るな
るな
読み方
さとくんの心情
状況説明
るな
ご気分害される表現が入ってるので十分注意してください。
通報泣く
るな
これはあのリズムが無くなる3年前、いや、リズムが聞こえる1年前、が正しいかな。
ドンッ
慧魅
パッ(慧魅が見上げる)
慧魅
李獹
慧魅
体が竦む。全身が凍りついたかのように動けない。
ゲシッ
慧魅
慧魅
李獹
ガコンっ
いつまで続くのだろうか。 痛覚も自分が今何をしているのかさえも分からない。
鄒兎
慧魅
李獹
グイッ
李獹
慧魅
元々はこんな関係じゃなかったのに、
この時の心模様は何も感じれない、霧だった。
それから俺は自分自身を殺さないための方法を見つけた。
ザクッ
手首から流れる薔薇色の液体。 とても綺麗で俺から出てくるものとは思えない。
その時だけは俺自身の至福のひとときだった。
唯一自分を思いやれる、自分という存在を肯定できる時間だった。
慧魅
そう、明日、この儀式が誰かにバレてしまえば俺の人生は終わってしまうかもしれない。
そんなところまで追い詰められていた。
彼らの遊びは俺の外側から内側まで蝕んでいくような遊びだった。
冬はプールに沈められ、綺麗な星が見えかけた。
李獹
鄒兎
慧魅
呼吸ができない以前にプールの水が俺の心の傷にしみてそっちの方が痛かった。
俺の唯一の楽しみの代償がここでこんなことになるなんて。
それから楽しみをやめようと思った。 だが彼らが蝕んでくる。俺の体をどんどん食べ尽くして、なくなってしまうんじゃないかと思うとなかなか辞められなかった。
夏、夏は彼らの調理実習の季節。
李獹
慧魅
鄒兎
ジュッ
夏は俺の心をえぐりとって食べる季節。 まだこの頃は始められたばかりで痛覚はあったんだ。
そして遂にバレた
李獹
慧魅
俺の楽しみが、見つかった。
李獹
慧魅
李獹
鄒兎
慧魅
「俺らの遊ぶ場所が少なくなるから。」
そうだ、俺、この人たちの玩具なのに、玩具の意味をなくしちゃ、ダメだ。
慧魅
鄒兎
李獹
もちろん、俺を支えてくれる大切なご主人様。
慧魅
李獹
鄒兎
慧魅
李獹
慧魅
あぁ、どんどん壊れていく。
誰かこの血沼から救い出して。
こんなゴミを、救い出して。
コメント
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フォロー失礼しますm(*_ _)m
フォローと連載ブクマ失礼しますm(*_ _)m