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俺はメンバーの1人に恋をしてる。
大好きで大好きでたまらない。
でも、恋のライバルがものすごく近くにいる。
直弥
永玖
颯斗
直弥
颯斗
もうわかったでしょ?
俺の好きな人は、同じグループの高尾颯斗。
でも、永玖も颯斗のことが好き。
だからいつも2人で競って颯斗の取り合いをしてる。
永玖の方が積極的で、いつも取られちゃうけど、今日は頑張るって決めた!
永玖、いつも独り占めしてるんだから今日は譲って…?
ーガチャ
哲汰
大きな音を立てて楽屋に入ってきたかと思えば、哲汰が叫ぶ。
颯斗
直弥
颯斗
永玖
颯斗
直弥
永玖が、颯斗の腕を取り引っ張っていく。
直弥
楽屋を出たところで、颯斗のもう片方の手を掴みながら、永玖に伝える。
永玖
少し強気に言われれば、言い返すことが出来ない。
颯斗
ガラス張りの所へつき、3人並んで虹を見る。
颯斗
永玖は結構積極的に好き好きくるけど、 なおくんはそんなこと無かったから、 今日はすごい珍しかった。
なおくんがいつも一歩引いて好きって伝えてくれてたから、2人が衝突することはあんまなかったんだけどな。
……仕事終わり
直弥
直弥
直弥
昔は、永玖と仲良くて、大事なメンバーで。
でもいつの間にか、同じ人を好きになって。
邪魔な存在、そんなふうに考えるようになってた。
永玖のことは尊敬してるし、俺にとって弟みたいな存在だ。 だからそんなこと思いたくないのに。
そんなことを考えてた次の瞬間、、
直弥
俺は意識を失った。