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ゆあ
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ゆあ
俺が大切にしていたキーホルダーは窓から投げ捨てられた。
もはや、泣けなかった。
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ゆあ
俺の処女はこうして奪われた。
もちろん解かされてなんてなかったから、すごく血が出た。
痛くて、痛くて、沢山叫んだ。
ゆあ
ゆあ
汚されてしまった自分に吐き気がして、
何度も何度も吐いた。
目の前にある、自分が出した汚物を見てまた吐いた。
何回吐いても気持ち悪さが無くならなくて、
脳裏に焼き付いている苦い記憶を、簡単には消すことが出来なかった。
ゆあ
何度も自分に刃を突きつけて、何度も傷をつけた。
朝も、昼も、夜も、時間など関係なしに自分に傷をつけた。
自分の腕からこぼれ落ちる、赤い赤い血が、やけに綺麗に見えた。
この頃には、もう学校にも行けなくなっていた。
ゆあ
両親は何度も俺を怒鳴りつけた。
でも、だんだん音が聞こえなくなってきて、
なんて言ってるかわかんなくなっちゃった。
お父さんもお母さんも喧嘩ばっかり。
ごめんなさい、ごめんなさい、
仲良くしてよ、ねぇ、何回だって謝るから、ねぇ
唯一覚えてるこの言葉
何度も何度も聞いた言葉。
この言葉を聞く度に、俺の心は壊れていった。
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ぎゅっ
ゆあ
なお
なお
なお
ゆあ
なお
ゆあ
ぽろっ(涙
ゆあ
ゆあ
ゆあ
ぽろぽろっ(涙
なお
ゆあ
ぽろぽろっ(涙
なお
ゆあ
ぽろっ ぽたっ
ゆあ
なお
ゆあ
なお
ゆあ