飛行機雲のような線を引いた
ポツポツと雨が降ってきた
「消えたい」そう叫んでいたー
この世界は理不尽だ
「生きたい」って言うと
「死ね」って言われて
「死にたい」って言うと
「生きろ」って言われるの
「“生きたい”人が生きれて」
「“死にたい”人が死ねる」
「そんな理想的な世界ならいいのにな」
「誰も僕を必要としないのさ」
「そんな世界に生まれたかったな」
でも
理不尽なこの世界でも生きてみせるから
「生きてるだけで偉いよ」
って褒め殺してくれよ
そして
骨が軋むまで抱きしめてほしい
雨と一緒に僕の希望が溢れた―。