に、俺を家から追い出した。

何ヶ月かたった頃

真冬の日だった。

トントン

はぁ…っ

あれから俺は山の奥で暮らしていて、何も口にしていなかった。

時々、生えていた草やきのこ・そこら辺にいた動物を食べようと思った。

けれど病気になることを恐れたり、動物を殺したくないという心で、何一つ食べられなかった。

トントン

あ…今日お祭りだったんだ…

街の方で色々な人の嬉しそうな声が聞こえる。

トントン

お祭り…行ったことなかったな…

トントン

もっといろんな事やりたかったな…

トントン

もっと…みんなと話したかったな…っ

色々な思いが心の器からこぼれ落ちるように口から出ていく。

今まででこんなに喋った事なかった。

トントン

もう、終わりなんだね…っ

生きる希望なんて無かった。

トントン

っ…グスッ

泣いているのに身体は冷たくなっている。

グルッペン

お前、俺の家に来ないか?

トントン

えっ…

グルッペン

ほら、これあげるから。

トントン

赤いマフラー…

トントン

ありがとう…!!

けれど、グルさんはそんな俺を拾ってくれたんだ。

グルッペン

トン氏ー‼‼まだか!?

トントン

あ、今行くで!!!

トントン

はぁ…変なの思い出したかも…

今は「我々だ軍」という軍に入っていて、メンバーのみんなと仲良く暮らしている。

みんな面白くて、一緒に暮らしていても全然悪くない。

もう昔の記憶なんて忘れようと思う。

トントン

…今はグルさんとみんながいるしな…‼

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コメント

6

ユーザー

人体実験の実験台にさせてください(*^^*)↓

ユーザー

いけいけー!!!その調子!!!うへっうへへへへへへへへへへへ((((

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