テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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キミとなら＿＿。

第13話 - 12

834

2025年03月03日

#怪獣8号

#怪獣8号夢

#しょしんしゃまーく🔰

霜月@

月花莉音

呪われとは黒瀬さんがでっち上げたんですよね

黒瀬

…はっ、そんなわけは無いだろう？

月花莉音

遥か昔、鎌倉時代の話です

月花莉音

その時代でもなお、月花の一族は名を馳せていた

月花莉音

そしてそこにぼくと同じ髪色のものが産まれたんです

月花莉音

その子は剣術に長けており、

月花莉音

天才と呼ばれていた

月花莉音

そしてその子はぼくとちがい、

月花莉音

神の子として崇められていた

月花莉音

違いますか？

黒瀬

そんなこと知るわけないだろ？

月花莉音

いえ、貴方は月花家の資料などの管理をしていた

月花莉音

月花家の歴史なんて知り尽くしているでしょう？

黒瀬

…ﾁｯ､

月花莉音

月花を継ぐことができた父さんに嫉妬してたから

月花莉音

こんなことをしたんですか？

黒瀬

お前にｯ、何がわかるんだよ！！

黒瀬

お前みたいな！子供にｯ！！

有江

子供に掴みかかるのはよせｯ！

月花莉音

…よっ、

黒瀬

ぁ、っ゛、

有江

ぉ~、綺麗に投げ飛ばされましたね

有江

若、お怪我はありませんか？

月花莉音

若と呼ばなくて結構です

月花莉音

それは兄さんに使うものでしょう？

有江

いえ、あの時守りきれませんでしたから

有江

私が守れていたらこんなことにはなりませんでしたし

黒瀬

何するんだよ、ｯ！

月花莉音

…背負い投げ？

黒瀬

あの出来損ないの子供のくせに！

黒瀬

自らを犠牲にして家のことも考えなかった！！

月花莉音

…父さんは、ぼく達を守ってくださいました

月花莉音

大型怪獣に怖気付いて住民を守れなかった

月花莉音

あなたよりはマシかと

黒瀬

今まで誰の金で飯食ってきたｯ？！

月花莉音

お金は全て父さんのでしょう？

月花莉音

あなた達が暮らした金は父さんのものです

月花莉音

それに引き取ると言って聞かなかったのはあなたです

黒瀬

うるせぇっ！

ﾊﾞﾀﾝｯ

月花莉音

はぁ~、

有江

立派に成長なさって、

月花莉音

有江さんもありがとうございました

月花莉音

兄さんのこと、ちゃんとみてもらって

有江

いえ、月花につかえるのが私共の家業ですので

有江

今だけは、あなたの親戚で居ていいですか、

月花莉音

…えぇ、

有江

はぁ~、本当によかった、

有江

18になるまでに居なくなっていたら、

有江

君の父さんに合わせる顔がなかった…ｯ

月花莉音

もうずっとそのままでもいいんですよ？

有江

まだあなたの祖父は健在ですので

月花莉音

そうですね、近々顔見せに行きます

有江

はい！きっと喜ぶことでしょう！

有江

それでは私はこれで

月花莉音

今日はありがとうございました

黒瀬

はぁ゛？

月花莉音

ん、

亜音

莉音を呪われと呼ぶのはおやめ下さい！

黒瀬

そんなこと俺の勝手だろ！

亜音

莉音、は、今までずっと苦労してきました、

亜音

これからもその重荷が降りることは無いです、

亜音

だからこそ見守っていくのが私たちの役目ではありませんか

黒瀬

2人揃って生意気な…ｯ！

亜音

…ｯ……

月花莉音

馬鹿じゃないんですか、

黒瀬

ぁ゛？

月花莉音

現当主を殴ろうとするなんて、

亜音

莉音…大丈夫、？

月花莉音

一族の恥晒しです

月花莉音

このことは祖父に伝えます

月花莉音

さっさとお帰りください

黒瀬

ﾁｯ､

亜音

莉音ｯ、ごめん、俺のせいで

月花莉音

大丈夫、大したことない、

月花莉音

てか、保科副隊長は？

亜音

まだ資料室にいるはず、

月花莉音

わかった、行ってくるから

亜音

俺もついて行くよ、倒れたりしたら大変だし

月花莉音

あれ、

亜白隊長から収集かかった行っとくからな

月花莉音

スマホ忘れたんだった

月花莉音

無駄に字綺麗…

亜音

急いで行かないとなんじゃないの？

月花莉音

うん、今日はありがと

亜音

おう！もう1人じゃないんだからな？

月花莉音

わかってるって

月花莉音

殴られたとこ地味に痛いし、

月花莉音

急がな、

月花莉音

月花莉音、現着

月花莉音

うわぁ~、めんどくさい奴しかしない

月花莉音

小此木さん、全体はあと何分くらい保てそう？

小此木

押されているので早めがいいかと、

月花莉音

了、

月花莉音

スーツあっためて楽しみたかったんだけど

月花莉音

仕方ないか、

月花莉音

ふぅ~、

ぼくは銃での戦闘が弱い

全く使えないという訳でもないが

一般隊員以下とも言える

だから幼い頃から叩き込まれた

刀剣を使う

元々は月花流討伐術を途絶えさせないように

覚えさせられたけど

こんな所で役に立つとは

保科

今日もお手柄やなぁ

月花莉音

お疲れ様です

保科

亜白隊長が基地に戻り次第来いとのことや

月花莉音

了

月花莉音

失礼します~

亜白

せっかくの休みだったのに、すまないな

月花莉音

問題ありません

月花莉音

なんの御用でしょうか

亜白

もうすぐ新人隊員の育成が始まる

亜白

そこで莉音には指導員をやってもらいたいんだが

亜白

頼めるか？

月花莉音

了、

亜白

これが新人隊員の名簿になる

月花莉音

ありがとうございます

：：：黒瀬叶：：

月花莉音

黒瀬…

亜白

知り合いか？

月花莉音

まぁ、そんなとこですかね

亜白

明日からさっそく始まるからしっかりな

月花莉音

わかりました

月花莉音

失礼します

( 主˙꒳˙ )‪

ぇ~、投稿遅なって本当に申し訳ないです

( 主˙꒳˙ )‪

まぁ、うん、

( 主˙꒳˙ )‪

莉音くん描いてたから小説書くん忘れとった

( 主˙꒳˙ )‪

それじゃの(o・・o)/

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝書き終わり次第

キミとなら＿＿。

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