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花の高校生活は 初日で終わりを迎えてしまった
さようなら青春
これからどうしよう ……
桜
他の生徒たちの笑い声とは反対に
入学式終わりの校門で 絶望しているのは私くらいだろう
千冬
千冬
千冬
うん
身長は152cmだし怪力でもない
私ではない確実に
千冬
…… どうやら私だったようです
桜
千冬
千冬
なんだろう 威勢のいいチワワのような人だな
千冬
千冬
千冬
千冬
消え入りそうな語尾が 言い慣れてない感満載だ
桜
桜
桜
千冬
千冬
千冬
千冬
桜
千冬
桜
桜
桜
千冬
千冬
桜
千冬
千冬
誤魔化すように えへへと頭を掻いている金髪君
その手骨は内出血を起こしていて 痛々しかった
桜
千冬
千冬
桜
千冬
千冬
千冬
まさかの同級生でした
桜
桜
千冬
千冬
千冬
桜
桜
ぎゅ ━━
私の拒絶なんてお構い無しに 手首を掴む松野君は とても楽しげな笑顔を浮かべていて
振り解くことを忘れるくらいに きらきらしてた
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竜胆
竜胆
竜胆
屋上から痛む頬を擦りながら 校門を見下ろしていたら
“ 花 ” と、あの女子が 仲良さげに話している姿が見えた
蘭
蘭
竜胆
竜胆
蘭
蘭
蘭
竜胆
蘭
蘭
力任せに握れば砕けそうなあの女を どうしてやろうかと考えながら
弟の肩を抱いた