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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

ー数年前

ユミ

ほらお母さん達!早く行こうよ!

ユミ

今日は大事なチョコミントスイーツバイキングだよ!?

母親

はいはい少しは待ちなさいよー

母親

……にしても相変わらず大好きなのね
チョコミント

ユミ

え?うん!当たり前でしょーよ!

ユミ

髪も目も全身全部チョコミント

ユミ

チョコミントに囲まれて生きれるなんて幸せすぎる……!

母親

はぁ…… その熱意を勉強にも向けてくれたらいいんだけど

ユミ

それは無い!

母親

断言すんな(汗)

ユミ

今日は楽しかったね!

母親

そうね

母親

チョコミントとか歯磨き粉だと思ったけど悪くなかったわ

ユミ

えー歯磨き粉ー!?

母親

あー お腹いっぱいだし
今日夕食なしね〜

ユミ

いいよー

母親

……?

ユミ

……

ユミ

どうしたの?お母さん

母は海の方をずっと眺めている

ユミ

え……、何?

海には

人間がひとり流されていた

ユミ

な……!

母親

助けに行かないと……!

ユミ

待ってそんな事したらお母さんも……

母親

でもあの子が……!

母親

行ってくる……

ユミ

え!?

母親は海へ飛び込む

ユミ

馬鹿……、、!

ユミ

……なんでよ

ユミ

別に助けを呼べばいいじゃない!

ユミ

わざわざ海に飛び込む必要なんてない!

母親

同じ苦しみを味わってあげたいの!!

母親

「辛かったねぇ」なんて、
同じ苦しさを味わえなきゃ本人は嬉しくないのよ!

ユミ

……え、、?

何を言ってるのか分からない

この時にはもうおかしくされていた のかもしれない

お母さんが 何者かに

母親

がはっ……、がば、、

ユミ

お母さん嫌ぁ!!!

ユミは急いで溺れかけた母親の元へ

ユミ

……

足が動かなかった

だって目の前には海で浮かぶ 2人の死体

ユミ

……

ユミ

帰ろう

ユミ

お母さんが、夕食作ってくれてるもん

「今日は夕食なしね〜」

ユミ

あ、、

絶望

私がチョコミントの店なんて 行かなければ

こんな事になってなかったかな

そうだよね、そうに違いない

ユミ

嫌ああああああああああ……っ

ユミ

ううっ……

ユミは自分の髪を引きちぎる

そしてカラコンも外した

あまりに雑なとり方で 目から血が止まらない

ユミ

……死のう

ユミ

もう、やめとこぅ、

ユミは海へ歩き出す

海の底は深くなり続けて

いつしかユミは溺れていった

マアム

……

ファーストステラ

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ฅฅ°́Д°̀))ギャァァァ

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