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この物語はフィクションです
歌い手様のお名前を使っているだけで本人達とは関係ありません
また、長編です (タップ数700なんちゃら) それでもよければ見てってください
それでは、どうぞ…っ!!
ここは遊郭
寂しい人間が"愛"を求める場所
一夜限りの愛
寂しい人間はここで さまざまな男達と愛を紡ぎ
満たされていくのだった
urt視点
urt
おれはうらた!
自分で言うのもなんだがこの遊郭でいちばんの花魁である
urt
いつもはこんな話し方だが
スイッチが入ると自然と話し方が変わる、らしい
ある人から言われた
urt
urt
俺の出番は15分からのはず
urt
urt
俺は急いで着物を重ねる
そうして俺の1日が始まったのだった
urt
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ギリギリ間に合った…
sm
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目の前に紫髪の美しい男性が出てきた
urt
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俺はおもいっきり引いた目でしまくんを見る
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志麻くんは顔を真っ赤にしながら俺を追いかけてくる
urt
そうこうしているうちに出番が来たようで
???
と呼び出しがかかった
sm
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志麻くんに笑顔で手を振られる
urt
俺も笑顔で手を振り 部屋に入った
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urt
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そう言って口元を隠し静かに笑う
urt
そう言いながら静かに顔をあげる
すると
???
???
真っ赤な瞳を持った可愛らしい男性がいた
urt
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いつもなら目をそらしながら言うセリフだが
今日はこの男性から目が離せなかった
urt
いつもは聞かない言葉
聞いてはいけない言葉
お客のプライベートに入ってはいけない
でも気になって仕方がなかった
skt
skt
skt
…
そんなこと初めて聞かれた
俺は驚きながらも冷静に答える
urt
urt
urt
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ずっと見つめられて気が散っていたからつい私語を使ってしまった
urt
遊郭1の花魁が営業中に私語なんて…
みっともない…
俺が明らかに落ち込んでいると
skt
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坂田さんは微笑んだ
skt
skt
skt
…
そんなこと、初めて言われた
skt
urt
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俺は小さな声で問う
skt
最初は緊張していたように見えた坂田さんも
緊張が解けたようだ
skt
そんなキラキラした瞳で言われたら
商売だからって断れないじゃん…
urt
urt
urt
俺は初めてお客さんを呼び捨てした
呼んだ瞬間罪悪感に襲われたが
それと同時に
開放感に溢れた
skt
彼は笑顔でこちらを見る
ここで俺は着物を脱ぎ一夜の愛を紡いだのだった
urt
坂田が遊郭に来てから3日
俺の頭には坂田がいた
忘れられない
あの快感が、あの瞳が
あの髪が、あの身体が
urt
urt
坂田と過ごしたあの時間が
愛おしくて戻りたくてたまらない
花魁はお客にこんな感情を抱いてはいけないのに
俺は知らないうちに抱いてしまっていた
sm
sm
俺は無意識に答える
urt
…
ん?
urt
後ろには志麻くんがいた
sm
志麻くんはニヤニヤしながら俺を見る
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俺は自分のした失敗に後悔した
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sm
sm
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そういって俺の話も聞かずすぐに走っていった
urt
俺はため息をつきながら
少し期待してしまっている自分がいることに気づいた
urt
今まで散々恋をしてきた人達を見ていた
それを見て馬鹿らしいなんて見下していたのに
今は俺が恋に落ちている
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俺は坂田を思いながら空を見上げた
skt視点
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俺は空を見上げる
3日前の夜が忘れられない
あのうらさんとの夜を
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俺がいつまでたってもため息をついているので心配してくれたようだ
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思ってもなかった答えにセンラは相当驚いているようだ
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snr
snr
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俺はセンラにうらさんのことを話した
可愛くて面白くて綺麗な翡翠色の瞳をしていること
何より夜のあれがうまかったこと
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センラは目を大きくしながら聞いてくれた
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skt
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俺は遠くを見ながら呟く
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snr
snr
せんらが優しい目で俺に微笑みかける
せんらは優しい
俺はいつもそれに甘えてしまう
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そう言って俺は仕事に行った
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そうセンラが呟いたのも知らずに
snr視点
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そう坂田に頼まれて俺は隣国に向かっている
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俺はかれこれ5年間坂田に片思いをしている
なのに坂田はついこの前出会った「うらさん」という人に一目惚れをしてしまったらしい
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snr
言葉に出すと自然と涙が出てきてしまう
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そうこうしているうちにやっと人混みが見えてきた
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俺は泣いているのが人に見えないように走る
すると、
ドンッ!
???
snr
誰かにぶつかってしまったらしい
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snr
俺は手を差し伸べる
???
