私は…なんの為に生きてるの?
そんな疑問をいつの間にか持つようになった
生きる意味を見つけたい
そう思うようになったのは…何時からだろうか
凛堂 涼杏(りんどう すず)
…私が生きてる理由って…なんなの…?
そう呟いた時、1件の通知が来た
凛堂 涼杏(りんどう すず)
急にどうしたの?歩夢
歩夢は私の幼なじみ。凄く前向きで明るくて優しい…私とは正反対の存在
金城 歩夢(きんじょう あゆむ)
いやぁ…暇だからさぁ〜
凛堂 涼杏(りんどう すず)
凛堂 涼杏(りんどう すず)
暇だからって私に連絡よこして来たの?
凛堂 涼杏(りんどう すず)
迷惑だから辞めて
金城 歩夢(きんじょう あゆむ)
…ごめんな?
金城 歩夢(きんじょう あゆむ)
俺ただ涼杏と遊びたかっただけなんだけど…
凛堂 涼杏(りんどう すず)
あっそ…勉強してるから無理
金城 歩夢(きんじょう あゆむ)
遊べる日あったら言ってよ。俺いつでも遊べるから!
凛堂 涼杏(りんどう すず)
また…まただ…また人に冷たくしちゃった…
凛堂 涼杏(りんどう すず)
…私は…邪魔者なのかな…
いくら考えても分からない
私は人に迷惑をかけるだけの存在なんだ
消えた方がいいんだ
凛堂 涼杏(りんどう すず)
……あは…
そういい腕に傷を深く付ける
傷を付ける度に…もっと…もっと深く切ってしまう…
やだ…止まんない…
金城 歩夢(きんじょう あゆむ)
…涼杏…最近勉強ばっかだな
金城 歩夢(きんじょう あゆむ)
疲れてないかな…?
金城 歩夢(きんじょう あゆむ)
…よし
スマホを持ち、俺は外へ出かける
金城 歩夢(きんじょう あゆむ)
足を早めて俺は歩く
早く涼杏に会いたい
もっと話したい
と思いながら…
金城 歩夢(きんじょう あゆむ)
…はぁ…はぁ…っ
気付いたら俺は走っていた
〜次回へ続く〜 (短くてごめんなさい)