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甘く乱れるかわいい俺の彼女。かわいい喘ぎ声を俺の下で泣きながらぐちゃぐちゃになってる。それが俺を煽る。けれど

そう、よく行為中にいやとかやだとか言うのだ。そう言いながら喘ぐやつも多いが、正直それを言われると不安になる

本当は嫌なのではないか？本当にやめてほしいのでは？行為自体はあんまり好きじゃないのか？俺に合わせてそういう事してくれたりしてるのか？

そんな疑問が頭を駆け巡る。求めてくれてると思っていたけど、本当はそんなことなくて俺に気を使って求めている、求めるふりをしているのだろうか

だからこうして、色々な理由をつけて少しすつ行為するのを、する時間を短くしていく。そうすることで、もう彼女が嘘ついてこんなことしないでいいように

授業中なのに平然と寝ている彼女。昨日もやっぱり体は辛かっただろうか。求めてるフリをしているなら尚更精神的にも辛いだろう。だからこそ眠くなってしまうのだろうか…

こう見えて俺は彼女のことが大好きだ。愛の言葉を伝えることはなかなかしないが、気持ちなら絶対負けてない。そんな絶大な自信がある

だからこそ、彼女が辛いと思うならこんなことはしたくない。俺は別に行為がなくても初兎が好きなのはもちろん変わらない。だからなくてもいい。お互い好きだということは変わりないだろうから、行為自体を辞めればいいと思った

嬉しそうに駆け寄ってきて抱きついてくる。あまり人前で抱き合うような性格じゃないから周りから変な目で見られそうだが…でも嬉しいから突き放せない

何となく言いたいことは分かる。というかこいつが誘う時はこんな感じ。直接は言わないけど、そういうのが目的だと感じさせる。それに俺が気付いてあげて家に招く。一連の流れ。けれど…

そう言って2人で学校を後にした

数日後 体育の授業にて

まろちゃんが行為してくれないんやけどなんでだと思う？

そんな相談はできない。だって行為がないだけで普通にキスとかはしているから。愛情がないわけではない

けれど最近めっきり行為をしなくなった。何故だろうか…。僕が下手くそ…？まろちゃんは気持ちよくなかった…？そんなことを毎日考える

りうちゃんの顔が近付いてきて髪の毛が首元に当たる。それだけで体が反応してしまう。ビクンっと跳ねる

えー！そんなことないよ〜！むぅ！と頬を膨らましながらりうちゃんに反論するイム君。そんなイム君をあしらいながらりうちゃんがこちらを向く

〜回想〜

放課後、教室にて

また別の日

Ifの自宅にて

彼の上に乗って、押し倒し、シャツをめくって見せつける。普段のまろちゃんならお誘いだって分かってくれる。少なくとも理性的に襲ってくれる。それに明日は学校もない。絶頂のチャンスだ。が、しかし

そんなことの繰り返しなのだ。結局抱いて貰えず、3週間程経っている。どうしたものか…

部活後、先生から荷物運びを頼まれ、少し遅れてしまった。しかも結構重い荷物だったから体が痛い。初兎にも先帰っててくれと伝えてたから、今日は帰りは1人だ

多分もう帰ってしまっただろう。初兎と行為をしてないから、なんだかキスだけだと寂しく感じでしまう。けれど、彼女に辛い思いを俺はさせないって決めてるから、これで充分だ

夕焼けの綺麗な光が廊下に差し込む。薄いオレンジ色の廊下はなんとも趣があるななんて呑気に考えていると…

軽く声が聞こえた。そっと近付くと…

なんだったんだろうか…そう思いながら教室のドアを開けようとするとカーテンがドアの窓に付けられていた。なんだろうと思い、カーテンを取ると…

教室に1人で喘いでいる。しかも珍しく、後ろもいじっているようだ。恐る恐るという感じだが…

りうらは初兎のために見張ってたのか？先生が来た時とか？言い訳できるように？それとも…

分からない。けれど…

俺だって男なのは変わりない

無言で初兎を襲おうとする。けれど少し涙目になって覚えてる初兎を見て手が出せなくなった

もうやめよう。ここまでにして、初兎を家に返そう。そう思って脱ぎかけた服に手をかける

もちろん、本当はぐちゃぐちゃにして、またあの可愛い初兎がみたい。けれど無理にそれをさせるわけにいかない

今日はなかなか引かないなと思っていると急に大きな声を出す初兎。すると大粒の涙を溢れさせボロボロと泣き出した

乱れたままボロボロと涙が頬を伝う。それを必死で手で拭っているその様子を見て、ふさわしくないが、綺麗だと思ってしまった。好きだと

その後俺がどうなったかなんて言うまでもないだろう

火照った頬に手を添えて、君にキスをする。このまま家に持ち帰って後処理をしてから、ちゃんと話をして、またこれからも一緒にいたいとちゃんと君に告げよう

そう思いながら俺は

君に愛の言葉を告げた

え、こいつもしかしてりうらと-hotoke-に後ろ弄られたん？は？あいつら許さねぇ

そうして少し奥に入れてみる。すると急激な快感に襲われて、顔がつき上がる。そう、これだ

まろちゃんのことを連想する。いつも言ってくること、してくること、声色、表情。全て思い出す

効果は絶大。さっきよりも感じやすいし、快感が強い。指が止まらない。もっともっとと求めていて、自分の指を締め付けているのがよく分かる

俺の事思い出したら指が止まらなくなるとか可愛いかよ。いや可愛かったわ。絶対本人には言わねぇけど。けれど

癪だと言えば焦ったような顔をしていた。俺どんなやつだと思われてるんやろ。だから何もしないと伝えると初兎安堵した顔をしている。安堵してる暇なんて初兎にはないのにな