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神妙童子4話目
転
翔太
美智
物吸童子
物吸童子は立ち止まって目を丸くした。
翔太
物吸童子
物吸童子は2人から見るただの「空間」に指を指す。
美智
物吸童子
物吸童子の目はさらに大きく開いた。そして少しの間を置いて話し始めた。
物吸童子
美智
翔太
物吸童子
翔太
物吸童子
翔太
物吸童子
そう言って童子は翔太の横を見て、嫌な顔をした。
美智
翔太
心底気分屋の翔太には美里は助けられていた。
???
道を何もなしにただ歩き続けると、大きな赤塗られた門があった。
そこには1人大柄な男がたっていて、陽気に話しかける。
物吸童子
2人は目が笑っていないニコニコのでかい男に目を向けられ、コク と頷く。
???
物吸童子
???
そういうと大男は笑顔消して「ふっ」と息を吹いた
物吸童子
その途端童子は宙に浮き、今来た一本道を元に戻った。
翔太
美智
???
美智
???
翔太
???
美智
翔太
???
そういうと大男は口を広げた。耳まで裂けたくちはまるであの"犬"のようだった。
翔太
美智
そういうと勢いよく門が開き、2人は外へ飛び出した。
翔太
翔太が見る先には森の入口。前に見た地蔵があった。
美智
翔太
ガサッ
翔太
美智
...イ...ホシイ...
翔太
美智
森の茂みの奥にそいつはいた。そいつは「欲しいカラダ欲しい」そう呟いていた。
翔太
美智が返事をする間もなく翔太は駆け出した。
ホシイホシイホシイホシイホシイホシイ...テンゲ...カミノコ...カラダホシイホシイ...
翔太
美智
ホシイ
翔太
2人は走った。暗い道の中先に進めば進むほど茂みに赤黒い目が光っている。
美智
ホシイ...ホシイニガシタクナイ人...�����...イガァァ...ッ
翔太
美智
翔太
美智
"オマエノカラダガイイホシイ...イイィィィ"
翔太
美智
物吸童子
聞き覚えのある声が空から聞こえる。
物吸童子
モノノ怪
物吸童子
翔太
美智
物吸童子
翔太
モノノ怪
そういうとおぞましく醜いそいつは翔太に飛び掛る
物吸童子
翔太に飛びかかるその瞬間、童子が発した言葉で モノノ怪は怯んだ。
翔太
物吸童子
翔太
美智
物吸童子
物吸童子
美智
翔太
モノノ怪
物吸童子
翔太
美智
翔太
物吸童子
グワアッ
そう言いかけた時、後ろにいたモノノ怪の1匹が童子を押し倒し、2人を囲んだ。
美智
翔太
モノノ怪
美智
物吸童子
モノノ怪
翔太
美智
翔太
美智
モノノ怪
モノノ怪達は二人を見て笑った。叫びにも近いがなった声で笑った。「愛は呪い」そう言って。
物吸童子
翔太
そう言って翔太は泣いている美智に何かを投げた。
美智
物吸童子
翔太
ザッ
翔太は童子と美智にそう言って後ろに倒れた。
モノノ怪
美智
物吸童子
童子は美智の手を握り、森に印字をした。
物吸童子
道が開けた。
美智
物吸童子
童子はぐるっと小さな体を回して美智を突き放した、
モノノ怪
物吸童子
モノノ怪
美智
確かに見えた。
まるで主人公だった。
群がり「ジュルジュル」と音を立てる醜い集団の中から、翔太の腕が確かに。ピースをしていた。
父親
母親
おばあちゃん
母親
おばあちゃん
父親
美智 母
美智
父親
美智 母
美智
おばあちゃん
美智は田んぼの前に座って泣いていた。体力の限界だったのだろう。
その夜は何も話さず、寝ることも出来なかった。
次の日
美智 母
美智
美智は話し始めた。話し始めて直ぐに泣き始めたが、最後まで話した。
森に入ったこと。神社のこと。物吸童子のこと、モノノ怪の仕業だったこと。街道に入ったこと。翔太が食われたこと...
母親
おばあちゃん
父親
翔太の母親も父親も。泣いた。戻ることも無く、人が消えるなどこの地域では珍しくもなかったが。泣いた。
美智
美智は首にかかったなにかに気がついた
美智
それは懐中時計だった。翔太の懐中時計
父親
美智
母親
父親
美智
家の中は涙の香りが耐えなかった。みんなが泣いた。おばあちゃんは一日中仏壇のおじいちゃんに念仏を唱えて。そしてないていた。
美智
美智
翔太
目を覚ますとそこは、見覚えのある場所だった。
物吸童子
翔太
物吸童子
正直身を捨てるなど狂ってる。そう言いたげな口調と目立ったが、童子はとても暖かく見ていた。
翔太
物吸童子
童子は低い位置から手を差し伸べる。真っ白で爪が長かった。
翔太
翔太は握手を交わし、そして気づいた。
翔太
物吸童子
翔太
物吸童子
翔太
物吸童子
翔太
主
主
主
翔太
物吸童子
おわり