君との記憶

君との記憶

主に桃青 地雷さん回れ右 本人様関係ない× 何でも許せる方のみ本編へ

ｷ ｷ ｰ ｯ ｯ ｯ！

ﾄﾞﾝ ｯ！

一瞬の出来事だった

YouTubeの収録が終わって、 ころんと喋りながら帰ってる途中、

突然1台の車がころんに 突っ込んできた

目の前の地面にころんが 苦しそうに顔を歪めて倒れた

最初は何が起きたか 分からなかった

俺は意味の分からないまま ポケットからスマホを取り出し 119番へと電話をかけた

その後すぐに救急車が来て この病院に運ばれ現在の状況に至る

お医者さんから言われた

「頭を強く打ったので 記憶喪失になっている可能性があります。」

そう告げられた時、 俺の体から力が抜けていくのが分かった

今までの活動の思い出も、 皆で過ごした日常も、 全て忘れてしまったら、

想像しただけで怖かった

もう少しだけ歩くスピードを 速くしていたら、近くのコンビニにでも寄っていたら、 こんな事にはならなかったかもしれない...

愛方を守れなかった自分が 申し訳ないし、情けない 守れなかった自分に腹が立つ

ころんが目覚めるまで ずっと俺は祈り続けた 俺達との記憶を忘れていませんように、と

静かにころんが目を開けた まだこの状況を理解出来ていない ように見えた

皆が一斉に名前を呼ぶ

るぅとが恐る恐る ころんに質問を投げかける

るぅとの顔がふわっと和らいだ

そう言いながら 俺に向けて指を指した

自然と瞳から一筋の涙が流れた

いや、信じたくないけど...冗談ではない、 ずっと何年もころんの隣にいるから分かる

ころんは本気だ

神様はなんて不平等なんだろうか

僕が目を覚ました時、 辺りを見回すとるぅとくん、莉犬くん、 ジェルくん、なーくん、 そして誰か分からない人が僕の事を心配そうに覗き込んでいた

先生の話によると、 とても大切な事を忘れてしまう記憶喪失らしい

ということは、あの人は 僕にとって1番大切な人なのだろうか？

莉犬くんは僕に 1枚の写真を見せてきた

その写真は僕とあの人との ツーショットだった

写真の向こうで楽しそうに笑っている

僕のスマホの写真フォルダを遡っていくと、 その人とのツーショット写真が山ほど出てきた

ゲームをしてたり、一緒にご飯を食べてたり、 色んな写真が出てきた

こっからの展開今もう思いつかないので

最近上げてないから適当にあげときます🙃

空白めんどくなったんでやめました