彼はたとうとした
でも、
???
足を捻挫してしまったらしく上手く立てない
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snr
snr
???
そう言って俺はその男性を連れながら店に入った
???
???
その男性はおしとやかに俺にお辞儀をした
snr
この華やかな衣装と髪飾りは恐らく花魁だろう
話を聞けば「うらさん」のことが分かるかもしれない
そう考えながら俺は男性の足を触る
足は腫れてしまっていた
???
男性は可愛らしい声を上げた
snr
俺はもしもの時用の湿布を足にあった
???
男性があまりにも赤面するのでつられて俺も赤くなる
???
snr
???
男性を助けてからかれこれ2時間以上は話している
あまりにも面白いので隣国にきた本来の目的を忘れて長話をしてしまった
この男性は「志麻」さんと言うらしい
俺の読み通り花魁だ
花魁ならなにか知っているかも、と思い話していたのだが
面白すぎて長話になってしまった
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sm
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そう言って志麻くんはお金を置き急いで店を出ていった
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俺は志麻くんを追って走っていった
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志麻くんよくあの着物でここまで走ってきたなあっ!?
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それだけ慌てていたのだろう
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そう言って俺は遊郭に入った
sm視点
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町であったセンラさんと話していたらいつの間にか出番の時間になっていた
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そう言って俺は自分の頬を強く叩く
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ガラララララ
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sm
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俺は丁寧にお辞儀をしながら顔を上げる
すると
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snr
snr
センラさんがいた
…ん?
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俺は驚きとときめきで声が裏返った
その瞬間分かった
俺はセンラさんに一目惚れをしたのだと
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sm
sm
夢か現実かわからなくなっている俺を見て
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と笑いながら話してくれた
そこで俺はセンラさんが隣国の人間だということを思い出す
sm
俺は「坂田」さんという人を聞いてみることにした
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sm
センラさんがコテンと首を傾げる
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っ!!!!!
いけないいけない
危うくキュン死するところだった
恋ってやばいな
俺これから心臓持つんやろか
そう思いながら本題を話す
sm
するとセンラさんが急に顔を赤くした
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ああ
センラさんはきっと
坂田さんが好きなんやな…
ズキッ
………痛い
胸が痛いよ…
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俺恋を知った瞬間失恋したんやなあww
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急にセンラさんが切ない顔をする
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そうして俺たちは情報を交換した
そこで俺たちふたりが気づいたこと
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2人で目を合わせる
それと同時にセンラさんが切ない目をしたのを俺は見逃さなかった
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無理して笑わんといて
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口に出てしまっていたようだ
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そう言って俺は笑顔を向ける
今の俺にはこんなことしか出来ないから
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たくさんたくさん
センラさんは泣いた
そんなセンラさんを見て
慰めることしか出来ない自分が
とてもみっともなかった
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傷心中に言われた言葉
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ついアホな声が出てしまう
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志麻くんはとても切なそうなめでこちらを見る
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さっきまでは坂田に届かないと感じとても苦しかった
淋しかった
でも、
今は違う
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これが僕の気持ち
僕が泣いてるあいだずっと背中を撫でてくれた
笑かしてくれた
僕はそんな優しい志麻くんに
惚れたんや
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志麻くんは今まで見たこともないくらい目を見開いている
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控えめに聞いてくる志麻くんが可愛すぎて
この人こそが俺の運命の人やな、と思った
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俺はお願いしますと言うついでに志麻くんにやさしいキスをする
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照れてる志麻くんが愛おしすぎて
俺まで赤くなったのは秘密
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志麻くんは職業でつちかってきたエロさを武器に俺を誘ってきたのだった
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大きな目で俺を写す彼
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センラくんは目を輝かせる
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俺は最初、ことばの意味が理解出来なかったが理解した瞬間真っ赤になった
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俺は思いっきりセンラさんを抱きしめた
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センラさんが苦しそうに笑う
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俺は思いっきり笑顔で言う
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俺が上目遣いで言うと
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と、せんらさんが真っ赤になった
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二人で計画を立てたあと
俺たちは2人に会うべく帰ることにした
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俺は仕事終わりにうらたさんにあのことを言うことにした
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今日は一段と疲れているようだ
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うらたさんはため息をついた
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うらたさんは相当疲れているようだ
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俺が笑顔で言うと
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うらたさんが犬のように食いついてきた
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sm
俺は男の俺でも惚れ惚れする優しさとかっこよさと可愛さと……(((殴
おっと、長くなってしまうところだった
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坂田さんっていうとお楽しみにならないからな…
あ、そうだ
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うらたさんは心底驚いた顔をする
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urt
sm
うらたさんの人の幸せを喜べるとこすごい好きだぜ…((殴
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sm
こうして俺はうらたさんを誘うことに成功した
snr視点
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かれこれ2時間以上は坂田を探しているのだが
どこへ行っても見つからない
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もう探せるところは全て探し尽くしたはず…
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俺はまだ探していないところに気がついた
それへ走っていくと
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ここは俺たちの秘密基地
辛いことがあったり暇な時があると2人ともよくここに来る
