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ここあ
ここあ
ここあ
ここあ
優
亜姫
BLです
創作です
はじめてあきにあったのは
寒い高1の冬だった
先生
先生
もう慣れたメンバーと慣れた先生
いつもどうり騒がしい教室
優
先生
亜姫
亜姫
女の子のような名前
透明感のある肌
完全に女の子だと思った
先生
先生
亜姫
選ばれたのは僕の横の席
窓際の1番角で隣がいなくて
なるべく人と関わりたくない僕には
最高の席だった
亜姫
笑った時に見える八重歯
ますますこの子に惹かれていく
優
亜姫
優
亜姫
優
亜姫
亜姫
優
頭がこんがらがる
たしかに髪は短かった
よくみるとガタイもいい
優
亜姫
亜姫
優
先生
一気に彼に人が集まる
たった1人僕を見つけて話しかけてくれた
面白いって言ってくれた
なんだか取られるような気がして
苦しかった
亜姫
みんな
みんな
亜姫
みんな
亜姫
所詮僕のみんなは違う
生まれた頃から
2600gで生まれた僕
みんなよりすごく小さくて
未熟児と呼ばれた僕は
お母さんに沢山迷惑をかけた
僕が産まれる前
お母さん
お母さん
お父さん
お母さん
お母さん
お父さん
お母さん
お父さん
お父さん
お母さん
お父さん
お父さん
お母さん
お母さん
それから僕のお母さんは1人でうむことを 決意したらしい
お父さんは実の嫁にこのことを話して
離婚することになったとか
昔から僕はみんなと違かった
お母さん
お父さん(新)
お母さんが結婚した
優
お母さんは遅くまで働くことが多かった
お父さんが朝から午後まで働き お母さんが夜勤に行く生活をしていた
お父さん(新)
優
優
優
お父さん(新)
お父さん(新)
優
お父さん(新)
お父さん(新)
お父さん(新)
何故か鳥肌が立った
お父さんのことは好きだったはず
そこからというもの
夜にいつも性虐待をされるようになった
お父さんはこれを躾やお勉強と言っていた
ある夜のことだった
いつものように震えながら寝室へはいる
お父さん(新)
お父さん(新)
優
お父さん(新)
いつもより酷かった
痛くて痛くて怖くて
泣きさげぶ僕を見て 満足気な顔をするお父さん
その時だった
お母さん
お父さん(新)
お母さんが帰ってきた
いつもより帰宅が早かったのか
いつもより長かったのか
お母さん
お父さん(新)
お母さん
お母さん
優
安心して泣き叫んだ
止まらない涙と
これからどうなるのかという恐怖
そんなことを考えてる間に
お母さんがお父さんを強く叩いた
お母さん
お母さん
お母さん
舌打ちをしながら出ていくお父さん
その後夜中だったのも安心したのもあり すぐ寝てしまった
だから僕はみんなと経験も何もかも違う
亜姫
亜姫
優
優
ぼくが亜姫ちゃんと話したばかりに
みんなの視線が僕に集まる
恐怖でしか無かった
早くなる鼓動と呼吸に
いち早く気づいてくれたのは
亜姫
あきちゃんだった
みんな
優
優
亜姫
優
亜姫
亜姫
亜姫
亜姫
亜姫
亜姫
亜姫
優
優
優
亜姫
亜姫
亜姫
優
優
優
亜姫
亜姫
亜姫
亜姫
優
優
亜姫
亜姫
いつの間にか呼び捨てされていて
誰よりも話しやすくて
誰といるより流れている時間が早く感じた
ずっと大好きだった亜姫と付き合えた
亜姫
優
亜姫
優
男同士で付き合うって
そんな僕たちももう高校3年生
嬉しくてたまらなかった
ほんとにあったんだ!
優
亜姫
優
不安しかないけど
亜姫となら大丈夫
そう言い聞かせた
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