陽美ちゃん
陽美ちゃん
陽美ちゃん
本人様とご関係御座いません🙇 ⚠夢小説注意⚠ 口調注意です( ˊᵕˋ ;)
銀木犀の花は甘い香りで、 白く小さな星の形をしている
そして雪が降るように 音もなく落ちてくる
去年の秋
のあさんと気の真下に立ち、 花が散るのを長いこと見上げていた
気がつくと、 地面が白い星型でいっぱいになっていた
『これじゃもう動けない』
とのあさんは幹に体を寄せ
『2人で木に閉じ込められた』
そう言って笑った
_______ガタン!!
えとさん
びっくりした。
去年の事をぼんやりと思い出していたら 机にいきなりゆあん君がぶつかってきた
ゆあん君は振り返ると、 後ろの男子に向かって怒鳴った
ゆあんくん
自習時間が終わり、 昼休みに入った教室はガヤガヤしていた
私はゆあん君を睨んだ
えとさん
ゆあんくん
ゆあん君はサッカー部の誰かと いつもふざけてじゃれ合っている
そして、ちょっとしたこづき合いが 高じてすぐに本気の喧嘩になる
えとさん
塾のプリントをゆあん君は 私の前に差し出した
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
えとさん
えとさん
なんでゆあん君は私に絡むのか
なんで同じ塾に入るのか
なんでサッカー部 なのに先輩のように 格好良くないのか
えとさん
隣の授業も終わったらしく 椅子を引く音がガタガタ聞こえてきた
えとさん
ゆあんくん
私はゆあん君を押しのけるようにして 立ち上がると廊下に向かった
こっちは
えとさん
今日こそは仲直りすると決めていたのだ!
はられるポスターや掲示を眺めるふりをしながら
廊下でのあさんが出てくるのを待った
のあさんとは中学に上がっても
ずっと
『親友』
で居ようと約束をしていた
だから春の間はクラスが違くとも
必ず一緒に帰っていた
それなのに、何度か小さな
『擦れ違い』
や
『誤解』
が重なるうち
別々に帰るようになってしまった
お互いに
『意地』
を張っていたのかもしれない
お守りみたいなビニール袋を 上からそっと撫でた
中には銀木犀が入っている
もう香りは無くなってしまってるけど 構わない
去年の秋この花で何かに挑戦しよう と言ってそのままになっていた。
香水は無理でも試しに石鹸を作ってみよう!!
そして、秋になったら新しい花を拾って
それで、ポプリなんかを作ってみよう!!
そう誘ってみるつもりだった...
のあさんだって私から言い出すのを
きっと
きっと
待ってるはずだ!!
のあさんの姿が目に入った 教室を出てこちらに向かっている
その途端......
えとさん
えとさん
えとさん
えとさん
えとさん
陽美ちゃん
陽美ちゃん
陽美ちゃん
陽美ちゃん
陽美ちゃん
陽美ちゃん
87タップお疲れ様です!!
コメント
4件
!!!国語のあれやないか!!!