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坂田がボーッとしてたため聞いてみる
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坂田は隣国を指す
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小さい頃は隣国なんて興味がなかったから全然気づかなかった
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坂田が本題に戻す
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坂田のことだから暇だろう
もう聞かなくてもわかる
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ほらな
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冗談交じりに笑い合いながら
俺は坂田を誘うことに成功した
urt視点
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朝起きると目の前には着物がある
いつもの癖で着ようとすると
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そう思い普段着に着替える
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集合時間よりかなり早いが俺は志麻君家に行くことにした
コンコン
志麻くんの家の目の前に来たためノックをする
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すごく寝起きな感じの声が聞こえる
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髪がボサボサの志麻くんを見て本当に寝ていたんだなと分かった
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俺と志麻くんは彼氏さんとの待ち合わせ時間までゲームをしながら暇つぶしをした
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ついゲームに熱中しすぎておそくなってしまった
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そうして俺たちは家を出た
skt視点
コンコンコン
ドンドンドンドン
ガチャガチャ
ガチャ
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もう朝なのか?
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なぜ俺の家にセンラが!?
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snr
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センラは分かりやすくため息をつく
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snr
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センラはドヤ顔をする
この顔ウザイなあww
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俺はセンラの話を小耳に挟みながら着替える
ちょっとだけおめかしをして
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俺たちは家を出た
urt視点
集合場所に着いたがまだ相手は来ていない
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urt
え…
あれって
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2人は駆け寄ってお互いを見る
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snr
snr
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urt
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一方しまさかは…
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sm
sm
skt
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skt
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sm
urt
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うらたさんは目を輝かせ隣国の人混みの中に入っていった
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坂田がついていく
sm
snr
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そうして俺たちしませんはゆっくりと歩いていった
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何だこの天使…
今俺たちは二人でいる
センラが気を使って2人にしてくれた
こんな貴重な時間を無駄にはできん
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うらさんがさしていたのはネックレスだった
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何回か見たあと違うものに目がいったらしく違うところに行く
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俺はさっきうらさんが見ていたネックレスを手に取る
ちょうど赤と緑が残っている
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俺はうらさんにバレないようにネックレスを買った
urt視点
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坂田がストラップをさす
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坂田が違うところに行った時
俺はそのストラップを手に取る
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俺はルンルン気分でストラップを買った
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坂田が笑顔で言う
天使すぎる…
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俺は走って坂田の横についた
skt視点
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目の前では天使が俺に笑顔で話しかけてくる
もう可愛すぎる好きや…
俺がぼーっとしていると
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うらさんがうるうるしためで話しかけてくる
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俺が無意識に笑顔で話すと
うらさんの顔が真っ赤になった
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俺が笑顔で言うと
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うらさんが小さな声で言ったことを俺は聞き逃さなかった
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呼びかけても顔をまっかにしてこたえてくれないうらさんが愛おしすぎて
今しか言うタイミングは無いと思った
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最後の方は恥ずかしくてうらさんの顔が見れなかった
でも恥ずかしさだけじゃない
失うのが怖かった
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うらさんはないていた
初めて好きな人と両思いになれたらしい
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俺は信じられない事実に目を大きく開く
うらさんは笑顔で言った
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おれはうらさんを抱き抱える
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怒りながらもうらさんは笑顔で
俺はこの笑顔一生守ると誓った
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両思いになった今
俺は「あれ」を渡す
うらさんは不思議そうに後ろを向いた
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うらさんのくびには俺とお揃いのネックレスがついていた
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うらさんはまるで子供のように飛んでいる
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うらさんの笑顔が眩しくて
この人が彼氏だと思うと胸が熱くなった
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うらさんが笑顔でこちらを向く
あー可愛い…
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ここは平常心を保たないと
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俺は無言で手を出した
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俺の手の中にはSと書かれたキーホルダーがあった
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うらさんが照れながら自分のを見せる
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お揃い「なの」!?
女か!
可愛すぎるやんけ
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そう言って俺はUのストラップを貰う
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snr視点
snr
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snr
sm
こうして俺たち2カップルはいつまでも幸せに暮らしましたとさ!
ろれも
ろれも
ろれも
ろれも
ろれも
ろれも
ろれも
コメント
10件
好きです、最高。 やばい尊い
尊いです。はい。